日々雑感

2016年12月の日記

2016年12月31日(土)

今月号の詰パラをどうにか解き終えました。一応詰ましたものの,最後の方に解いたものはスッキリした手順ではなく,合っているかどうか自信がありません。将棋の実力はそれほど衰えていると思いませんが,詰将棋は一向に解けるようになりません。来年はもう少し詰将棋をたくさん解けるようにしたいと思います。

棋士とソフトのタッグマッチは,ソフトが圧勝の形勢。日付が変わる頃までは観ていましたが,ここから形勢が入れ替わることはおそらくないので,そろそろ休もうと思います。今日の将棋を見る限りでは,トップ棋士といえども,ソフトにはほぼ敵わない。勝負するには,ソフトの弱点を探し,序中盤で圧倒的な形勢を築き上げるしかありません。第2期電王戦まであと数カ月ですが,佐藤叡王の頑張りを期待しています。

2016年12月30日(金)

今日は朝から家の大掃除と片づけ。重い腰を上げるのに時間が掛かりましたが,やり始めたら時間が経つのはあっという間でした。片づけは嫌いではないのですが,家にいるとどうしても将棋をしてしまうので,なかなか進まないのが実情。来年は,もう少し定期的に頑張るよう心掛けたいと思います。

実家へ帰ってきました。今年は休暇も短いので,実家ではゆっくり過ごす予定です。東京駅は切符売場から大混雑,新幹線も満員で,いかにも帰省ラッシュという感じでした。以前は移動は苦にしなかったのですが,最近は電車に乗っているだけで疲れも感じる年齢になってきたので,体調管理には留意したいと思います。

2016年12月29日(木)

宮城谷昌光著『湖底の城 第七巻』を読了。ここにきてようやく越の范蠡の話が始まり,臥薪嘗胆の臥薪が行われた時代に入りました。この小説では,私の見落としでなければ臥薪の話題は出てきていないので,宮城谷先生はこのエピソードは採用しない方針なのかもしれません。どこで話を終えるかにもよりますが,十巻くらいまでは続きそうな勢いなので,年1冊ずつ地道に読み進めたいと思います。

『アマレン1月号』と『将棋世界2月号』が届きました。『詰将棋パラダイス1月号』が届けば,新年の将棋関係雑誌が全て揃います。アマレンではレーティング選手権の埼玉・千葉予選の日程が書かれていましたが,会場が春日部と遠く,支部名人戦千葉県予選とも重なっており,ちょっと残念でした。将棋世界は,イメージと読みの将棋観が4か月ぶりに復活。他にも興味ある記事がいくつかあったので,しっかり楽しみたいと思います。

2016年12月28日(水)

会社の仕事納めでした。気がつくと転職して9回目。早いものですね。所属部署人の入れ替わりが激しくないため,未だに買い出しなどの仕事は私の担当です。もっとも,最初はついていくだけでしたが,今では担当の割り振りや予算管理等を引き受けているので,そういう面では出世しているのかもしれません。冬休みの間にしっかり充電し,来年も引き続き頑張りたいと思います。

『本の旅人』1月号が届きました。最近は連載の量が少し減っていることもあり,届いた日に読み終えています。2018年大河ドラマの原作『西郷どん』など,注目される小説が載っていて100円なのですから,薄くなったと文句も言えないところ。この雑誌で名前を知った作家も多いので,今後も楽しく読みたいと思います。

2016年12月27日(火)

三浦九段の潔白が認められてから1日が経ちましたが,騒動は収まる気配を見せません。本日の理事会では,三浦九段のA級残留と竜王戦や不戦敗の対局のやり直しが行われないこと,理事の減給などが決まったそうですが,解決になったとはとても言えない内容だと思います。竜王戦のやり直しは無理にしても,理事の総辞職と再選挙は避けられないと思っていただけに,甘すぎると言わざるを得ません。人間ですから,過ちを犯すのは仕方がありませんが,その責を負うのが組織のトップに立つ者の在り方はないでしょうか。これ以上,この問題が長引かぬよう,英断を期待しています。

将棋倶楽部24でようやく2200点台を回復しました。全く満足はしていませんが,11月には1900点台まで下がっていたことを思うと,1か月でよく戻ってこられたと思います。自己最高点の2387点を更新するにはまだ200点近く必要ですが,地道に勝ち続けるしかありません。反射神経は衰えたものの,最高点を出した頃より将棋自体は強くなっていると思うので,来年には2400点台に乗せられるよう頑張りたいと思います。

2016年12月26日(月)

三浦九段のソフト使用疑惑について,第三者委員会の結論が出たそうです。報道によると,不正行為に及んでいたと認めるに足りる証拠はないという結論だそう。一方,出場停止については,やむを得なかったという判断のようです。今後,休場による対局料の補償など,いろいろな問題が出そうですが,ともかく,将棋ファンとしては,不正がなかったのは良かったと思います。一方,執行部の責任については,いろいろな意見がありそう。明日,理事会もあるようなので,今日のところは特段の意見表明は控えたいと思います。

第18回モバイル王位戦決勝はなんとか入賞。今日も指して勝利をおさめ,確実に上昇傾向です。とにかく角換わりを志向しているのが上手くいっており,将棋を始めて25年,初めて得意戦法呼べるものが出来つつあると感じます。飽きるのが早い性格ですし,いつまで続くかわかりませんが,現在のレベルであれば戦えそう。当面はこの形を追求したいと思います。

2016年12月25日(日)

年賀状を作成して投函しました。元旦に間に合うように出したのは本当に久しぶりです。カレンダーの並びが良く,3連休があったのが大きかったです。最近は夜なべをして頑張る気力もないので,何でも早めにこなすようにしているのが功を奏したような気がします。仕事の年賀状はまだ書けていないので,こちらも早めに済ませたいと思います。

第18回モバイル王位戦決勝は,4局指して2勝2敗。通算成績は6勝3敗となり,なんとか入賞圏内を維持しています。今回は3連休の開催ということもあり,同組の10人全員が規定対局数をこなす激戦です。自分なりに頑張ったので,今日はもう指さずに寝るつもり。結果は明朝に確認したいと思います。

2016年12月24日(土)

注目の世紀の一局,加藤九段-藤井四段が行われました。NHKニュースでも報道されたくらいなので,この一局への注目度の高さがうかがえます。これで,加藤九段は19世紀,20世紀,21世紀生まれの棋士と対局した初めての棋士となりました。肝心の対局は藤井四段の完勝でしたが,勝敗以上に意味のある対局だったように思います。ちなみに,この勝利で藤井四段は最年少勝利記録も更新。加藤九段も,今後勝てば最年長勝利記録更新となるので,頑張りを期待しています。

クリスマスプレゼントというわけでもないのですが,『ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ』を買ってみました。ネット上に入荷情報が流れていたので,思い立って買いに行ってみたのです。さっそくプレーしてみましたが,意外と難しい。昔と比べ,反射神経が衰えているのでしょうね。全30作入っていますが,瞬発力を問われないゲームもいくつかあるので,そちらを中心に楽しみたいと思います。

2016年12月23日(祝)

マーク・トウェーン著,村岡花子訳『王子と乞食』を読了。最近の本を読むのに飽きを感じてきたので,思い切って海外文学に手を付けてみました。古い小説を読むのであれば,海外文学は戦後に訳されたものが多く,むしろ大正や昭和初期の文豪のものより読みやすいのです。本書は児童文学ということもあり,それほど難易度も高くなく,スムーズに読むことができました。意外と抵抗なく読めたので,他の本にも挑戦したいと思います。

第18回モバイル王位戦決勝が始まりました。今週末は3連休ということもあり,激戦が予想されます。今日の成績は4勝1敗で,まずまずの立ち上がり。勝率ではそれなりにポイントを獲得できそうなので,あとはR点次第という状況です。自己最高点まではまだ200点近くあるものの,今回のモバイル王位戦開始時からは200点近く上昇。今の実力では,ここからドンドン点を上げていくのは厳しいというのが実感です。現時点では入賞圏内に入っているので,当面は待ちの姿勢で臨みたいと思います。

2016年12月22日(木)

いよいよ明日から第18回モバイル王位戦決勝が始まります。ここで,同組の10人中5位以内に入れば,称号を獲得というシステムです。対局数,勝率,R点の3要素で争われるため,現段階でできるのはR点を上げること。70点ほど上昇させ,明日の大会開始時にはそれなりの位置につけられそうです。たくさん指す時間はないので,規定の5局を4勝1敗で乗り切りたいところ。戦う以上は勝ちたいので,しっかり指したいと思います。

第29期竜王戦七番勝負第7局2日目が行われ,渡辺竜王が丸山九段を破り,4勝3敗で防衛を果たしました。素人には難しい将棋でしたが,感想戦のコメントを見る限りでは,渡辺竜王が微差ながらずっとリードしていたようです。今年のタイトル戦はこれで終わりですが,明後日には史上最年少プロとなった藤井四段のデビュー戦があります。対局相手はなんと加藤九段。抽選の結果だそうですが,まさに世紀の対決です。ネット中継もあるので,興味のある方は是非ご覧あれ。

2016年12月21日(水)

第29期竜王戦七番勝負第7局1日目が行われました。振り駒の結果,先手は渡辺竜王に。後手の丸山九段は予想通り一手損角換わりを選択し,相早繰り銀の力戦となりました。封じ手の局面では,丸山九段が攻め切れるかどうかという展開。私はどちらを持っても自信がないですが,どちらかを選択するなら先手でしょうか。差がつきやすい戦型なので,どちらが抜けだすか明日の進行に注目したいと思います。

今週日曜に行われたNHK杯テレビ将棋トーナメントの羽生三冠-佐藤和俊六段を観戦しました。戦型は,佐藤六段の三間飛車。居飛車穴熊を牽制した駒組に対し,羽生三冠がミレニアム囲いを選択したため,持久戦模様となりました。非常に難解なねじり合いが延々と続きましたが,最終盤で佐藤六段が抜けだして勝利。非常に強い内容で,屋敷九段に続きA級棋士を連破しました。順位戦で未だにC級2組でくすぶっているのが信じられません。準々決勝では村山NHK杯と対局しますが,今日のような工夫した序盤戦を期待しています。

2016年12月20日(火)

年賀状を刷り始めました。私は悩む性格でもないのであっという間に決めましたが,妻はいろいろ検討してようやく決まったようです。例年,仕事納めの後にやっていることを思うと,素晴らしい進歩。今週末の3連休中にはコメントも書き込み,投函したいと思います。

明日はいよいよ,第29期竜王戦七番勝負の第7局です。改めて振り駒となるので,先後がどうなるか注目しています。丸山九段が先手なら横歩取り,渡辺竜王が先手なら一手損角換わりでしょうか。1日目から激しくなる可能性もあるので,明日は昼休みにしっかり戦型を確認したいと思います。

2016年12月19日(月)

北方謙三著『史記 武帝伝(三)』を読了。第二巻までの主人公だった衛青に代わり霍去病が台頭。李陵と蘇武も登場し,ようやく役者が揃った印象を受けます。霍去病は若くして病死し,衛青も徐々に表舞台から去っていきつつある中,老いとともにキレを失っていった武帝をどのように描くのか。このあたりの歴史はあまり詳しくないので,第四巻以降もしっかり味わいたいと思います。

第18回モバイル王位戦三次予選は何とか5位で通過。『飛将』のタイトルを懸け,決勝に臨むことになりました。昨晩は将棋疲れが出て指さなかったのですが,競争相手の負けが込んだことで5位が転がり込んできた格好です。敗退したと思っていたので,決勝はボーナスゲームだと思い,のびのび指したいと思います。

2016年12月18日(日)

市内でやっている将棋の研究会に参加しました。25分60秒で3対局。感想戦もみっちり行い,1日将棋漬けでした。60秒あるとしっかり読めるので,それなりにミスはあったものの,自分らしい将棋は指せたと思います。結果は望外の3連勝。これに慢心することなく,次に参加できる日までしっかり研鑽を積みたいと思います。

第18回モバイル王位戦三次予選は,この日記を書いている時点で6位。他力は期待できないので,1局は指して勝たなければなりません。早い時間帯に動き出すとライバルも動いてくる可能性があるので,ギリギリまで待って一発勝負に懸けたいと思います。

2016年12月17日(土)

広大将棋部OBチームの忘年会がありました。残念ながら今年は4部に落ちてしまいましたが,1期で返り咲くべく,気炎を上げてきました。私自身は研究会も始め,将棋への熱い想いは変わらない。いつの日か1部や2部で戦える日を夢見つつ,まずは来年の戦いに備えたいと思います。

久しぶりに古本屋巡りをしました。思っていたより収穫が多く,大満足です。新刊を買った方が業界の活性化につながるのはわかっていますが,そこまで欲しい本は正直少ない。将棋関係と宮城谷先生の本以外は,ほとんどないと言っても過言ではありません。文庫がワンコインの時代ならいざ知らず,1,000円近くする本が大半の昨今では,よほど欲しい本でなければ食指が動かないのです。作家の方も生活があるので,難しい面もあるとは思いますが,どっしりと腰を落ち着けた作品が出てくることを期待しています。

2016年12月16日(金)

第42期棋王戦挑戦者決定二番勝負第1局が行われ,千田五段が佐々木五段を破り,タイトル初挑戦を果たすとともに,六段昇段を決めました。永世棋王の懸かる渡辺棋王とのタイトル戦となりますが,熱戦は必至。互いに定跡には精通していますが,何となく力戦調の将棋になるような気がします。ソフトの強さを吸収してパワーアップした千田将棋が渡辺棋王の厚い壁に通じるのか。私の予想は3勝1敗で防衛としておきます。

第18回モバイル王位戦三次予選が始まり,初日は3勝2敗で現在3位。予選を通過できるかギリギリの成績です。今週末は2日とも予定が入っており,対局数を稼ぐのは無理。R点もそれほど伸びていないので,勝率で勝負するしかありません。あと2連勝すればほぼ確実に通過できると思うので,最終日までようすを見て,指すかどうか決めたいと思います。

2016年12月15日(木)

三浦しをん著『風が強く吹いている』を読了。箱根駅伝を題材とした小説ということもあり,この時期になったら読もうと思っていました。三浦さんの作品は,昨今では珍しく,綿密な取材が特徴。この作品もとてもよく調べて書かれており,好感を持てる内容でした。青春小説ということもあり,うまくいきすぎの感は否めませんが,読後感の良い作品。スポーツが好きな方は是非ご一読あれ。

今日は朝から電車のダイヤが乱れ,ひどい目にあいました。10分くらいの遅れなら日常茶飯事ですが,電車に乗れないほど混雑した車内で長時間を過ごし,会社に着いた頃にはクタクタでした。こんな日に限って仕事が忙しいというのは世の常。今週の仕事もあと1日ですが,かなりのダメージを受けたので,今日は早めに休みたいと思います。

2016年12月14日(水)

クラブW杯準決勝で,鹿島アントラーズが南米代表のアトレティコ・ナシオナルを破り,アジア勢初の決勝進出を決めました。Jリーグ史上に残る快挙といえます。鹿島はJリーグ創成期から活躍し,地域密着の見本ともいえるチーム。決勝はヨーロッパ代表のレアル・マドリードとの対戦が予想されますが,善戦を期待しています。

会社の帰りに,家の近所にある古本屋に顔を出しました。このところ買ってばかりであまり読めていないので,立ち寄る回数が減っていたのですが,気分転換に立ち寄ったのです。小ぢんまりしたお店なので,品ぞろえが大きく変わることはないのですが,読みたい本を何冊か発見できたのは収穫です。一度に買うより,頻繁に立ち寄って一期一会を楽しむほうが性に合っているので,次に何を買うか悩みながら読書に励みたいと思います。

2016年12月13日(火)

このところ,通勤時間節減のため,速達列車に乗って通勤しています。各駅停車でも時刻表通り進めば30分程度なのですが,15分くらい遅れるのはざら。朝の10分は貴重なので,満員覚悟で途中まで快速に乗っています。一番怖いのは,この超満員の状況で,何らかのトラブルで駅間に停車すること。そもそも閉所が苦手なので,考えるだけでゾッとします。10分早く起きれば解決することとはいえ,最近は朝の冷え込みも厳しく,なかなかハードルが高い。朝の10分をめぐる悩みはしばらく続きそうです。

今年は珍しく,早くも年末へ向けて準備を始めています。年賀状のデザインも決めましたし,新幹線も予約。大掃除は残っているものの,例年に比べるとかなり順調です。気がつくと,今年もあと半月あまり。年内にすべきことはきちんと片をつけるべく,計画的に生活したいと思います。

2016年12月12日(月)

橋本崇載著『棋士の一分』を読了。内容に賛否はあると思いますが,橋本八段の将棋界への危機意識を感じる内容でした。私自身は,ソフトの登場により棋士の価値が下がるとは考えていませんし,ソフトで研究する棋士も否定はしません。ただし,それは強くなりたいという一途な思いがあってこそ。現在のような使われ方は,いろいろ弊害も出てくると感じています。難しい問題を孕んでいますが,棋士はもちろん,関係するすべての人が知恵を絞り,良い着地点を見つけて欲しいと思います。

第18回モバイル王位戦二次予選は無事に通過。三次予選くらいからは対局数不足で脱落する人が減るので,いよいよ大変な戦いとなります。何かご褒美があるわけでもないのですが,戦う以上は勝ちたい。これこそ勝負師の性です。己の欲求を満たすべく,今週末も必死に戦い,最終予選まで進出したいと思います。

2016年12月11日(日)

第2期叡王戦第2局が行われ,佐藤名人が千田五段を破り,2連勝で第2期叡王に輝きました。これで,第2期電王戦は,佐藤名人とponanzaの対戦となります。遂に,人類とソフトの対決に名人が登場。まさに最終決戦という顔合わせとなりました。本局を見ても,佐藤名人の受けの強さは別格。結果はわかりませんが,第1期電王戦のような一方的な展開にはならない気がします。どちらが勝っても,現在の形式の電王戦は今回で最後になる気がするので,歴史に残る激闘を期待しています。

NHK杯テレビ将棋トーナメントの村山NHK杯-石井五段を観戦しました。戦型は石井五段の四間飛車。村山NHK杯は穴熊に囲い,角切りの強攻からペースを掴みました。終盤の入り口では村山NHK杯が楽勝に見えましたが,石井五段も振り飛車らしく粘り,放送時間ぎりぎりまでかかる熱戦でした。最後は石井五段が力尽きましたが,将棋はこれだけ頑張れるものなのですね。私も見習わなくてはならないと感じた一局でした。

2016年12月10日(土)

今日は久しぶりに妻と市川駅界隈を散歩しました。特段の目的もなくフラフラしたのは久しぶり。12月にしては暖かい日だったので,それほど苦も無く歩けました。このところ運動をサボっているものの,それなりに歩いているので,体重は何とか維持。先日の健康診断で中性脂肪がやや高いと出たので,日頃から体を動かすよう心掛けたいと思います。

橋本崇載著『棋士の一分』を購入。わざわざ買って読むほどではないと思いつつ,将棋ファンとしてこの時期に出た新書を無視するのも難しく,結局買ってしまいました。最近の新書は高いので,電子書籍で入手。電子書籍は,常に何らかのキャンペーンが行われているので,一番安いところで買うことにしています。おかげで,私のスマホは将棋と電子書籍のアプリだらけ。いまのところ,文字の本は新書くらいしか読みませんが,小説も読むようになったら,どのサービスで読むか絞り込みたいと思います。

2016年12月9日(金)

阿刀田高著『イソップを知っていますか』を読了。短編が好きと言いながら,著者の作品を読んだことがなかったのですが,軽快で読みやすい文章でした。イソップ物語をよく知らないこともあり,初めて読む話も多く面白かったです。軽快な作風は私好みなので,機会があればほかの本も読んでみたいと思います。

第18回モバイル王位戦二次予選が始まりました。さっそく所定の5局をこなし,4勝1敗。R点もそれなりに上位につけており,おそらく通過できると思います。角交換ばかりという品のない将棋を指していますが,ソフトによる検証では普段より悪手が少なく,内容自体は悪くないと思います。モバイル王位戦の場合,勝ち上がれるかどうかは自分との戦い。三次予選へ向け,しっかり調子を整えたいと思います。

今日は会社の創立75周年記念パーティーがありました。5年ごとにやっているそうで,2度目の参加です。こういうパーティーを開けているうちは,会社は大丈夫だと感じます。創立80周年を迎える頃には,私は41歳。不惑も過ぎますので,どっしりと構えたオジサンになっていたいと思います。

2016年12月8日(木)

第29期竜王戦第6局2日目が行われ,丸山九段が快勝で3勝3敗のタイとなりました。終盤で一瞬ヒヤッとする場面がありましたが,冷静に頓死を回避。持ち時間も残っていたので,最後は読みきりだったのだと思います。いよいよ次は最終局。渡辺竜王が先手なら一手損角換わり,丸山九段が先手なら横歩取りとみます。

アマレン会員としての通算成績が復活しました。先日の朝日アマで会員になったあと,広島時代と千葉転居後の成績を統合できないか,事務局に打診していたのです。通算成績は194対局で118勝。千葉転居後は18対局で9勝だったので,一気に増えた感じがします。レーティングは千葉転居後のままのため,広島時代よりは低いですが,勝てば上がるので頑張りあるのみ。生涯成績がわかるというのは貴重なので,今後はしっかり会員資格を継続したいと思います。

2016年12月7日(水)

岩城けい著『さようなら,オレンジ』を読了。いろいろな書店で宣伝されていたこともあり,短い小説なら読めるだろうと思って選んだのですが,序盤のハードルがとても高かったです。満員電車では,いったん本を取り出したら交換するのも難しく,読み続けるしかないのですが,逆に幸い。序盤のとっつきにくささえ乗り切れれば,全体的には良い小説だったように思います。文学的な色彩の小説が好きな方にはオススメです。

第29期竜王戦第6局1日目が行われました。戦型は,後手番の丸山九段の一手損角換わり。十八番の戦型でもあり,早いテンポで進みました。1日目にして既に終盤の様相ですが,控室の見立ては後手優勢。私も後手を持ちたいと思います。明日は午前中が勝負所だと思いますが,果たして。

2016年12月6日(火)

第10回朝日杯将棋オープン戦

二次予選が行われ,八代五段と広瀬八段が本戦トーナメント進出を果たしました。広瀬八段はA級棋士の貫録を見せた格好ですが,八代五段は佐藤九段,橋本八段を連破する活躍でした。朝日オープンは持ち時間が短く,瞬発力を試される棋戦のため,一般論として若い棋士が有利。本戦でもキレの良い将棋を期待しています。

会社内で風邪を引いている人が増えています。私自身は自覚症状はないものの,いつ罹ってもおかしくない。30代に入り,1年中健康という年が少なくなっているのをヒシヒシと感じます。この時期はずっとマスクこそしているものの,どれだけ防げるのかは未知数。過度に衛生的に暮らしてはいないので,雑菌には強いと思いますが,体調には十分気をつけたいと思います。

2016年12月5日(月)

第18回モバイル王位戦は無事に一次予選を突破。すでに二次予選の組み合わせも発表されています。同組の選手を見ると,モバイル王位戦優勝経験のある選手が多く,激戦は必至。たくさんの対局をこなすのは時間的にも厳しいので,少ない対局数で高勝率を挙げて乗り切りたいところです。戦う以上は勝ちたいので,今週末も頑張りたいと思います。

肝心の将棋の調子は,相変わらず角交換系の将棋ばかり指しているものの,徐々に序盤が上手くなってきました。格上との対局が少ないのもありますが,ちょっとした隙を突いてリードできるようになっています。少々品が無いとは思うものの,手損を気にしなければ,先手ならほぼ確実に角交換はできる。将棋を始めて20数年,一芸がないまま戦ってきたので,何とか武器となる形を見つけたいと思います。

2016年12月4日(日)

第2期叡王戦第1局が行われ,佐藤名人が千田五段を破り,電王戦出場に王手を掛けました。本局は序盤から千田五段が積極的に動き,佐藤名人も激しく反発。序盤からのっぴきならない戦いとなりましたが,佐藤名人がうまくまとめ,リードを守り切りました。千田五段としては不完全燃焼の一局だと思いますが,こういう負け方は後を引かないもの。次局も面白い序盤戦術を期待しています。

NHK杯テレビ将棋トーナメントの斎藤六段-佐藤九段を観戦しました。戦型は,佐藤九段の陽動振り飛車。佐藤九段らしい力戦志向の立ち上がりから,斎藤六段が固めながらうまく戦端を開き,優勢となりました。素人目には一方的に攻めている斎藤六段が必勝に見えましたが,終盤で決め急いだような格好となり逆転。最後は「勝ち将棋鬼のごとし」という言葉がピッタリの収束で,佐藤九段の勝利となりました。斎藤六段のような気鋭の若手でも,ハッキリ勝ちの将棋を落とすことがあるのですね。将棋の怖さを改めて知った一局でした。

2016年12月3日(土)

先週壊れたエアコンの修理がありました。冷媒が抜けてしまっていましたが,ラジエーターの故障だったため,無償で交換。新調するとそれなりの出費になるので,助かりました。以前より家電の故障が増えている気がしますが,より小さくより高機能にするには,ある程度信頼性の犠牲はやむを得ないのかもしれません。家の中を見ると,保証期間が切れている家電もいくつかあるので,買い替え資金をしっかり準備しておこうと思います。

第18回モバイル王位戦が始まっていました。すっかり忘れており,マイブームの手損角交換作戦などを連採していたのですが,予選通過ラインは何とか突破できそうです。現在はR点も下がっており,高勝率を期待できそうな位置取りなので,3度目の優勝を目指して頑張りたいと思います。

2016年12月2日(金)

第29期竜王戦第5局2日目が行われ,渡辺竜王が丸山九段を破り,対戦成績を3勝2敗としました。横歩取りから丸山九段が攻めを引っ張り込み,渡辺竜王の攻めがつながるかどうかという戦いとなりました。見た目以上に難しい将棋だったようですが,渡辺竜王が細い攻めを巧妙につなげて快勝。並べてみても,一手も手が当たらないので,横歩取りは向いていないと改めて感じた一局でした。

このところ,寝違えに端を発した首の痛みが治りません。左側に首を回すと,肩甲骨のあたりに痛みが走ります。日常生活に支障があるレベルではないので放置していますが,凝りもひどいので,そろそろ手を打ったほうが良いかもしれません。今週末は少し休めそうなので,対応を考えたいと思います。

2016年12月1日(木)

市川駅前にあるダイエーが新装開店しました。これまでの6フロアから4フロアに縮小し,衣料品から撤退。一方で,計3フロアだった食料品と生活用品の売り場を広げるというコンセプトのお店のようです。空いた上層階には衣料品やスポーツ用品などの専門店が入居。立体的なイオンという印象の店舗でした。私としては大型書店が入ってくれるとよかったのですが,紳士向けの衣料品店が入ったのは好印象。混雑が一段落したら,じっくり見て回りたいと思います。

伊東潤著『虚けの舞』を読了。北条氏康の五男である北条氏規と織田信長の次男である織田信雄が主人公の作品でした。戦国有力大名の家に生まれながら没落し,それでも生き抜いて幕末まで血脈をつなげたという共通項のある武将で,戦国ファンなら読んでみたくなる組み合わせだと思います。著者らしく読みやすい作品だったので,興味のある方はご一読あれ。

今月の将棋世界とアマレンが届きました。先日,詰パラ12月号も届いており,これで今月の将棋関連の書籍も一式揃ったことになります。最近は,通勤時間に小説こそ読んでいるものの,趣味はほぼ将棋一筋。カープも優勝して情熱が冷めてしまった感もあり,将棋がすべてという感じです。今日は第29期竜王戦第5局も行われていますが,まったくわからない横歩取りとなっているので,感想は明日の日記にて。

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