日々雑感

2017年4月の日記

2017年4月30日(日)

草むしりをしました。あまりに大量に生えすぎて一気にやるのは無理だったので,今日は半分だけ。むしるだけなら全部やることも可能でしたが,一度に捨てられる量に制限もあり,自重しました。久しぶりの肉体労働だったこともあり,手を握る筋肉が疲労気味。しっかり伸ばし,明日に疲れを残さないようにしたいと思います。

今日のカープは先発の九里投手が4回7失点と大誤算。私は7点取られてからの観戦だったので,先日一軍昇格を果たした高橋樹也投手がいつ投げるかに注目していました。高橋投手は8回2死から登板し,梶谷選手には打たれたものの,筒香選手を三振に取り,上々のデビュー。打線も奮起し1点差まで追い上げる頑張りを見せ,楽には勝たせないという印象は植え付けたと思います。このところ投打のかみ合わない試合が続いていますが,来週はしっかりと戦ってくれることを期待しています。

2017年4月29日(祝)

今月の詰パラ上級7手詰までを何とか解き終えました。詰パラらしく浮かびにくい順の問題が多く,今月も大苦戦。解答を送るようになって数年が経ちますが,ちっともスピードが上がらないのが悩みの種です。もっとも,この歳になると,どんな事でも維持していくだけで大変。来月は月末にあまり時間が取れないので,早めに解くようにしたいと思います。

今日のカープは本塁打4本で快勝。先発の岡田投手は8回1失点の好投で3勝目を挙げました。岡田投手の投球を観ていると,ゆったりしたフォームからキレの良い球を投げ込んでおり,いつも惚れ惚れします。近い将来,カープを背負って立つ投手になるのは間違いない。今年を飛躍の一年にしてほしいと思います。

2017年4月28日(金)

カープは投手陣が崩壊して完敗。先発の加藤投手が四球連発で試合を作れず,2番手の飯田投手も炎上してしまいました。明日の予告先発は,カープが岡田投手,ベイスターズは今永投手。今永投手には前回登板で完封を許しているだけに,連敗は許されません。今日は好機であと一本が出ませんでしたが,明日は打撃陣の雪辱に期待しています。

今年のGWの目標は,植栽の管理。昨年はGW明けから始めたため,暑さにやられてしまったものが多かったのですが,今年は順調な仕上がりです。本音を言えば自然に任せたいのですが,放置すると雑草に負けてしまうのは必定。もう少し植栽が大きくなるまでは,手入れを頑張りたいと思います。

2017年4月27日(木)

カープは投手戦を制してジャイアンツとの首位攻防戦に勝ち越し。犠飛の一点を守り切るという,しびれる展開でした。派手に打って勝つ方が観ていて楽なのですが,こういう厳しい試合を勝たないと長いシーズンを勝ち抜いていくのは難しい。明日からはベイスターズとの3連戦ですが,前回の3連戦では負け越しているので,雪辱を期待しています。

新しい読書ジャンルの開拓を始めています。30代後半になり,以前より幅広いジャンルの作品を読むようになっていますが,最近のものが中心。古典的名作のように基礎基本となる本は,ほとんど読めていません。将棋においては,20代前半に一念発起して定跡を勉強し,先行逃げ切り型への脱皮を図りましたが,読書でも何かを変えないと行き詰まる気がします。現在興味を持っているのは,海外のSFやミステリ。文学作品よりは敷居が低く,社会的背景などを知らなくても読みやすいので,まずは有名作品から挑戦したいと思います。

2017年4月26日(水)

綾辻行人著『時計館の殺人』を読了。館シリーズは『十角館の殺人』,『迷路館の殺人』に続いて3作目ですが,登場人物にある程度の関連もあり,順番に読むほうが話の筋はわかりやすいように思います。逆に言うと,前の作品で登場している人物は犯人ではないと推定できるため,知らない方がミステリーとしては面白いのかもしれません。日本推理作家協会賞受賞作だけあって,読みごたえもあるので,ミステリ好きの方にはおススメです。

藤井四段が今日の棋王戦予選の対局に勝ち,デビューからの連勝を14に伸ばしました。若き天才棋士の躍進は留まるところを知らない。ここまでくると,誰がこの快進撃を止めるのかに注目が集まります。ちなみに,棋王戦予選の次の対局相手は澤田六段。棋戦優勝こそないものの,25歳で竜王戦2組,順位戦B級2組に在籍する俊英だけに,熱戦が予想されます。藤井四段の活躍により,将棋への注目度が高まっている昨今。一過性のブームに終わらぬよう,今後の活躍に期待しています。

カープはジャイアンツとの打撃戦を制し,首位攻防戦は1勝1敗に。先発の福井投手は悪いながら粘り,6回3失点で今季初勝利を挙げました。打線の頑張りにより勝ったから良かったものの,福井投手の力から考えると物足りない投球内容。カープを背負って立つ投手になるべく,一層の奮起を期待しています。

2017年4月25日(火)

第88期棋聖戦挑戦者決定戦の糸谷八段-斎藤七段が行われました。戦型は,横歩取りから前例のない力戦模様に。棋譜を並べても意味が全く分からない難解な戦いでした。二転三転の末,最後は斎藤七段が逃げ切り,タイトル初挑戦。羽生棋聖は若手に強いイメージがありますが,今回も神通力を発揮するのか注目です。私の予想では3勝1敗で羽生棋聖防衛と見ますが,果たして。

今日のカープは,ジャイアンツ先発の菅野投手の前に手も足も出ず完敗。先発の野村投手は8回1失点の好投でしたが,一球の失投に泣きました。このところ打線が湿っていますが,今日は先発に西川選手を起用するなど,思い切った起用が見られたのは好材料。明日敗れると首位陥落となりますが,順位に一喜一憂する時期でもないので,思い切った采配を期待しています。

2017年4月24日(月)

月末に差し掛かってきたので,ようやく重い腰を上げて詰パラを始めました。最近は,詰将棋を解くのが大変になってきていますが,キツいことをやめてしまっては棋力の向上は望めない。強くなりたい以上はやるしかありません。最近は初級レベルすら手こずるほど棋力が衰えていますが,社団戦までに何とか取り戻さなくては。今月もあと5日ですが,しっかり頑張りたいと思います。

社団戦へ向け,定跡の洗い直しに着手しています。最近の定跡研究は,ソフト一本。これまで駄目だと思っていた変化が意外と有力だったり,新しい発見があります。定跡形を指すには,一通りソフトで調べておかないと,怖くて踏み込めません。事前準備には限界はありますが,最大限の準備を心掛けたいと思います。

2017年4月23日(日)

AbemaTV将棋チャンネル『藤井四段 炎の七番勝負』第7局の藤井四段-羽生三冠を観戦しました。対局が始まってから知ったのですが,この一局だけ持ち時間2時間,切れたら一手60秒。2時間くらいで終わる予定だったので,夜の予定が随分狂ってしまいました。肝心の対局は,藤井四段が角換わりの最新形で快勝。最終的には,トップ棋士7人を相手に,6勝1敗という圧巻の成績でした。近い将来,将棋界に藤井時代が来るのは間違いない。今後の大活躍に期待しています。

カープは逆転勝ちで連敗を4でストップ。今季初打席の西川選手が大きな仕事をしてくれました。今週は2勝4敗と負け越してしまいましたが,今日の試合に勝てたのはとても大きい。来週はジャイアンツ,ベイスターズとの6連戦ですが,今日の勝利をきっかけに,打線が再び活性化することを期待しています。

2017年4月22日(土)

久しぶりにネット対局をしましたが,惨敗。将棋は負けるとやめられなくなるので,対局は休日のみにしています。今日はとにかく手が見えなかったので,明日も指して調子を整えねば。最近は序盤から激しい将棋が増えているので,時代に乗り遅れないように研究もしっかり行いたいと思います。

今日は,対局の他にも,久しぶりに泳いだり,草をむしったり,本を買いに行ったり,自由気ままな生活でした。水泳は1時間程度みっちり,草むしりは梅雨明けまで放置できるくらいしっかりやったつもりです。春は,1年の中でもっとも家から出ようという気持ちになる季節。花粉も徐々に収まってきたので,いろいろ出掛ける計画を練りたいと思います。

2017年4月21日(金)

清水潔著『殺人犯はそこにいる』を読了。足利事件を含む北関東連続幼女誘拐殺人事件の真犯人を追うという,ノンフィクションでした。私もすっかり忘れていましたが,足利事件の菅家さんが無実だったということは,真犯人は別にいるということ。内容が内容だけに,読後感は決して良くありませんが,真実を追求する報道は非常に大事だと感じます。ちなみに,本書は,昨年にブームを巻き起こした『文庫X』の正体。興味のある方はご一読あれ。

第75期名人戦第2局2日目が行われ,佐藤名人が稲葉八段を破り,対戦成績を1勝1敗としました。封じ手以降も佐藤名人が積極的に攻め,居玉のまま攻め切って快勝。稲葉八段としては力を発揮する場面がありませんでしたが,こういう将棋は大差になりやすく,仕方がない面もあります。これでともに先手番でいいところなく敗れ,改めて五番勝負に。佐藤名人が先手番の次局でどのような作戦を準備してくるか,注目したいと思います。

2017年4月20日(木)

島田荘司著『異邦の騎士』を読了。『占星術殺人事件』などの御手洗潔シリーズの最初の事件を扱った作品でした。あとがきを読むと,デビュー前に書かれた作品だったものの,デビュー作としてはインパクトに欠くと判断し,そのままお蔵入りとなっていた模様。個人的には,『占星術殺人事件』と同じくらい楽しめたので,ミステリ好きの方にはおススメです。

第75期名人戦第2局が始まりました。先手の稲葉八段の矢倉志向に対し,佐藤名人の選択は急戦策。最近はソフトの影響かこういう将棋が増えましたが,個人的には好ましいと思います。人間は間違える生き物なので玉を固める方が実戦的ですが,究極的には急戦の方が棋理に合っていると感じるからです。今日は28手しか進まなかったものの,すでに形勢に差がついていてもおかしくない局面。個人的には後手をもって不満なしと見ますが,明日の進行は果たして。

2017年4月19日(水)

今日のカープはベイスターズに完敗。負けた原因とまでは言えませんが,一塁塁審の判定がひどすぎて話になりませんでした。明確な誤審が2回もあり,緒方監督が判定に抗議して退場処分に。現役時代を通じて初の退場だそうです。審判のレベルがこれだけ低いと,一塁にもビデオ判定が導入される日も近いかもしれません。明日は大瀬良投手が先発予定。ピリッとしない内容が続いているので,気持ちのこもった投球を期待しています。

千葉では今日も春の嵐。昨日は大雨,今日は強風が吹き荒れました。暖かい南風が吹き込んでいるため,気温も高くなっています。おかげで我が家の植栽も一気に成長し,一週間前とは大違い。どこかで冬眠していたと思われるヒキガエルも目覚め,本格的に暖かくなってきたと感じます。あとはスギ花粉が収まるのを待つばかり。暖かく過ごしやすい日々を楽しみにしたいと思います。

2017年4月18日(火)

カープは今日も打線が踏ん張り,逆転サヨナラ勝ち。終盤まであと一本が出ないもどかしい展開でしたが,最終回になってようやく打線がつながりました。完全に負け試合の内容だったので,この勝利は大きい。明日も勝ち,まずは3連戦の勝ち越しを決めて欲しいと思います。

伊坂幸太郎著『マリアビートル』を読了。前作『グラスホッパー』に続き,たくさんの殺し屋が出てくる小説でしたが,伊坂作品らしくコミカルな会話が多く,暗い話という印象は受けませんでした。前半部分の内容が結末にあまり関係なかったこともあり,個人的にはもう少し簡潔に収めても良かったという印象。とはいえ,一晩で一気読みできるだけの面白さはあるので,興味のある方はご一読あれ。

2017年4月17日(月)

伊坂幸太郎著『首折り男のための協奏曲』と東野圭吾著『マスカレード・イブ』を読了。前者は緩やかにつながりを持つ短編集,後者は『マスカレード・ホテル』の前編ともいえる短編集でした。どちらも軽く読める作品でしたが,長編作品と比べやや物足りなさを感じるのも事実。ファンの方なら読んでも良い作品という印象でした。

NHK杯テレビ将棋トーナメントで藤井四段が千田六段を破り,デビュー13連勝を達成。未放送のテレビ対局の結果を報道するのはどうかと思いますが,話題の新人なので仕方がないのかもしれません。それにしても,藤井四段の実力は恐ろしい。14歳にして棋界トップレベルの実力を備えていることは,もはや疑う余地もありません。誰がこの連勝を止めるのか,次局以降も注目したいと思います。

2017年4月16日(日)

AbemaTV将棋チャンネル『藤井四段 炎の七番勝負』第6局の藤井四段-佐藤九段を観戦しました。戦型は佐藤九段の角交換力戦振り飛車。佐藤九段の土俵での戦いとなりました。対して,藤井四段は玉を広く囲い,地下鉄飛車から佐藤玉の玉頭から猛攻。そのまま一気に押し切りました。佐藤九段に全く力を出させないとは,まさに驚異の14歳。来週はいよいよ羽生三冠との対局となりますが,熱戦を期待しています。

今日のカープは惜敗。先発の九里投手が粘りのピッチングを見せましたが,打線の援護がありませんでした。今年の緒方采配の特徴の1つは,先発投手をギリギリまで引っ張ること。昨年は,8回まで同点であれば迷わずジャクソン投手を投入していましたが,今日のように逆転されるまで先発投手に任せる姿勢の試合が多いように思います。もちろん,救援陣に故障者が出ていることもありますが,それだけではなさそう。このチャンスに,未来のカープを背負って立つ投手が1人でも多く出てくれることを期待しています。

2017年4月15日(土)

カープは序盤からタイガースのミスに付け込み快勝。昨年もそうでしたが,ズルズル連敗しないのが現在のカープの強みです。先発起用に応えた天谷選手,途中出場で力を発揮した堂林選手など,選手が与えられた役割をしっかりこなせているのが好調の要因ではないでしょうか。明日も勝ち,この3連戦を勝ち越して締めくくって欲しいと思います。

朝晩も暖かくなり,本当に春らしい気候になってきました。我が家の植栽も順調に伸びていますが,草の伸びが早すぎる。草むしりを避けるべく,グランドカバーに植えた草が背の低い幼木を覆うようになってきており,対策が必要です。特に,日当たりの悪い部分は草がより徒長するので,想定以上に伸びてしまっているところも多い。植栽計画の練り直しも含め,検討したいと思います。

2017年4月14日(金)

東野圭吾著『マスカレード・ホテル』を読了。舞台設定,登場人物の個性,犯人の意外性など,最近読んだ東野作品の中では上位に入る面白さだったと思います。続編の『マスカレード・イブ』もすでに入手済み。こちらは短編集のようなので,気分を変えたいときなどに,一遍ずつ読み進めたいと思います。

カープの連勝は10でストップ。先発の加藤投手,3番手のヘーゲンズ投手が踏ん張れず,打線もあと一本が出ませんでした。加藤投手は良いものを持っていると思いますが,如何せんコントロールが悪すぎる。イニング数以上の四球を出しているようでは,プロでは厳しいと思います。ヘーゲンズ投手もピリッとせず,二軍での再調整が必要な印象です。首位を走っているとはいえ,投手陣に課題は多い。まずは連敗を避けるべく,明日先発の岡田投手の頑張りに期待しています。

2017年4月13日(木)

伊坂幸太郎著『オーデュボンの祈り』を読了。これまで10作くらい伊坂作品を読んでいますが,一番良かったと感じます。どのように表現すればよいのかわからないのですが,独特の世界観が非常に心地良い作品でした。通勤時に読んでいると,どうしても細かい部分を読み落としていることが多いので,改めて腰を落として読み直したいと思います。

今日もカープ打線が爆発。先発の大瀬良投手が4点のリードを逆転されたものの,9回に7点を挙げて逆転。現在のカープ打線は,チャンスでの集中力が素晴らしい。昨年優勝したことで,各選手が自信を持てているように感じます。10連勝で早くも一歩リードという状況ですが,慢心は禁物。明日もしっかり戦って欲しいと思います。

2017年4月12日(水)

カープは今日も打撃戦を制して9連勝。先発の床田投手は,7回5失点ながら,プロ初勝利を挙げました。今日は救援陣も頑張り,盤石の投手リレー。打撃陣も新井選手,エルドレッド選手にそれぞれ2本の本塁打が飛び出すなど,思い切りのよい打撃ができています。出来すぎとは思いますが,素晴らしい開幕ダッシュ。この勢いで今期も突っ走って欲しいと思います。

今日は昨日から一転して暖かい1日でした。明日以降も大きく冷え込む日は無い予報となっており,ようやく春らしい天気になったと言えます。我が家の植栽も順調に芽吹き,あとは成長を待つばかり。もう少し暖かくなってから発芽する種も蒔いているので,どうなるのか楽しみに待ちたいと思います。

2017年4月11日(火)

島田荘司著『占星術殺人事件』を読了。『金田一少年の事件簿』にこの作品をベースとしたトリックがあり,犯人はすぐにわかりましたが,それでも十分に楽しめる作品だったと思います。最近は,本格ミステリがマイブーム。この分野は未読の作品も多いので,いろいろ読んでみたいと思います。

今日のカープは,ジャイアンツに勝利。カープの先発が野村投手,ジャイアンツの先発が菅野投手でしたが,両投手とも中盤で崩れるまさかの展開でした。その後は両軍の中継ぎ投手が崩れ,予想外の乱打戦に。何とか勝ち切りましたが,中継ぎ陣の今後に不安を残す内容でした。打撃陣が好調なうちに,何とか勝ちパターンを確立したいところ。緒方監督の今後の采配に注目したいと思います。

2017年4月10日(月)

伊坂幸太郎著『グラスホッパー』を読了。続編の『マリアビートル』を読みたくなり,まずはこちらから読んでみたのです。妻の敵討ちという重いテーマと,登場人物たちが織り成すコミカルな会話のギャップが面白い作品でした。伊坂作品が好きな方は読んでしまっていると思いますが,未読の方は是非ご一読あれ。

昨晩はすっかり忘れていたのですが,AbemaTV将棋チャンネル『藤井四段 炎の七番勝負』第5局の深浦九段-藤井四段を並べました。結果は既報の通り藤井四段の勝ちでしたが,凄いとしか言いようがありません。A級の深浦九段を14歳が矢倉でねじ伏せるというこの衝撃を,一体何と書き表したらよいのでしょう。この勝利で七番勝負の勝ち越しを決めましたが,快進撃はまだまだ終わりそうにない。残る佐藤九段,羽生三冠との対局も楽しみにしています。

2017年4月9日(日)

カープは今日も接戦を制して7連勝。苦しい試合でしたが,一瞬のミスに付け込み,逆転勝ちとなりました。昨年もそうでしたが,ワンチャンスでの集中打が現在のカープの持ち味。中継ぎ陣には不安を残しますが,先発投手が試合を作れば勝てる気がします。週明けからは,いよいよジャイアンツとの首位攻防戦。カープらしい戦いを期待しています。

NHK杯テレビ将棋トーナメントの中村九段-佐々木五段を観戦しました。3手目に中村九段が▲5八金と振り飛車を誘い,佐々木五段の石田流穴熊となりました。この形は振り飛車が勝ちやすいイメージがありましたが,本譜は中村九段が巧妙な受けでリード。終盤になってからは一転して鋭い踏み込みを見せ,快勝となりました。早指しでベテランが生きの良い若手に勝つのは大変なこと。2回戦以降もオジサンパワー炸裂を期待しています。

2017年4月8日(土)

カープは今日も勝ち,首位に浮上。先発投手が頑張り,最小点差を逃げ切るという理想的な展開でした。この3連戦は,加藤投手,岡田投手,九里投手という若いローテーション。彼らが一本立ちすれば,カープは10年は安泰だと思うので,今期を飛躍の一年にして欲しいと思います。

今年は,DAZNスポナビライブで本格的に野球中継が始まり,ライブ中継で楽しんでいます。DAZNはカープの本拠地の試合,スポナビライブはジャイアンツを除く他の10球団の本拠地の試合が中継されるので,この2つで大半の試合をカバーできます。DAZNでは,ほかにもF1やNBAの中継もあるので,かなり楽しめそう。とりあえず5月までは無料で観られるので,有料で継続するか検討したいと思います。

2017年4月7日(金)

オルダス・ハクスリー著,大森望訳『すばらしい新世界』を読了。昨日読んだ『一九八四年』は高度に監視が進んだ社会を描いていましたが,本作は同じ管理された未来でももっと緩やかな印象。生まれながらに能力や人生をコントロールされ,その中で忠実に生きるだけの未来が描かれています。人間社会の究極の形がこうあって欲しいとは思いませんが,作中に納得できるだけの説明もあり,妙に説得力のある小説でした。現代の目で見ても古臭くなく,80年以上前の作品とは思えない素晴らしい内容だったので,興味のある方はご一読あれ。

カープは今日も勝ち,首位のジャイアンツを追走しています。先発の加藤投手は,初登板とは思えない堂々とした内容。9回1死までスワローズ打線を無安打に抑え,ノーヒットノーランまであと2人でした。7四球と制球に課題は残しましたが,ボール自体はプロで通じることを示したので,次回以降の登板も期待しています。

第75期名人戦第1局は,稲葉八段が快勝。中盤で佐藤名人に誤算があったようで,これといった勝負所もなかったように思います。こういう負けは後を引かないもの。次局以降の立て直しに期待しています。

2017年4月6日(木)

ジョージ・オーウェル著,高橋和久訳『一九八四年』を読了。1949年に出版され,権力に支配された未来を描いた小説でした。描かれた世界も結末も悲惨なもので,読後感は決して良くありませんが,こういう世界にしてはいけないという警鐘を鳴らす意味が込められた作品なのだと思います。作品が発表されてから70年近く経っていますが,現在読んでも全く違和感のない普遍性が評価されているのかもしれません。トランプ政権誕生後,アメリカでもかなり売れているそうなので,興味のある方はご一読あれ。

カープは二夜連続の延長戦を制し,この3連戦を2勝1分で終えました。9回裏に追い付かれる苦しい展開でしたが,よく勝ったと思います。今日の試合で光ったのは,薮田投手とブレイシア投手。勝利の方程式を担う投手ではありませんが,今後の活躍を予感させる内容でした。これからも厳しい試合が続きますが,投打とも頑張りを期待しています。

第75期名人戦第1局が始まりました。戦型は,佐藤名人の先手で横歩取りに。この形はよくわからないのですが,一目はいい勝負だと思います。どんな展開になるのか予想もつかないので,感想などは明日の日記にて。

2017年4月5日(水)

今日のカープは,延長12回の末,引き分け。エースのジョンソン投手が離脱したうえ,シーズン序盤から中継ぎ投手陣に負担のかかる展開が多く,今後が心配されます。唯一の明るい材料は,初先発のルーキー床田投手が期待に応える投球をしたこと。ピンチも多かった中で,7回途中まで投げられれば,十分ではないでしょうか。明日以降,選手の入れ替えもありそうなので,公示に注目したいと思います。

今日は最高気温が20度を超え,いよいよ春らしい陽気になってきました。今年は桜の開花も遅れていましたが,これからの温かさで一気に花が開くことでしょう。そんな中,心配なのはこれからの天気。明日以降,雨模様の日が続くようで,せっかく満開となった桜を見られぬまま,散ってしまうことになるかもしれません。花より団子という人間ではありますが,家の近くに大きな桜の木もあるので,その姿をしっかり見ておきたいと思います。

2017年4月4日(火)

会社の人に誘われ,将棋を指してきました。基本的に付き合いの悪い人間ですが,将棋のお誘いだけは別。これだけは喜んで行きます。何局か指したのですが,久しぶりに仕事が終わってから頭を使ったので,心身ともにクタクタ。明日の仕事に響かぬよう,早めに休みたいと思います。

藤井四段が本日の対局に勝ち,デビュー11連勝の新記録を達成。図抜けた実力を備えているのは周知の事実ですが,それにしても凄まじい勝ちっぷりです。この勢いで勝ちまくれば,屋敷九段の持つ最年少タイトル獲得記録更新も夢ではない。この連勝がどこまで続くのか,今後の対局からも目が離せませんね!

2017年4月3日(月)

『アマレン第320号』『詰将棋パラダイス4月号』『将棋世界5月号』が到着。今月からアマレンの定期購読会員になったため,まとめて届きました。楽しみが一度にやってくるため,読むのが大変ですが,とても幸せな気分。かなりの分量なので,数日かけてしっかり楽しもうと思います。

将棋ウォーズで無敗の方に勝利。他の持ち時間で六段の実力なので,相当格上だと思いますが,4六左銀急戦で殊勲の星を挙げました。アマチュアのように短時間の将棋では,研究と経験がモノをいう。きちんと研究しておけば社団戦でも使えそうなので,久しぶりに定跡書を紐解いて勉強したいと思います。

2017年4月2日(日)

将棋の研究会に参加しました。今日は午前中のみの参加だったので1局だけ指したのですが,急戦矢倉を採用したものの完敗。棋理にかなった戦法だと思うのですが,玉が薄いため,実戦的には損な作戦かもしれません。帰宅後にソフトで検証したところ,悪いと思っていた局面が実は指せていることが発覚。タダのところに銀を捨てる攻めを指摘され,なるほどと感心しました。棋風には合わないのですが,急戦はロマンがあって好きなので,何とか体得できるよう頑張りたいと思います。

AbemaTV将棋チャンネル『藤井四段 炎の七番勝負』第4局の藤井四段-中村六段と,NHK杯テレビ将棋トーナメントの佐々木四段-丸山九段を観戦しました。前者は角換わりから藤井四段が強すぎる指し回しで勝利。14歳でこのメンバーに3つも勝ってしまうとは,末恐ろしい。間違いなく名人になる器だと思いました。後者は一手損角換わりから佐々木四段が鋭い指し回しで勝利。佐々木四段はフリークラスでのプロ入りでしたが,今後が楽しみな存在ですね。若手の飛躍が著しい昨今の将棋界ですが,両者の今後の活躍を期待しています。

開幕からほとんど観ていないのですが,カープはタイガースに2勝1敗と上々の滑り出し。今日は先発の九里投手が6回1失点と役割を果たし,打線の援護もあり快勝となりました。投手陣には不安が残りますが,勝ち越しで終われたのは大きいと思います。火曜からは3連敗スタートとなったドラゴンズとの3連戦。しっかり勝ち越し,順調なスタートを切って欲しいと思います。

2017年4月1日(土)

第2回電王戦第1局が行われ,ソフト代表のPONANZAが佐藤名人に圧勝。初手▲3八金という挑発ともいえる手からスタートした一局でしたが,上手くとがめる将棋にならず,中盤での投了となりました。詰むまで指せばまだまだ続けられる局面でしたが,勝敗は決しており,潔い決断だったと思います。結果は予想通りでしたが,勝負を争う時期は過ぎてしまったと改めて感じた将棋でした。

今朝知ったのですが,森内九段がフリークラス転出を表明。1期でのA級復帰を期待していただけに残念ですが,本人にしかわからない何かがあったのだと思います。個人的には,理事になるなど,対局以外の面で将棋界を支えて欲しい。5月には理事選も予定されているので,動向に注目したいと思います。

遠藤周作著『海と毒薬』を読了。戦時中に起こった九州大学生体解剖事件をモチーフにした作品で,おそらく読むのは2度目だと思います。日本人の罪の意識や人間性に正面から迫る作品でした。有名な文学作品の中では短く読みやすいと思うので,もし未読の方がいれば是非一度読んでみてください。

過去の日記

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