日々雑感

2014年9月の日記

2014年9月30日(火)

王座戦第3局が行われ,豊島七段が羽生王座を破り,1勝2敗としました。横歩取りの難解な将棋で,並べ直しても全く理解でいない高度な内容。豊島七段の実力が如何なく発揮された好局だと思います。豊島七段としては,次局は先手番なので,しっかりと作戦を練って挑みたいところ。次局も最先端の戦いになると思うので,注目したいと思います。

今月の詰パラの解答を送りました。上級7手詰までこなすのが精一杯。最後まで残っていた問題は,これだけはあり得ないと思っていた筋が正解。詰将棋の奥の深さを改めて感じました。既に10月号も手元に届いているので,来月こそはもっと長い手数の問題まで解けるよう頑張りたいと思います。

2014年9月29日(月)

いよいよ今季のプロ野球も大詰め。パ・リーグは優勝チームが決まらないまま残り5試合を切り,稀に見る接戦となっています。今日は2位オリックスが勝ち,首位ソフトバンクとは0.5ゲーム差。マジック消滅後,勝てない試合が続きましたが,今日のような厳しい試合を勝ったのは大きいと思います。直接対決の残る1試合は10月2日の予定。ソフトバンクは,この試合に勝てば優勝ですが,果たして。球史に残る熱い戦いを期待しています。

詰将棋パラダイス10月号が届きました。まだ9月号を解き終えていないので,プレッシャーが掛かります。このところ,毎月のように解答を間違えており,今月も全問正解者に名前のないところがありました。難題が多いとはいえ,手数が1ケタの問題を間違えてはいけませんね。おそらくタイプミスもあると思うので,来月からは余裕を持って解答できるよう頑張りたいと思います。

2014年9月28日(日)

NHK杯戦の橋本八段-郷田NHK杯を観戦しました。戦法は,橋本八段の向かい飛車。角道を止めない向かい飛車は居飛車党にとって相当の難物で,個人的に有力視している形です。結果的に郷田九段が角道を止め,橋本八段が先攻。難しいねじり合いが続きましたが,思い切りよく踏み込んだ橋本八段が寄せ切り,快勝となりました。橋本八段らしい筋の良い捌きがとても勉強になったので,近いうちに並べ直したいと思います。

宮城谷昌光著『湖底の城 第五巻』を購入。発売は少し前だったのですが,いろいろ立て込んでいて遅くなってしまいました。この前に買った,同じく宮城谷先生の『三国志外伝』に手を付けられていない中,積読状態にならぬよう頑張らねばなりません。ハードカバーの本を持ち歩くのは気が乗らないのですが,通勤時間に読むことも視野に入れたいと思います。

2014年9月27日(土)

所用があり,妻と津田沼へ行きました。ここは上京して初めて住んだ土地。時間があったので,住んでいた家の近所などを散歩しました。市川に慣れてしまったのもありますが,全体的に建物が大きいうえに間隔も広く,歩くのが大変。住んでいた当時は20代だったので苦にしませんでしたが,この歳になるとキツいものがありますね。良い運動になったので,これからも機会があればたまに訪れてみたいと思います。

大相撲秋場所14日目が行われ,12勝1敗で並んでいた白鵬関と逸ノ城関の直接対決がありました。注目していた一番でしたが,結果的には白鵬関が完勝。力の差を見せつけた格好となりました。逸ノ城関も決して弱くはありませんが,白鵬関に勝つにはもう少し時間が掛かりそうですね。とはいえ,明日の結果次第では優勝決定戦もありうるところ。明日も大相撲の時間を楽しみにしたいと思います。

2014年9月26日(金)

大相撲秋場所13日目が行われ,逸ノ城関が横綱の鶴竜関を破り,史上最速での金星達成となりました。立ち合いで注文を付けたのはどうかという声もありそうですが,力の差を考えると,勝つにはこれしかなかったと思います。あすはいよいよ横綱の白鵬関との対戦。同じ手は通じないと思うので,どのような工夫を見せてくれるか注目しています。

プロ野球セ・リーグで,読売巨人軍が3年連続の優勝を果たしました。シーズン終盤までもつれた1年でしたが,最後は地力の差が出たと思います。悔しいですが,今年も力負けだったと言わざるを得ません。もちろん,クライマックスシリーズは短期決戦ですし,何が起こるかわからない。今季は阪神タイガースとの相性が悪く,ファーストステージから心配な面はありますが,しっかり準備をして来たるべき決戦に備えて欲しいと思います。

スーパーグローバル大学の選考結果が発表されました。この事業自体にはさほど興味はないのですが,結果は大きな意味を持つと思っています。というのも,ここで選ばれた大学には,おそらく他の研究予算等についても,優先的に配分されると予想されるためです。理系の実験系は,予算がないとどうにもならない面があり,結果に注目していました。幸いにして母校の広島大学は選ばれたようなので,よりレベルの高い研究ができるような体制作りを目指して欲しいと思います。

2014年9月25日(木)

王位戦第7局2日目が行われ,羽生王位が木村八段を破り,4勝2敗1持将棋で防衛を果たしました。封じ手以降,羽生王位の攻め,木村八段の受けという棋風通りの展開となりましたが,矢倉らしい細かい攻めをつなげた羽生王位の完勝と言って良い内容だったと思います。木村八段としては残念な結果となってしまいましたが,老け込むにはまだ早い。捲土重来を期待しています。

大相撲秋場所12日目では,新入幕の逸ノ城関が大関の豪栄道関を撃破。あすはいよいよ横綱の鶴竜関との取組となります。大関陣の成績を見る限りでは,13日目に同じく横綱の白鵬関との取組も考えられるところ。期待の大型新人の力がどこまで通じるのか,明日の取組も楽しみにしたいと思います。

2014年9月24日(水)

王位戦第7局が始まりました。羽生王位の先手番で始まった対局は相矢倉に。羽生王位は勝負の一局で矢倉を選ぶ傾向があり,ここで決めるという意思を感じます。1日目は,羽生王位が前例の少ない手を選んだのに対し,木村八段が強く受けに回った局面で封じ手に。端が受けにくく,一目は先手持ち。木村八段の受けの好手が出るのか,明日の進行にも注目したいと思います。

イオンがダイエーの完全子会社化を発表しました。盛者必衰とはいえ,昭和の時代を彩った企業の凋落には一抹の悲しさを覚えます。最寄の市川駅前にもダイエーがあり,生活にも密着した話題です。首都圏のダイエーは食品スーパー化するそうですが,市川駅前は日用品を扱う店が少なく,無くなると困りそう。これからどのように変わっていくのか注目しています。

2014年9月23日(祝)

プロ編入試験第1局の宮本四段-今泉アマが行われ,今泉アマが宮本四段を破り,幸先の良い勝利を挙げました。中盤までは宮本四段が指せそうでしたが,ねじり合いになって今泉アマが底力を発揮。プロを力でねじ伏せるという,アマチュアとは思えない勝ち方でした。これほどの腕力を見せられると,プロ編入試験を受けるのも頷けます。次局に勝利すれば,プロ入りが大きく近づくハズ。これからも好局を期待しています。

今日は久しぶりにゆっくりしました。このところあまり調子の上がらない日が続いていたので,今日はしっかり休もうと思ったのです。何をするにも,体調が悪くては勝負になりません。今週も残りあと3日。しっかり調子を整え,明日からまた頑張りたいと思います。

2014年9月22日(月)

新しい戦術を思いつきました。相手の戦法を問わず,すべて右玉で戦ってみます。こちらから手を作っていくのが難しい形ですが,対居飛車の右玉は高校~大学にかけての得意戦法。対振り飛車のコツさえつかめれば,序盤からリードできる気がしています。まずは1カ月ほど実戦と研究を重ね,モノになりそうか見極めたいと思います。

明日はいよいよ,今泉アマのプロ編入試験第1局です。対戦相手は宮本四段。互いに振り飛車党だけに,序盤からいろいろな駆け引きがあるものと思います。注目は振り駒。1局ごとに先後が変わる方式なので,先手番が2局になるか3局になるかは大きな違いがあります。今泉アマにとってはこれ以上ないチャンスだと思うので,頑張りを期待しています。

2014年9月21日(日)

社団戦団体個人戦は3敗1不戦勝。途中で帰った人がいたため全敗は免れましたが,悔しさの残る1日となってしまいました。負けた3局は,いずれも序盤は指せそうでしたが,中終盤で失速。特に2敗目の将棋は,角の丸得から逆転されるという,有り得ない内容でした。ここ1~2年,自分の将棋がダメになりつつあると感じていましたが,ここまでとは。気づくのが遅すぎました。

今日のような将棋では,どんな戦法をやっても負ける気がします。時間は掛かるかもしれませんが,土台から作り直さねばなりません。序盤はなるべく研究で乗り切り,不安のある中終盤に時間を残せるようにしたい。そのためにも,まずは軸になる戦法を決め,徹底的に追究したいと思います。

2014年9月20日(土)

髪を切ってきました。汗っかきなので,サッパリ短く。家の近所のお店なのですが,いつも迷いなく短くしてくれるので気に入っています。急に短くなったので,気をつけないと風邪を引きそう。放っておいても乾くと油断せず,風呂上がりは早めに乾かすようにしたいと思います。

明日はいよいよ社団戦の団体個人戦です。お世辞にも準備が万端とは言えませんが,調子は悪くありません。昨年は1勝3敗と全くチームに貢献できなかったので,今年は何としてもたくさん勝ちたいところ。2006年以来の4連勝を目指して頑張りたいと思います。

2014年9月19日(金)

世界中が注目したスコットランドの住民投票ですが,独立反対派が勝利し,イギリスに残ることになりました。住民投票に敗れた独立派ですが,結果的に自治権の拡大などを勝ち取り,それなりの成果はあった戦いだったと思います。住民の方々にとっては難しい選択だったと思うので,対立の火種にならないことを祈るばかりです。

妻が帰ってきました。こんな書き方をすると家出されていたかのようですが,単に旅行に出掛けていただけです。妻が居なくても,生活はいつも通り。それだけ,他人から影響を受けない人間なのだと思います。実家の家族で将棋を本格的にする人もいませんし,クラシックが好きなのも私だけ。今さら,自己中心的な性格が直る訳もないので,周りの人になるべく迷惑を掛けない生活を心掛けたいと思います。

2014年9月18日(木)

仕事で気象庁へ行きました。実際の予報業務をしている場所なども見学でき,たいへん面白かったです。交代制とはいえ,年中無休,24時間体制での予報は大変そのもの。苦労は絶えないと思いますが,今後もより精度の高い予報をめざして欲しいと思います。その後は直帰だったので,気象庁から東京駅まで散歩。20分くらいでしたが,運動不足の私にとってはちょうど良い距離でした。また機会があれば,是非行きたいと思います。

王座戦第2局が行われ,羽生王座が豊島七段を下し,2連勝となりました。豊島七段の先手で始まった対局は角換わりに。豊島七段がわざと手損し,前例とは少し異なる形となりました。私には手損の意味がさっぱりわかりませんでしたが,感想戦の記事を読む限りでは,得になる変化もあった模様。将棋の難しさを改めて感じました。このところ,角換わりは進化しすぎてついていけませんが,機を見てしっかり研究したいと思います。

2014年9月17日(水)

今日はノー残業デーでした。この日だけは,仕事が少々残っていても,帰ることにしています。早く帰宅しても,野球中継を聴きながら将棋を指すくらいなのですが,それでもリフレッシュにはなります。社団戦の団体個人戦まであと4日。久しぶりの大会で既に気が昂ぶっているので,勢い余って手が滑らないよう気をつけたいと思います。

先に述べた野球中継ですが,今日のカープは残念すぎる内容でした。既に23年ぶりの優勝は厳しくなっていますが,CSに進出してもジャイアンツと勝負になる気がしない試合だったと思います。チャンスをことごとく潰すカープ打線に対し,ジャイアンツ打線はここぞという場面での勝負強さが光りました。CS進出はほぼ間違いないと思うので,残り試合では,疲れの見える中継ぎ陣を休ませるなどの工夫を期待しています。

2014年9月16日(火)

社団戦団体個人戦のエントリーを済ませました。今年はほとんど参加できておらず,久しぶりの参戦となります。もちろん団体戦に出られた方が良いのですが,負けられないというプレッシャーは想像以上。久しぶりの大会ということを思うと,個人戦がちょうど良い気もします。もちろん,気楽に指せるからと言って負けるわけにはいきません。チームも昇級を狙える位置にいあるので,4連勝を目指してギリギリまで調整したいと思います。

少し風邪をひきました。熱もありませんし,鼻水が少々出る程度ですが,こんな症状すら久しぶりです。それほど丈夫な方ではありませんが,健康にだけは気をつけているので,会社に行けなくなるほど酷くなることは滅多にありません。とはいえ,季節の変わり目で体調を崩しやすい時期なので,これ以上ひどくならないよう気をつけたいと思います。

2014年9月15日(祝)

NHK杯の小林裕七段-谷川九段が行われました。戦型は,後手となった谷川九段の横歩取り。中盤で小林七段にミスがあり,谷川九段の光速の寄せが炸裂したかに見えました。ところが,何をやっても勝ちという局面になって迷いが出たのか,谷川九段が迷走。手の流れがおかしく,逆転かと思わせるところまで追い上げられました。最終的には谷川九段が逃げ切りましたが,あの将棋がここまで際どくなるとは思いませんでした。

夕方からは大相撲を観戦。期待の大型力士照ノ富士関と横綱鶴竜関との一番に注目していました。立ち合いは互角に見えましたが,鶴竜関の右腕を照ノ富士関がうまくたぐり,最終的にはバンザイの形に。勝負あったかに見えましたが,照ノ富士関が前に出たところで鶴竜関の渾身の首投げが決まり,逆転勝ちとなりました。

両者を振り返ると,勝負事は最後までわかりませんね。私自身,全国クラスの強豪を相手に必勝形になりながら,逆転負けを喰らったことが何度もあります。優勢になりすぎると平常心を保てなくなるのは,各競技のトップクラスの選手でも同じなのですね。勝負の怖さを改めて知った一日でした。

2014年9月14日(日)

今日のニュースによると,日本人の4人に1人以上が65歳以上,8人に1人が75歳以上だそうです。冷静に考えると,凄い数字ですね。労働人口に占める割合も10%を超えているそうで,定年でリタイアする人生とはなかなかいかない模様。まだまだ先の話ですが,私が高齢者になる頃の日本はどうなっているのでしょうね。考えさせられるニュースでした。

居飛車党に戻って2日目ですが,徐々に上昇気流に乗ってきました。少しもったいない将棋もありましたが,全体的には粘っこく指せている気がします。苦手な戦型も多いですが,振り飛車で居飛車穴熊を相手にするよりはよっぽど楽しいですね。久々に将棋に取り組む時間が取れているので,明日も頑張りたいと思います。

2014年9月13日(土)

振り飛車を断念しました。棒が折れるのは何度目かわかりませんが,この戦法は私には無理な気がします。たまに指す分には気分転換になって良いのですが,主力戦法にするのは難しいですね。いろいろ理由を考えたのですが,将棋のつくりが私に合わないとしか言いようがありません。

たとえば,盤面を左右反転させて考えたとき,三間飛車や四間飛車は,通常の居飛車より損をしているようにしか見えません。これは振り飛車に限ったことではなく,対振り飛車の居飛車急戦も,信じられないようなひどい形です。これで勝つのは難しいと思い,少し前に封印してしまいました。一方,居飛車穴熊や相矢倉,角換わりなどは,反転させても美しい。私にはこちらの形が合っている気がします。

居飛車党復帰後,将棋倶楽部24のレーティングも急上昇。やはり,自分に合わないことをやってもダメですね。居飛車は研究勝負の面もあり,年々厳しくなっていますが,頑張るしかありません。時間も厳しいですが,地道に頑張りたいと思います。

2014年9月12日(金)

久しぶりに将棋倶楽部24でたくさん指しました。結果は2勝5敗と散々でしたが,平均手数は135手と,非常に粘り強く指せていると思います。ただ,140手を超えた4局ですべてで敗れており,粘って盛り返してからの攻撃力が課題ですね。社団戦団体個人戦まではまだ1週間の猶予があるので,しっかり調整したいと思います。

今週末は久々の3連休です。溜めこんでいる用事も多いので,1つずつしっかりこなしていこうと思います。まずは,しっかりと休息を取り,来週へ向けて備えなくては。今日は将棋を指し過ぎてやや夜更かし気味なので,明朝は疲れが取れるまでしっかり寝たいと思います。

2014年9月11日(木)

王位戦第6局2日目が行われ,木村八段が羽生王位を降し,対戦成績を2勝3敗としました。昨日の時点で類型の無い戦いとなっていましたが,今日の展開もまさに力と力のぶつかり合い。木村八段としては,こういう将棋を勝てたのは非常に大きいと思います。本譜の寄せは控室でもすぐには気が付かなかった絶妙の順で,羽生王位のお株を奪うような内容でした。次局も木村八段の頑張りに期待しています。

昨日の大雨もあり,一気に秋らしい気候となりました。朝晩も冷え込むようになり,残暑という印象はもうありませんね。こういう時期は一般的に風邪を引きやすいと言われますが,さっそく私も喉の調子がイマイチ。風邪を引く前に,暖かくしてしっかり休みたいと思います。

2014年9月10日(水)

王位戦第6局1日目が行われました。木村八段の先手番で始まった対局は角換わりに。後手番ながら羽生王位が積極的に動き,おそらく既に形勢に差がついているものと思います。私の形勢判断は,先手を持って攻めきる自信がないので後手持ち。ただ,一般的には,先手を持ちたい人の方が多いのではないでしょうか。少しでも長くタイトル戦を楽しむためにも,木村八段の頑張りに期待しています。

撮り貯めていたNHK杯戦を観戦しました。大石六段-稲葉七段,澤田五段-行方八段の2局を観戦しましたが,澤田-行方戦は持将棋指し直しの大熱戦。2局分観戦し,この将棋だけで十分満腹になる内容だったと思います。大石-稲葉戦も1手1手が難しい面白い将棋でした。最近は日曜に用事が多く,録画で観戦することが多くなっていますが,なるべく早送りせずに観るよう心掛けたいと思います。

2014年9月9日(火)

全米オープンの錦織選手は残念ながら準優勝。しかし,決勝まで進んだのは立派の一言です。錦織選手のコーチと言えば,すっかり有名になったチャン氏ですが,相手のチリッチ選手のコーチはイバニセビッチ氏。準決勝に残ったジョコビッチ選手とフェデラー選手のコーチは,それぞれベッカー氏とエドベリ氏。90年代からテニスを観ている人間には懐かしい名前ばかりです。おそらく,他にも上位選手のコーチには元有名選手が就いていると思うので,機を見て調べてみたいと思います。

このところ,四間飛車ばかり指しています。角交換型の最新形には見向きもせず,穴熊に組ませる昭和の将棋を追究する日々。辛抱は必要ですが,それなりに戦えるという手応えを掴みつつあります。今日はプロの将棋でも,四間飛車銀冠で穴熊を撃破する内容があり,勇気づけられました。まだまだ甘いところもありますが,社団戦団体個人戦までしっかり経験を積みたいと思います。

2014年9月8日(月)

竜王戦挑戦者決定戦第3局が行われ,糸谷六段が羽生四冠を破り,タイトル初挑戦を決めるとともに,七段昇段を果たしました。本局は,羽生四冠が横歩取りから意欲的な指し回しを見せましたが,鋭く切り返した糸谷六段がそのまま押し切った格好。羽生四冠としては,第1局で優勢の将棋を落としたのが結果的に痛かったように思います。森内竜王と糸谷七段はどちらも受け棋風ではありますが,タイプは対照的。角換わり中心のシリーズになりそうなので,コッテリとした戦いを期待しています。

明日はいよいよ全米オープンの決勝戦。朝6時頃の試合開始ですが,WOWOWは契約していないので,残念ながらライブで観戦するのは難しそうです。錦織選手の活躍により,今後,地上波のテレビ局が放映権獲得に動くかもしれませんね。ちなみに,現在,四大大会で地上波の放送があるのは,ウインブルドンのみ。試合時間が読めないなど,テレビ中継に向かない面はありますが,四大大会くらいは放送されるようになることを期待しています。

2014年9月7日(日)

全米オープンテニスで,錦織圭選手が決勝進出を果たしました。決勝の相手はチリッチ選手。世界ランキング,対戦成績はいずれも錦織選手が上回っており,四大大会の決勝の相手としては恵まれている組み合わせと言えます。もちろん油断は大敵ですが,決して勝てない相手ではない。日本人選手初の四大大会制覇へ向け,これ以上ないチャンスだと思うので,最高のプレーを期待しています。

情熱大陸を観ました。今日は俳優の滝藤賢一さん。『半沢直樹』の近藤役など,脇役での出演が多い俳優です。私自身,何事においても主役を務められる人間ではないので,名脇役と呼ばれる人に惹かれます。30分番組としてはとても濃密な内容だと思うので,これからも気が向いたら楽しみたいと思います。

2014年9月6日(土)

< a href="http://www.tanita.co.jp/shokudo" target="_blank">タニタ食堂に行ってみました。大ヒット料理本『タニタの社員食堂』シリーズから派生したこのお店。以前から一度行きたいと思っていたのですが,平素は平日のみ営業のため,なかなか機会がありませんでした。今日はランチのみ特別営業の日。週替わり定食を食べましたが,野菜中心ながらボリュームもあり,薄味で美味しかったです。また休日に営業している機会があれば,行ってみたいと思います。

今日のカープは,初回に挙げた1点を大瀬良投手が守りきり辛勝。大瀬良投手は,プロ初完封となりました。シーズン終盤になり,疲れもある中でこの投球ができたことは,本人にとっても自信になったのではないでしょうか。前田投手のメジャー移籍の話もあり,いずれ大瀬良投手はカープ投手陣を背負って立つ存在になるハズ。今後の飛躍にもますます期待しています。

2014年9月5日(金)

中日ドラゴンズの山本昌投手が先発し,今季初勝利。実働記録をを28年に伸ばすとともに,多くの最年長記録を更新しました。『無事之名馬』という言葉がこれほど似合う選手は他にいないのではないでしょうか。多くの選手が40代まで現役を続けるのが難しい中,49歳までプロで通じる体を維持できているのは,素晴らしいの一言ですね。まだまだやれそうな感じはあるので,今後も活躍を期待しています。

サッカー日本代表はウルグアイ代表に完敗。生で観戦したわけではないのですが,ダイジェストを観た限りではまだまだこれからという印象ですね。アギーレ体制では,親善試合でも強豪相手の対戦が続き,日本代表の真の実力がわかりそう。次回W杯まではまだ4年あるので,目先の結果にとらわれずじっくりチーム作りをして欲しいと思います。

2014年9月4日(木)

王座戦第1局が行われました。今期王座戦は,羽生王座-豊島七段の顔合わせ。豊島七段が羽生王座にどれだけ通用するか,注目の顔合わせです。本局の戦型は,羽生王座の先手で定跡の矢倉形に。午前中に90手近くまで進むというハイペースでした。結果だけ書くと羽生王座の完勝でしたが,個人的見解では本譜の変化は後手の豊島七段が指せそう。来週の週刊将棋などを読んでしっかり検証し,実戦投入できそうか考えたいと思います。

カープは今日も敗れ,痛恨の3タテ。可能性が消滅したわけではありませんが,事実上,優勝争いから脱落したと言って良いと思います。3位以上に入ればクライマックスシリーズもありますが,今期は優勝にこだわって戦ってきたので,残念な気持ちです。シーズンが終わるまで応援はしますが,日記に書くのは今日で終わりにするかもしれません。それではまた明日。

2014年9月3日(水)

カープは2試合続けて首位攻防戦で敗戦。ロサリオ選手の本塁打で先制したものの,先発の前田投手が6回4失点と踏ん張れず。打線も7~9回に3イニング連続で満塁のチャンスがありましたが,併殺の間に取った1点だけにとどまりました。いよいよ苦しくなりましたが,明日勝てばまだ希望はある。先発の福井投手には,思い切りの良い投球を期待しています。

このところ,入浴に凝っています。急に秋らしくなってきたこともあり,経験上この時期は疲れやすい。まずは,しっかり湯船に浸かることを心掛けています。夫婦ともども風呂は好きなので,長風呂に理解があるのは助かる限り。長年にわたり肩こりと腰痛に苦しんでいるので,悪化しないよう毎晩しっかりほぐしたいと思います。

2014年9月2日(火)

今日のカープは,序盤から投手陣が撃ち込まれて完敗。そんな中,1番に起用されたロサリオ選手が一人気を吐き,サイクルヒットを放ちました。大事な試合に敗れたのは痛い限りですが,ロサリオ選手の調子が上がってきたことは収穫だと思います。明日は前田投手が先発予定。後半戦に入り不甲斐ない投球が増えているので,明日こそはしっかり投げ切って欲しいと思います。

竜王戦挑戦者決定戦第2局が行われ,羽生四冠が糸谷六段を降し,1勝1敗となりました。一手損角換わりから力戦となりましたが,終始羽生四冠がリードしていたように思います。最終盤の中段玉を寄せる技術は,流石の一言。次局は振り駒が大事になると思いますが,果たして!?

2014年9月1日(月)

明日からいよいよジャイアンツとの首位攻防3連戦です。予告先発はカープが野村投手,ジャイアンツが杉内投手。両投手とも調子が上がってきており,熱戦は間違いありません。大砲不在の打線ですが,このところ全体的に振れているので,早めの援護を期待しています。

詰将棋パラダイス9月号が届きました。毎月難問揃いなので,今月も苦労させられそうです。最近は上級7手詰までが精いっぱいの状況ですが,もう少し手数の長いものにも取り組んでいきたいところ。このところ,朝の通勤時間はネット対局は控えているので,この時間を有効に活用していきたいと思います。

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