日々雑感

2015年10月の日記

2015年10月31日(土)

先崎学著『摩訶不思議な棋士の脳』を読了。発売は先週の土曜日でしたが,1週間かけて少しずつ読み進めていました。この手の本は小さな書店には入荷しないことも多いので,あらかじめ注文をしておくという念の入れよう。将棋関連の本は私の宝物なので,最終的には私の書棚の大半を埋め尽くすことになるのだろうと思っています。肝心の内容は,週刊文春に連載された『先崎学の浮いたり沈んだり』から抜粋したエッセー集。将棋関係以外の方も読めるような軽い内容なので,観るだけのファンという方にもおすすめです。

久しぶりにプールへ行きました。先週末も行きたかったのですが,風邪を引いたこともあって自重。久しぶりに泳ぐこともあって,今日は500mと決めて一気に泳ぎました。15分くらいで泳げたので,大した運動にはなっていませんが,運動は継続が大事。明日は所用があって難しいですが,来週は火曜の祝日もあるので,定期的に泳ぎに行きたいと思います。

書庫を作ってみました。手元に残しておきたいと思うお気に入りの本を挙げています。おすすめ度も書いてみましたが,相当前に読んだ本もあり,基準が一定とは言い難いところ。若い頃とは感じ方が違う部分もあるので,1~2年のうちに読み直し,再評価するつもりです。今後も,ここに載せたいと思う本にたくさん出会えることを期待しています。

2015年10月30日(金)

ラグビーW杯の日本代表を扱ったNumberの臨時増刊号を購入しました。Numberは面白い記事が多く,昔から大好き。週刊将棋の定期購読が終わったら,代わりにこれを購読しようかと思っているくらいです。隔週発行でこれだけの写真と記事を集めるのは大変な作業だと思いますが,これだけは無くなって欲しくないと思う雑誌の一つなので,今後も期待しています。

竜王戦第2局2日目が行われ,渡辺棋王が圧勝で1勝1敗のタイに。昨日の日記には「後手を持って不満の無い展開」と書きましたが,思っていた以上に差がついていたのかもしれません。渡辺棋王の収束も見事で,14時台という早い終局となりました。研究でやられてしまった将棋は後を引かないというので,次局は熱戦となることを期待しています。

2015年10月29日(木)

竜王戦第2局1日目が行われました。戦型は,2局連続の横歩取り。前例のない戦いとなり,一手一手が難しい中盤戦を迎えています。中盤の△1三桂が見えにくい手で,おそらく渡辺棋王の研究手なのだと思います。個人的には後手を持って不満の無い展開と見ますが果たして。糸谷竜王がここからどのように局面を打破していくのか,注目したいと思います。

プロ野球日本シリーズでは,ホークスがスワローズを破り,2年連続の日本一に。スワローズもよく戦いましたが,ホークスの方が一枚上だったと思います。明日からはいよいよストーブリーグが開幕。今期は自由契約になった大物選手も多いので,動向に注目したいと思います。

2015年10月28日(水)

月末を迎えていますが,詰パラが解き終わっていません。上級7手詰で1問だけわからない問題があるのです。王手の限られる初形なので,全部読んでもすぐに解けそうなのですが,サッパリわかりません。月末の消印まで有効なので,残りは2日あまり。あとは自分の頑張り次第なので,諦めずに取り組みたいと思います。

自作の詰将棋の検討を開始しています。同一作はなさそうなので,あとは昨日手に入れた柿木将棋で余詰を検索するだけです。1手100秒の簡易検索では余詰は見つかっていないので,完全作の可能性もありそう。うまく出来ていた場合には,より良い形が無いか考えつつ,初の投稿も検討したいと思います。

2015年10月27日(火)

日本シリーズで,スワローズの山田選手が3打席連続本塁打。この大舞台でこれだけの活躍ができるとは,素晴らしいの一言です。試合も逆転で制し,最高の形での勝利となりました。セ・リーグのファンとしては,こうでなくては面白くない。打撃陣が頑張れば勝負になると思うので,明日も勢いのある攻撃を期待しています。

『柿木将棋Ⅸ』を購入しました。シェアウエアで1,080円と格安で販売されているのを知り,手に入れることにしたのです。柿木将棋は,知る人ぞ知る優良ソフト。詰将棋の解析能力に優れ,余詰の点検機能も有しているので,詰将棋作家には必須のアイテムです。実は,以前から詰将棋を作ってみたいと思っており,温めている構想があるので,さっそく活用しようかと。納得のいく作品ができたら,一度投稿してみたいと思います。

2015年10月26日(月)

王座戦第5局が行われ,羽生王座が佐藤八段を破り,3勝2敗で防衛を果たしました。横歩取りの将棋だったこともあり,どこが急所だったのかよく分かりませんでしたが,あっという間に大差になった気がします。A級でも全勝街道を突っ走り,向かうところ敵なしの佐藤八段でしたが,羽生王座の壁は高く険しかったです。これで,羽生王座は王座通算23期,タイトル通算94期目の獲得。いよいよタイトル100期も見えてきたので,前人未到の大記録を打ち立てて欲しいと思います。

週刊将棋が来年3月末で休刊とのこと。1週間くらい前に発表されていたようですが,本日気づきました。定期購読していたのは,現在も含め足掛け10年弱ですが,『ヤンケの香介』の時代からずっと読んでいただけに,残念でなりません。時代の流れとはいえ,近代将棋に続き週刊将棋も消え,将棋の雑誌は将棋世界と詰将棋パラダイスを残すのみ。どちらも定期購読していますが,将棋雑誌の火を消さぬためにも,今後も応援し続けたいと思います。

2015年10月25日(日)

日曜の午前中と言えばNHK杯。今日は阿部(健)五段-渡辺棋王の対局でした。角換わりとなった将棋は,渡辺竜王が棒銀の構えから先攻。阿部五段は手厚く構え,馬を作って受けに回る方針を選択しました。個人的にはずっと阿部五段持ちでしたが,最終盤で渡辺棋王が一瞬の切れ味を見せて逆転。素晴らしい寄せに感動したのですが,そこから着地に失敗し,まさかの逆転負けとなりました。これで,渡辺棋王は公式戦7連敗。本局は以前に撮影されたものですが,最近の将棋の内容を見るとかなり調子が悪そう。竜王戦第2局までに立て直してくれることを期待しています。

加古川青流戦第2局第3局が行われ,稲葉アマが増田四段に連勝し,アマチュア初のプロ棋戦優勝を果たしました。プロは四段の棋士しか参加資格がないとはいえ,アマチュアが優勝するというのは信じられません。2局とも強い内容で,プロ顔負けという印象でした。ちなみに,稲葉アマは稲葉七段の実兄で元奨励会員。他棋戦でも好成績を残しており,プロ編入試験の受験資格を得る日も近そうなので,今度の活躍に注目したいと思います。

本棚を埋め尽くしていた本を大胆に処分しました。それなりに売れ筋の本もあったので,今回はまず古書店へ。思っていたより高く買い取ってもらえ,ちょっと得をした気分です。当日限定の割引券をもらえたので,それを使ってまた買ってしまうという悪循環。完全に罠にはまっている気がしますが,仕方ありません。新書を中心に売れなかった本があったので,それらは図書館へ寄付。今年買った本が多くかなり綺麗ですし,蔵書にない本もあるので,再利用してもらえることを祈っています。

2015年10月24日(土)

葉室麟著『蜩ノ記』を読了。定番の時代小説という展開でしたが,丹念に書かれており,安心して読むことができました。著者はこのところ多数の時代小説を発表していますが,この作品は直木賞受賞作ということもあり,入門にはぴったり。時代小説好きの方にはオススメです。

夜は叡王戦本戦トーナメントを観戦。高橋九段-塚田九段というベテラン対決でしたが,両者得意の相矢倉で熱戦でした。矢倉は独特のコツが要りますが,経験豊富なベテランの対局を観ると,どこが急所なのかよく分かり面白かったです。また,加古川青流戦第1局は増田四段が稲葉アマを破り,優勝に王手。明日に第2局が行われ,1勝1敗なら続いて第3局が行われる予定です。アマチュアのプロ棋戦初優勝成るか,携帯中継を楽しみにしたいと思います。

2015年10月23日(金)

風邪を引きました。健康診断があったので出社したものの,この体調で健康診断を受けて良かったのかどうか,よくわかりません。会社に行けるくらいの体調なので,おそらく問題はないだろうと判断しています。体調が悪いのに朝食抜き,薬も服用できないというのはそれなりに堪えますね。35歳になり,今年から検査項目も増えたので,結果を待ちたいと思います。

体調が悪いと言いながら,帰り道に古書店へ。本当は途中下車をして大きな所へ行きたかったのですが,自重して最寄駅の駅前の店にしました。出版社の人間が絶版になっていない本を古書店で買うのはどうかと思いますが,昔から古本には抵抗が無い人間。出版社や作者には申し訳ないと思いつつ,利用してしまいます。すると,めぼしい本が200円で売っていたので,つい2冊購入。小さいお店の割には,現代小説などのツボを押さえた品揃えだったので,読む本が無くなったらまた行ってみたいと思います。

2015年10月22日(木)

プロ野球のドラフト会議が行われました。今年の注目は,県立岐阜商業の高橋投手。3球団が競合しましたが,ソフトバンクが見事にくじを引き当てました。ソフトバンクは2位以降も高校生を指名する余裕のドラフト戦略。当面の戦力には不安が無いので,未来を見据えた補強と言えます。おそらく,数年後にはここから主力選手がどんどん現れ,さらに強くなっていくのでしょう。

我らがカープのドラフトを見てみると,1位は大商大の岡田投手。競合を避けた格好となりましたが,悪くない選択だと思います。2位はNTT東日本の横山投手,3位以下は高校生の投手,高卒社会人の捕手と内野手,大卒社会人の投手,高校生の内野手という布陣です。即戦力というよりは,将来性を優先したカープらしい指名。数年後に大輪の花を咲かせてくれることを期待しています。

2015年10月21日(水)

講談社のPR誌『本』を手に入れました。正直なところ,連載は二宮清純氏のプロ野球関連のコラムしか読んでいないのですが,新刊の案内が欲しくて毎月もらっています。HPで調べればわかるのですが,私の同世代の人はおそらく紙媒体の方が探しやすい。慣れの問題ではありますが,来月以降も書店にあればもらって来ようと思います。

このところ,朝がめっきり弱くなりました。もちろん遅刻するような寝坊をすることはありませんが,夏場に比べてスッキリ起きられなくなっています。体も凝っていますし,寒さへの対応ができなくなっているのかもしれません。20代の後半に体力の曲がり角を迎えたと感じた時期がありましたが,第二弾という印象。今週末は少し時間が取れそうなので,泳ぎに行くなど体力の増強に努めたいと思います。

2015年10月20日(火)

会社の飲み会に出ました。こういう場では,端っこに座って話を聞いているのが私のスタイル。真ん中に座るのは好きではないので,なるべく早く会場に着き,さっさと隅を確保しています。飲み会が嫌な訳ではなく,空気を読んで場を盛り上げることができないので,目立たないところに居たいのです。周りから見ると変な人なのでしょうけど,何事も強要しないのが私の勤める会社の良いところ。今後もこういうスタイルで地道に頑張りたいと思います。

久しぶりに歴史小説を読みたいと思っています。思い返せば,ミステリーと歴史小説が私の読書の原点。ここ数カ月は現代文学を中心に読んできましたが,買ってまで読みたいと思う本が無く,ネタ切れ状態なのです。電子書籍では何冊か手に入れましたが,目が疲れることもあり,5分程度の空き時間に読む程度。やはり,本腰を入れて読むには,書籍に限りますね。ミステリーも良いのですが,読み始めると結末を知るまで寝られない性格なので,今の生活には不向き。最近の本を何冊かピックアップしたので,手に入るものから順に読んでいきたいと思います。

2015年10月19日(月)

新人王戦第3局が行われ,菅井六段が大橋三段を破り,最後の出場で有終の美を飾りました。大橋三段としては,フリークラス入りの夢こそ破れましたが,菅井六段を相手に互角以上の戦いを見せ,実力は発揮できたのではないかと思います。3局しか観ていませんが,大橋三段は玉が薄くなるのを苦にしない踏み込みの良い棋風。プロ入りして活躍してくれる日を楽しみにしたいと思います。

私の将棋がひどい事になっています。将棋倶楽部24での直近30局の成績が9勝21敗。何と勝率3割です。一応,生涯勝率は5割を超えているので,絶不調と言えます。この間,レーティングは200点近く下がり,確実に弱い相手と当たるようになっているのですが,それでも勝てない。自信のある形に持ち込んでもコテンパンにやられてしまうので,何をやったら良いのかわかりません。こういう時こそ性根が試されると思うので,自らの形を崩さず,腐らず一局一局をしっかり戦いたいと思います。

2015年10月18日(日)

NHK杯戦の畠山鎮七段-広瀬八段を観戦しました。戦型は相矢倉でしたが,広瀬六段がうまく厚みを築き,逃げ切りました。今日の放送では,対局以上に面白かったのが,豊川七段の解説。ダジャレで有名な豊川七段ですが,棋譜には現れない変化を丁寧に説明してくれたため,大変勉強になりました。このところ,手の意味を説明するだけの単調な解説が多かったように思うので,他の棋士の方も見習ってほしいと思います。

将棋倶楽部24のモバイル王位戦は,残念ながら三次予選で敗退。これまでの好調がウソだったかのように負け続け,勝負になりませんでした。レーティングも150点くらい下がってしまったので,何とか立て直さねば。NHK杯の解説で,豊川七段も最近8連敗し,戦型を変えようか悩んだそう。プロアマ問わず,負けが込むと同じことを考えるのですね。私も豊川七段同様,いろいろ指せるほど器用ではないので,まずは矢倉と角換わりを中心に据えて立て直していきたいと思います。

2015年10月17日(土)

高橋秀実著『弱くても勝てます』を読了。開成高校野球部を題材としたノンフィクションで,昨年ドラマ化されたのでご覧になった方もいると思います。短時間しか練習できないが故の工夫や,斬新な野球の考え方は,とても面白かったです。プロを目指す野球とは異なりますが,こういう野球もあって良いんじゃないかと感じた一冊でした。興味のある方は是非読んでみてください。

叡王戦本戦トーナメントが始まりました。本日は山崎八段-青嶋四段,郷田九段-豊島七段という,将棋倶楽部24の優勝予想投票で上位の棋士同士の対局となりました。2局とも中盤で少し差がついてしまったのですが,山崎八段と郷田九段が勝ち,ベスト8に進出。段位戦予選という特殊なシステムのため,普段とは少し異なる顔ぶれも多く,ここからも楽しみです。プロの将棋を生で観戦でき,豪華な解説まで付くのはこれ以上ない贅沢なので,好局を期待しています。

2015年10月16日(金)

竜王戦第1局2日目が行われ,糸谷竜王が渡辺棋王を破り,先勝を果たしました。個人的には終盤まで先手が指せたように思いましたが,糸谷竜王もあれこれ技を出して喰らいつき,最後は攻めが切れなくなり逆転。渡辺棋王には珍しい負け方だったと思います。糸谷竜王にとっては,後手番を制したのはとても大きい。次局も勝てばかなり有利になるので,戦法選択に注目したいと思います。

伊坂幸太郎著『仙台暮らし』を読了。最近は書棚のスペースが無くなってきているので,エッセーなどの軽いものや新書などは,電子版で買うことが増えています。少し目が疲れる気がするので,長時間の読書には向きませんが,空き時間に読むのにはちょうど良い。本題に戻ると,著者自身はエッセーは苦手と書いていますが,読みやすい文章だったので,伊坂ファンの方はご一読あれ。

2015年10月15日(木)

竜王戦第1局が始まりました。渡辺棋王の先手で始まった対局は,糸谷竜王が横歩取りに誘導。糸谷竜王は横歩取りを指すイメージが無かったので,ちょっと意外な展開です。後手番ということもあり,まずは渡辺棋王の研究を外そうという意図もある気がします。現状の形勢はやや先手の渡辺棋王が指せそう。とはいえ,勝負が決まるほどの差ではないと思うので,明日はねじり合いを期待しています。

仕事で気象庁へ行きました。出版社向けの講座だったのですが,このところ災害が多いこともあり,防災関係の話が中心。表面的にしか知らないこともたくさんあり,とても勉強になりました。天気予報関係の施設なども見学でき,充実した時間だったので,機会があればまた行ってみたいと思います。

2015年10月14日(水)

清武英利著『しんがり』を読了。山一證券倒産後の精算業務に当たった人々に焦点を当てたノンフィクションです。個人的に,バブル後の大型倒産には今でも関心があり,興味深く読むことができました。ちなみに,清武氏は読売巨人軍の元GMで,あの『清武の乱』の方。元々は新聞記者だったこともあり,緻密な取材を行って書かれたものだという印象を受けました。文庫にしては少々値が張りますが,ノンフィクションが好きな方にはオススメです。

新人王戦第2局が行われ,菅井六段が大橋三段を降し,1勝1敗となりました。相穴熊の戦いとなりましたが,中盤以降は菅井六段がリードしたまま押し切ったという印象です。雌雄を決する第3局は,来週月曜日の予定。大橋三段にとっては,勝てばフリークラス入りの権利を得られる重要な一局ですが,若者らしい思い切った指し回しを期待しています。

2015年10月13日(火)

このところ,矢倉に凝っています。これは先手番における序盤戦術の変化が主な要因。序盤の数手だけで変化は多岐にわたりますが,ここでは一例を挙げて説明します。

まず,以前は先手番で▲2六歩,△3四歩,▲2五歩と飛車先を決めていました。こうすると石田流などの振り飛車側の変化を防ぐことはできますが,一方で相居飛車戦になると少し損をする可能性がありました。そのため,対振り飛車の成績がよく,相居飛車は苦戦していました。

一方,最近は▲7六歩,△3四歩,▲6六歩と角道を止めています。こうすると相手が居飛車を選択すれば,無条件で矢倉にできます。横歩取りが得意な相手も強制的に矢倉戦に持ち込めるので,得をしている印象があります。一方,対振り飛車になると,相振り飛車にするしかなく,先手番の得はあまりなく,勝率も下がります。

序盤のたった3手だけでも,これだけ考えることあります。中盤の入り口まで予定通り進めようと思うだけでも,事前準備の量は膨大。将棋は本当に奥が深いですね。これからも,序盤の入り口の工夫は続けたいと思います。

2015年10月12日(祝)

宮城谷昌光著『湖底の城 第六巻』を読了。第一巻を単行本で買ってしまったこともあり,これだけはハードカバーで買い続けています。第六巻で遂に楚を破り,『死者を鞭打つ』の場面に。ここがおそらくクライマックスとみています。今後は『臥薪嘗胆』の故事で知られる呉越の戦いへと移っていきますが,主人公の伍子胥が非業の死を遂げることもあり,さらっと流して終わるのでしょうね。物語も後半に差し掛かっているので,連載が終わるまで買い続けたいと思います。

ラグビーW杯で日本代表がアメリカ代表を破り3勝目。惜しくも予選敗退となってしまいましたが,次回開催国としての意地を見せました。今大会の日本代表はとても勇敢な戦いぶりが光り,まさに『ブレイブブロッサムズ』の名にふさわしいチームだったと思います。来年からはスーパーラグビーへの参加も決まっているので,更なる強化を期待しています。

2015年10月11日(日)

衣替えに合わせ,収納用品を仕入れに行きました。私は最低限のものしか持たない主義ですが,それでも服が増加中。学生時代は,研究室が年中同じ温度だったので夏冬兼用。最初の会社は作業着だったので肌着以外は変える必要が無く,服はほとんど持っていなかったのです。ようやく人並みに衣替えをできるようになったので,収納用品が届いたら頑張りたいと思います。

将棋倶楽部24の『モバイル王位戦』に参加中です。モバイル王位戦は,金曜12時~日曜24時まで行われ,R点,対局数,勝率の3つの総合順位を競うもの。各組10人のうち,上位5人が次の予選に進めます。本日まで2次予選が行われていますが,23時半現在で4位につけており,何とか3次予選に進めそう。モバイル王位戦参加は2度目ですが,3次予選進出となれば初めて。今後も厳しい戦いが続きそうですが,頑張りたいと思います。

2015年10月10日(土)

プールへ泳ぎに行ってきました。最近サボり気味なのもありますが,体が重くて全然進みません。短時間しか泳いでいないので,体力増強とダイエット効果はほとんどありませんが,リフレッシュにはなっていると思います。今週末は3連休なので,時間が取れればもう1度泳ぎに行きたいと思います。

このところ,暇があったら本を読んでいます。おかげで,最近買った積読状態の本はほぼ読了。外出が減ったこともありますが,充実した生活を送れていると思います。問題は,書籍代と保管スペース。少しでも蔵書を増やせるよう単行本を買うのは控えていますが,それでも場所が足りません。とはいえ,読書は唯一の安らげる趣味。可能な限り,これからも本を揃えていきたいと思います。

2015年10月9日(金)

このところ,書店通いに凝っています。毎日のように新しい本が発売される中,出版社に勤める人間として,世の中の流行くらいは知っておかねばならないと思ったのです。通勤経路に大型書店が無いこともあり,地元の小さい書店をくまなく見るのが最近のルーチン。見るだけでちっとも買わない迷惑な客ですが,本を買うときはなるべく利用しているので,大目に見てもらえればと思っています。

明日からは3連休。携帯も部分的に壊れていますし,本棚も満杯。冬服を入れる場所も不足していますし,いろいろ買わねばならないものがあります。2日しか休みが無いとなかなかできないので,久しぶりのチャンス。天候を勘案しながら,週末の予定をじっくり考えたいと思います。

2015年10月8日(木)

池井戸潤著『ロスジェネの逆襲』を読了。前2作より少々長かったですが,一気に読み終えました。池井戸氏の作品は読みやすく,丁寧な描写で好感が持てます。私もロスジェネ世代なので,大学卒業時は就職氷河期。厳しい世の中だったことは,今でもよく覚えています。もっとも,私自身は進学したので,就職活動時は団塊世代の退職も重なり売り手市場に。ただ,それは後から見たときの話であって,何とか就職したいと必死に説明会を回ったことを覚えています。あと10年もすれば,ロスジェネ世代が本格的に世の中を引っ張っていく時代が来るハズ。私もその波に乗れるよう,頑張りたいと思います。

今日は仕事で逗子まで行ってきました。会社から1時間半程度の距離ですが,遠いなぁというのが正直な印象。仕事で行ったため観光を楽しむ余裕もなく,お昼に秋刀魚のパスタを食べたことくらいしか覚えていません。私には全く浮かばない発想で驚きましたが,味は美味しかったです。もし,もう1度訪れる機会があれば,また行ってみたいと思います。

2015年10月7日(水)

カープは最終戦でドラゴンズに敗れ4位。左腕の大野投手に対し右打者を並べる作戦に出ましたが,全く機能せず1安打に終わりました。今期は特に左腕を打てませんでしたが,右打者を並べるという安直な作戦がシーズンを通して失敗に終わったように思います。黒田投手と新井選手を補強しながらBクラスとなってしまったことを考えると,誰かが責任を取らねばなりません。今後の報道に注目したいと思います。

終わってしまったことをどうこう言っても仕方がないので,シーズンの最後に来シーズンの予想を少しだけ。エースの前田投手は,最多勝獲得を置き土産に,メジャー挑戦になるのでしょう。外国人選手はジョンソン投手とロサリオ選手は残留が有力,個人的にはエルドレッド選手も残しで良いのではないかと思っています。救援投手不足に苦しんだので,8,9回を任せられるような速球派投手と前田投手の穴を埋める先発投手が必要となります。バリントン投手にその意思があれば,戻ってもらうのも手でしょう。いずれにせよ,来季は今季より戦力的に苦しくなりそうなので,今オフは積極的な補強を期待しています。

2015年10月6日(火)

池井戸潤著『オレたち花のバブル組』を読了。半沢直樹シリーズの第2巻です。テンポの良い展開と歯切れの良い文章でとても読みやすく,2日で読み終えました。ここまではドラマでもやっていたため筋を知っていましたが,いよいよ次からは全く知らない世界へ。他にも積読状態の本が何冊かあるので,何から読むか悩みたいと思います。

昨日に引き続き,今日もノーベル賞受賞者が誕生。今日は,東京大学の梶田教授が物理学賞を受賞しました。業績は,ニュートリノが質量をもつことを発見したというもの。ノーベル物理学賞の受賞は,2年連続11人目となります。私自身が大学で物理学を学んでいたという贔屓目もありますが,物理学の基礎研究はとても大事。結果が出るのに時間は掛かりますが,長い目で見て予算を投入する価値のあるものだと思います。大学における基礎研究向けの費用は,年々削られているそう。今回の快挙で少しでも見直しの機運が高まることを期待しています。

王座戦第4局が行われ,羽生王座が佐藤八段を破り,2勝2敗のタイとなりました。戦型は,後手番の羽生王座が一手損角換わりを選択。定跡を外し,力で勝負しようという意図が感じられました。中盤までは佐藤八段が指せそうでしたが,そこから羽生王座が力を発揮。最後は華麗な即詰みに討ち取りました。一手損角換わりはあまり好みではありませんが,有力な戦法ではあるので,自分でも使えそうかどうか検討してみたいと思います。

2015年10月5日(月)

北里大学の大村特別栄誉教授がノーベル医学生理学賞を受賞。生物学はロクに勉強したことが無いのでよくわかりませんが,微生物関連の業績だそうです。このところ日本人受賞者が相次いで誕生していますが,本当に素晴らしいと思います。これで日本人ノーベル賞受賞者は23人となり,ノーベル医学生理学賞は3人目。明日以降も物理学賞,化学賞の受賞者が発表されるので,どんなテーマが受賞するのか注目したいと思います。

TPPが大筋合意との報道。とても重要なニュースなのですが,ノーベル賞受賞にかき消され,小さなニュースになってしまっています。すぐに我々の生活に大きな影響がある訳ではありませんが,少しずついろいろなことが変わっていくのでしょうね。秘密保持の問題もあり,正式合意まで詳細はわかりませんが,どのような内容になっているのか報道に注目していきたいと思います。

2015年10月4日(日)

ラグビーW杯で,日本代表がサモア代表を撃破。粘り強い守備と的確な攻撃で,サモア代表を寄せ付けませんでした。一方,同じB組では南アフリカ代表がスコットランド代表を破り,首位に浮上。日本代表はボーナスポイントの差で3位となり,自力での決勝トーナメント進出は無くなってしまいました。とはいえ,W杯での2勝は素晴らしいの一言。次戦もブレイブブロッサムズの名に恥じない勇敢な戦いを期待しています。

カープはタイガースとの決戦に勝ち,同率3位に。142試合目でようやく追いつきました。タイガースは全日程を終了したので,最終戦のドラゴンズ戦に勝てばCS進出となります。先発の黒田投手は9回途中まで無失点。味方の援護もあり,ベテランらしく落ち着いた投球でまとめてくれました。最終戦は7日の予定されており,先発は福井投手か前田投手が有力。シーズンの締めくくりに相応しい投球を期待しています。

2015年10月3日(土)

久しぶりにコンサートへ行ってきました。本日公演の当日券が売りに出されるということで,すみだトリフォニーホールへ。思ったより良い席が余っていたので,購入して聴いてきました。演奏曲が短かったこともあり,3局もアンコールが流れる充実のプログラム。3階席ということで演奏者からは遠かったですが,2,000円ならお値打ちかと。家からも近いので,機会があればまた行ってみたいと思います。

カープは痛恨の敗戦。7回終了時に3点リードしていましたが,大瀬良投手が大誤算。バックも足を引っ張り,ジョンソン投手の勝ちを消してしまいました。最終的には延長11回にヒース投手が四球を連発し,後を受けた一岡投手もタイムリーを打たれ,投手に押し出しとう散々な内容。中崎投手もあまり内容が良くなく,明日へ不安を残す内容でした。まずは明日の試合に勝ち,最終戦に勝つか引き分ければCS進出。せっかくここまで戦ってきたので,最終戦へ希望を繋いで欲しいと思います。

今日はラグビーW杯のサモア代表戦。負ける訳にはいかない戦いなので,最後まで観戦してから休みたいと思います。それではまた明日。

2015年10月2日(金)

スワローズがタイガースを破り,14年ぶりのリーグ優勝。我らがカープも勝ち,3位タイガーズに0.5ゲーム差に迫り,4日の直接対決へ向け気持ちが高ぶってきました。勝負のカギを握るのは,やはり打線。今日の試合では,8番の石原選手に送りバントをさせ,前田投手に託して本塁打という場面がありましたが,何度も通じる策ではありません。最後は気持ちの勝負だと思うので,奮闘を期待しています。

池井戸潤著『オレたちバブル入行組』を読了。ドラマ『半沢直樹』の原作として,放映中に読まれた方も多いのではないかと思います。簡潔で読みやすい文章のため,誰にでもおすすめできる作品。現在,ドラマ化された2巻を含め,シリーズ3巻目まで文庫化されており,徐々に読んでいくつもりです。池井戸氏の作品では,10月から日曜劇場で『下町ロケット』もドラマ化されるので,こちらも注目したいと思います。

2015年10月1日(木)

ライオンズの秋山選手が2安打を放ち,シーズン最多安打記録を更新しました。9月に入ってから安打数が落ち始め,新記録達成は苦しい状況でしたが,最後の2試合で7安打を固め打ち。プレッシャーもあったと思いますが,素晴らしい成績だと思います。これだけ打っておきながら,首位打者獲得が難しいのが今のパ・リーグのレベル。今後もしばらくは,パ・リーグ優勢のプロ野球となりそうですね。

明日は北日本から東日本にかけて大荒れの天気となりそうですね。今晩の時点で風雨が強まっており,明朝に電車がきちんと動くか心配です。明日は早起きし,動いている路線があれば,迂回路を考えるつもり。無理は禁物ですが,可能であれば出社しようと思うので,通勤に備え早めに休みます。それでは,おやすみなさい。

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