日々雑感

2017年6月の日記

2017年6月30日(金)

将棋倶楽部24のレーティングが2200点を超えました。過去1年の最高点が2258点なので,それなりに良い状態といえます。自己ベストの2388点の更新にはまだまだ遠いですが,まずは2200点以上を維持していける実力を身につけたいところ。アラフォーと呼ばれる年齢にはなりましたが,まだ強くなれるハズなので,地道に頑張りたいと思います。

カープはドラゴンズに勝利。2位のタイガースが敗れたため,ゲーム差は7.5となりました。先発のジョンソン投手は徐々に調子を上げ,6,7回のランナーを背負ってからの投球は圧巻でした。序盤から本来の投球ができていればもう少し楽に戦える試合でしたが,次の登板へ向けて良いところが観られたと思います。バティスタ選手にもあともう少しで本塁打という当たりも出ましたし,松山選手も好調を維持。打線は向かうところ敵なしの状態なので,明日以降も先発投手陣の踏ん張りに期待しています。

2017年6月29日(木)

会社の帰りに同期とコーヒーを飲んできました。同期の友人も飲めないので,この2人で行くときはコーヒーと相場が決まっています。もっとも,私は誘われれるだけの立場。自分で主体的に動くのは将棋に関することだけで,それ以外はかなり受け身な人間です。会社内に他愛のない話ができる相手がいるというのは大事なことなので,今後も関係を大切にしていきたいと思います。

B級1組順位戦が行われています。実績のある中堅棋士と伸び盛りの若手が対決するクラスのため,熱戦が多いのが特徴です。60秒未満が切り捨てとなり,序盤からじっくり時間を使えるため,進行が遅いのも特徴。既に終わってしまった対局もありますが,午後10時を過ぎても中盤のねじり合いが続いている将棋が多くなっています。明日も仕事がありますが,できるだけ観戦してから休みたいと思います。

2017年6月28日(水)

今日のカープは,4点を先制するも逆転負け。先発の岡田投手が3回に突如崩れると,中継ぎで登場した九里投手,ジャクソン投手が大炎上してしまいました。バティスタ選手も一時期の勢いが止まっていますし,外国人選手を含めて大きな入れ替えがあるかもしれません。調子を崩す選手がいても,代わりを務める選手がどんどん出てくるのが,現在のカープの強み。明日以降の公示に注目したいと思います。

ようやく,詰パラの解答をまとめました。かなり前に解き終わっていたのですが,今月は何とか作品を投稿したいと思い,悪戦苦闘。結果的に良いものが出来ず,見送ることになりましたが,きっとどこかで役に立つこともあると思います。初入選から1年以上経ち,そろそろ2作目の入選も目指したいところ。粘り強く取り組みたいと思います。

2017年6月27日(火)

今日のカープは,代打で登場した新井選手の逆転タイムリーで勝利。打った場面はちょうど中継を観ていましたが,内角球を上手く捌いた打撃に熟練の技を感じました。2位のタイガースが敗れたため,ゲーム差は今季最大の6に。明日はチームの勝ち頭である岡田投手が先発予定なので,きっちり勝って貯金を20の大台に乗せて欲しいと思います。

昨日に引き続き,将棋倶楽部24で対局しました。将棋ウォーズも良いですが,30秒あるとしっかり読めて良いですね。今日は珍しく長手数の即詰みに打ち取るなど,自分らしくない将棋も指せています。もっとも,理想的なのは自玉を安全にして必死を掛けて勝つ将棋。秒読みの中で詰ましに行くのはリスクも高いので,しばらくは自玉をしっかり固めて戦いたいと思います。

2017年6月26日(月)

竜王戦決勝トーナメントの藤井四段-増田四段が行われ,藤井四段が増田四段を破り,29連勝の新記録を達成しました。帰ってからずっと観戦していましたが,やや劣勢の局面から角と桂を使って一気に攻めて逆転。素人には全く浮かばない手の連続で,素晴らしい才能だと改めて感じました。次局も同じく竜王戦決勝トーナメントの佐々木五段戦。日曜日の対局なので,朝からみっちり観戦したいと思います。

昨日の反省をすべく,将棋倶楽部24で指しました。ネットで指すのは気が楽なので,30秒あると随分手が見えますね。2局指したのですが,いずれも序盤から一気にリードして快勝。R点も随分下がってしまっているので,しっかり勝ちを積み重ね,より強い相手と対局できる位置まで戻りたいと思います。

2017年6月25日(日)

社団戦1日目に参加しましたが,個人成績は1-2,チーム成績は1-3と散々でした。必勝の将棋を落とすなど,我ながら情けない内容。特に,秒読みになってからの乱れ方がひどく,話になりませんでした。将棋倶楽部24で指すなど,もう少し30秒将棋で戦えるよう訓練しなくては。同じことを繰り返さぬよう,次回までにきちんと調整したいと思います。

試合は観ていないのですが,カープは快勝でタイガースとのゲーム差を5に。昨日も勝っていれば最高でしたが,十分な結果だと思います。徐々に独走態勢を築きつつありますが,まだまだ油断は禁物。オールスターまで残り14試合ですが,貯金を20の大台に乗せてくれることを期待しています。

明日は竜王戦決勝トーナメントの増田四段-藤井四段が行われます。新記録の29連勝達成なるか,注目の対局です。大盤解説や,将棋連盟アプリでの無料中継もある模様。詳しくは,日本将棋連盟HPをご覧ください。残念ながら仕事のためリアルタイム観戦は無理ですが,夜は家でじっくり楽しみたいと思います。

2017年6月24日(土)

池井戸潤著『果つる底なき』を読了。銀行関連のミステリでしたが,難しい用語もなく,予備知識がなくても十分読める作品だったと思います。池井戸作品は銀行関連のものが多いのですが,出世争いなどのドロドロした部分も多く,エンターテイメントとして面白い。読んでいない作品も多いので,ほかの作品にも取り組んでみたいと思います。

カープは雨のためノーゲーム。リードしていただけに惜しい試合でしたが,これでカード負け越しはなくなったので,好意的にとらえています。一方,私の住む千葉県は快晴で暑い1日に。乾燥に弱い植物が弱りつつあったので,朝から水をやったりしていました。草と比べ,木は根付くまで時間が掛かり,なかなか大きくならない。骨が折れますが,粘り強く栽培したいと思います。

2017年6月23日(金)

カープは打線爆発で快勝。先発のジョンソン投手も7回1失点でまとめ,復調をアピールしました。唯一の懸念材料は,12点リードの場面で登板した加藤投手の大乱調。大差の場面で四球だけは禁物ですが,全くコントロールが定まりませんでした。一軍で投げていくには,最低限のコントロールは必要。おそらく二軍落ちになりますが,ファームでもう一度立て直して上がってきて欲しいと思います。

急に夏らしい天気になってきました。日曜日からまた雨模様のようですが,年々寒暖差に体がついていかなくなっていると感じます。週末には社団戦を控え,体調の維持管理が大切な時期。先週は風邪を引いてしまったので,二の轍を踏まぬよう気をつけて生活したいと思います。

2017年6月22日(木)

今月の詰パラをほぼ解き終えました。詰将棋学校がなかったこともありますが,初級と中級を30分程度で解き終えたのは,初めてのような気がします。週末の社団戦へ向け,順調に調整できているのではないでしょうか。もっとも,定跡研究など,やることは山積み。あと2日間,しっかり頑張りたいと思います。

明日からいよいよプロ野球が再開します。カープはタイガースとの首位攻防戦。絶対的な強さを誇る本拠地マツダスタジアムでの戦いだけに,最低でも勝ち越しが求められます。先発ローテーションの再編も行われ,この3連戦ではジョンソン投手,薮田投手,大瀬良投手が登板予定。打線が頑張れば3タテも可能だと思うので,奮闘を期待しています。

2017年6月21日(水)

団鬼六著『真剣師 小池重明』を読了。「新宿の殺し屋」の異名を持ち,プロを破るほどの実力を有しながら,身を持ち崩して破滅的な最期を迎えた小池氏の人生をたどった作品でした。将棋ファンには相当有名なので,あえて感想は書きませんが,素晴らしかったです。団鬼六と言えば官能小説が有名ですが,元々は純文学作家であり,簡潔ながら格調の高さを感じる文体はかなり好き。書店ではなかなか手に入りませんが,電子書籍化された作品が数多くあるので,少しずつ手に入れて読みたいと思います。

藤井聡太四段が王将戦一次予選で澤田六段を破り,28連勝を達成。遂に神谷八段の持つ連勝記録に並びました。本日の将棋は,中盤でリードすると最短距離で寄せ切って圧勝。記録達成にふさわしい,素晴らしい内容でした。次の対局は,26日に行われる増田四段との竜王戦トーナメント。ものすごい注目を集めると思いますが,両者には普段通りの実力を発揮して,熱戦を展開して欲しいと思います。

2017年6月20日(火)

岡嶋二人著『クラインの壺』を読了。仮想現実を扱ったミステリ小説でした。結末はある程度予想できたものの,そこまでの筋立ては想定外の連続。一気に読み切ることができました。こういう発想で勝負するタイプのミステリは大好き。著者には,ほかにも面白い作品があるようなので,そのうち読んでみたいと思います。

夜はプールで体を動かしてきました。軽く泳いだ後にアクアビクスをやったのですが,思っていた以上に体がなまっていてクタクタに。明日は確実に筋肉痛です。これだけみっちり動いたのは久しぶりなので,心地よい疲れ。今日は熟睡できそうなので,さっさと休みたいと思います。

2017年6月19日(月)

ダン・ブラウン著,越前敏弥訳『ダ・ヴィンチ・コード(下)』を読了。映画はまだ観ていませんが,未視聴でも十分に楽しめる作品でした。登場人物が限られるため,途中で真犯人に気づいた方も多いと思いますが,十分に楽しめる作品。私は前作の『天使と悪魔』の方が好きですが,本作の方が無理な設定も少なく,万人受けするという印象でした。『ロスト・シンボル』,『インフェルノ』という続編も手に入れているので,気を見て取り組みたいと思います。

いよいよ,社団戦が来週に近づいてきました。本ばかり読んでいるものの,将棋の調子はそれほど悪くなく,調整は順調です。私の場合,大会前はあまり指さず,詰将棋を解いたり,心身の充実を図る方が良い結果が出る気がします。そういえば,今月はまだ詰パラが手付かず。今週は詰将棋と定跡研究を中心に据えて調整したいと思います。

2017年6月18日(日)

ダン・ブラウン著,越前敏弥訳『ダ・ヴィンチ・コード(中)』を読了。徐々に物語が煮詰まってきたという印象です。映画でどのように描かれたのかはわかりませんが,前作の『天使と悪魔』と比べ,アクション要素は少ない展開となっています。おそらく,最後はハードボイルドさながらのアクションが展開されるハズ。謎解きとともに,ドラマチックな展開も楽しみたいと思います。

NHK杯テレビ将棋トーナメントの青嶋五段-八代六段を観戦しました。先手の青嶋五段の振り飛車模様の立ち上がりに対し,八代六段は相振り飛車を選択。ところが,青嶋五段はそこから居飛車に切り替え,対抗形となりました。この手の序盤戦術は私もたまに用いるのですが,なかなかうまくいかないもの。本譜の青嶋五段の構想はとても参考になりました。形勢は揺れ動いていたと思いますが,最後は青嶋五段が手堅くまとめて快勝。感想戦の時間がなかったので,テキストの発売を楽しみに待ちたいと思います。

2017年6月17日(土)

等々力渓谷に行ってきました。体調も幾分回復しましたし,明日は天気が悪そうなので,思い切って出掛けることにしたのです。23区内にある唯一の渓谷だそうですが,とても涼しく快適でした。観光客の方も多かったですが,それほど混雑しておらず,なかなかおススメ。東京近郊の方で行ったことのない方は,ぜひ一度訪れてみてください。

カープは接戦の末にホークスを破り,交流戦最高勝率に王手。明日の試合で勝つか引き分ければ,球団初の最高勝率達成となります。明日の先発は中村投手。若手投手には負担が大きいとは思いますが,ここまできたからにはやってもらうしかない。思い切りの良い投球を期待しています。

第88期棋聖戦第2局が行われ,羽生棋聖が斎藤七段を破り2連勝となりました。角換わりの最新形から難解な戦いとなりましたが,羽生棋聖の経験が上回ったという印象です。若手の台頭が著しい将棋界ですが,羽生棋聖の強さは相変わらず。王位戦でも菅井七段が挑戦者になっていますし,若手がこの壁を突き破れるか,注目したいと思います。

2017年6月16日(金)

我孫子武丸著『殺戮にいたる病』を読了。タイトルからしてえげつないですが,中身も相当。叙述トリックの名作だそうで,私も完全に騙されましたが,それですべてを許せるかどうかだと思います。個人的には,ここまで猟奇的なものはちょっと,というところでしょうか。トリックさえ面白ければOKという方は,読んでみてください。

今日は一気に暑くなり,夏が近づいてきたことを感じます。これだけ気温の変動が激しいと,なかなか体がついていきませんね。体力の消耗も重なったのか,若干風邪気味なので,今週末は静養に努めるつもり。もっとも,予定通り運ばないのが人生なので,出掛けることになっても大丈夫なよう,早めに休みたいと思います。

2017年6月15日(木)

西沢保彦著『七回死んだ男』を読了。同じ日を9回送ってしまうという主人公が殺人事件に遭遇し,何とか事件が起こらないよう奔走するという物語です。全体的に軽く滑稽な文章で,とても面白かったです。SF調のミステリを読むのは初めてでしたが,これはハマりそう。20年くらい前の作品ですが,全く古さは感じないので,興味のある方はご一読あれ。

カープは今日も打線が力を発揮し,バッファローズを3タテ。先制,中押し,ダメ押しという理想的な攻撃でした。これでバッファローズ戦は2015年から9連勝。イーグルスに負け越した嫌な流れを,完全に払拭できたと思います。今週の後半は,最強の敵ともいえるホークスとの3連戦。交流戦優勝までマジック2となりましたが,普段通りの思い切りの良いプレーを期待しています。

藤井四段の順位戦デビュー戦となる瀬川五段戦が行われています。午後9時半現在,形勢は難解。中盤では藤井四段がリードしたように見えましたが,瀬川五段も粘り強く指し,かなり追い上げている印象を受けます。最後まで観戦したいところですが,風邪を引いてしまい,体調がイマイチ。残念ですが,今日は早めに休みたいと思います。

2017年6月14日(水)

木下昌輝著『宇喜多の捨て嫁』を読了。最近注目の若手歴史小説作家の初文庫化作品のため,発売当初から注目していました。高校生直木賞に輝いただけあって,文章も読みやすく,テンポも速い好作でした。連作短編集のため,好き嫌いは分かれそうですが,戦国時代の歴史が好きな方にはおススメです。

カープは延長12回の激闘を制し,交流戦首位に浮上。交流戦の順位には興味がないのですが,順調に勝ち星を重ねており,ファンとしてもうれしく思います。鬼門の交流戦も勝ち越しが決まり,残すところあと4試合。バッファローズ,ホークスという交流戦上位のチームとの対戦が続くので,明日以降もしっかり戦って欲しいと思います。

2017年6月13日(火)

ダン・ブラウン著,越前敏弥訳『ダ・ヴィンチ・コード(上)』を読了。大ヒット映画の原作のため,既に読まれた方も多いと思います。私は映画も見ておらず,あらすじも知らないので,新鮮な気持ちで取り組めています。上巻は謎解きが始まったばかりの段階で,メインはこれから。ハードボイルド小説の主人公顔負けのアクションになるハズなので,どこまで奇想天外な展開になるのか注目したいと思います。

カープは8回に挙げた虎の子の1点を守り切って勝利。相手のエラーで出塁したランナーを返すという理想的な試合運びでした。先発の薮田投手は8回無失点の好投で6勝目。先発転向後は3戦3勝と抜群の成績です。中継ぎ登板時も良い球を投げていましたが,短い間隔で全力投球するより,間隔を空けて8割くらいの力で投げる方が向いているのかもしれません。明日は大瀬良投手が先発予定。交流戦好調のバッファローズ相手だけに,明日も厳しい戦いになると思いますが,健闘を期待しています。

2017年6月12日(月)

伊藤計劃著『虐殺器官』を読了。著者は2009年に34歳の若さで亡くなっているのですが,今年になって劇場化されるなど,再び注目を集めている作家です。ゼロ年代(2000年~2009年)最高のSFと称されているだけあって,いろいろなことを考えさせられる作品。続編の『ハーモニー』もすでに文庫化されているので,そのうち手に入れて読みたいと思います。タイトルから想像されるほど残虐な場面はないので,興味のある方はご一読あれ。

今日は6月にしては肌寒い1日でした。今日明日は外回りが続くのですが,暑いより良いとはいえ,もう少し暖かい方が助かります。これだけ寒暖の差があると,体調管理が大変。風邪を引いている人も多いようなので,体の微妙な変化にも敏感に気づけるような生活を心掛けたいと思います。

2017年6月11日(日)

今日もプールで泳いできました。今週3回目ということもあり,かなり体も慣れてきた印象。思っていた以上に軽く泳ぐことができました。体調維持のためにも,出来るだけこの生活を続けたいところ。週3回は厳しいですが,毎週1回は最低でも泳ぎに行けるよう,予定を調整したいと思います。

NHK杯テレビ将棋トーナメントの谷川九段-阿部七段を観戦しました。角換わり模様から阿部七段の趣向で力戦調の戦いに。ソフトの影響を感じる序盤戦術ですが,実戦的には相当有力な作戦だと感じます。本譜は,阿部七段が角を銀と刺し違えて猛攻。最後まで難しい戦いでしたが,阿部七段が谷川九段の攻めを上手く凌いで勝ち切りました。私の対局でも現れる可能性のある戦型なので,しっかり勉強したいと思います。

2017年6月10日(土)

第3期叡王戦の開幕戦となる四段戦が行われ,藤井四段が連勝し,デビューからの連勝を25に伸ばしました。これで史上2位の記録となり,不滅の大記録と言われた28連勝まであと3勝です。藤井四段の活躍で将棋界に注目も集まり,ファンにとってもうれしい限り。棋士人生で何度もないチャンスだと思うので,この機会に不滅の連勝記録を打ち立てて欲しいと思います。

将棋の調子が徐々に上向いてきました。いろいろ試したのですが,結局,いつもながら居飛車が一番向いているという結論です。振り飛車は大駒の捌きが肝心ですが,私は金銀の厚みで押していく棋風。軽い捌きには憧れますが,なかなか棋風は変えられないものですね。もちろん,振り飛車を指した経験は,対抗形を指すときに活かせるハズ。人生に無駄はないと思うので,前向きに捉えて頑張りたいと思います。

2017年6月9日(金)

伊坂幸太郎著『残り全部バケーション』を読了。別々に書かれた4つの短編を伏線にし,最後の短編で見事につなぎ合わせていくという,奥の深い作品でした。最近の伊坂作品の中では,出色の出来ではないでしょうか。伊坂ファンの方は既に読んでいるかもしれませんが,未読の方は是非ご一読あれ。

今日のカープは打線爆発で快勝。先発のジョンソン投手は,6回2失点でまとめ初勝利となりました。将棋界に目を向けると,第58期王位戦挑戦者決定戦で菅井七段が澤田六段を破り初挑戦を決め,A級順位戦も行われているなど,観戦が目白押し。明日は少しゆっくり起きられるので,最後まで観戦してから休みたいと思います。

2017年6月8日(木)

プールへ行ってきました。火曜日にしっかり泳いだので,肩が若干筋肉痛。疲労回復を優先し,ゆっくり泳いできました。週2回泳ぐと,なまっていた体がほぐれ,気分が良いですね。今月から社団戦も始まり,なかなか時間も取れませんが,暇を見つけてプール通いを続けたいと思います。

カープはファイターズに3連勝。交流戦の前半を7勝2敗で終えることができました。明日からはイーグルスとの3連戦。最終週は交流戦好調のバッファローズ,ホークスとの6連戦なので,次の3連戦は何としても勝ち越したいところです。明日の予告先発は,開幕戦以来の登板となるジョンソン投手。久しぶりの一軍登板で不安もあると思うので,早めの援護を期待しています。

2017年6月7日(水)

藤井四段が第2回上州YAMADAチャレンジ杯で3連勝し,連勝記録を23に伸ばしました。帰宅後に並べてみましたが,2回戦の阪口五段戦は頓死勝ちと薄氷の内容。大型連勝には運も必要ですが,この勝利は大きいと思います。次局は今週末に行われる第3期叡王戦の四段予選。連勝すれば史上2位の25連勝となりますが,果たして。

カープはバティスタ選手の2本塁打などで快勝。バティスタ選手は,出場4試合で10打数5安打7打点という素晴らしい活躍です。しかも,5安打のうち本塁打が4本,2塁打が1本となっており,すべて長打。大柄な体を目いっぱいに使ったスイングはとても魅力的です。これだけ活躍するとマークも厳しくなると思いますが,カープアカデミーから這い上がってきた根性で乗り切って欲しいと思います。

2017年6月6日(火)

久しぶりにプールで泳いできました。久しぶりに長い時間泳いだので,手も足もクタクタです。もっとも,途中からは疲れて全然進まず,思ったほど距離を泳げなかったのは残念。心肺機能以上に筋力が衰えているのに愕然としました。老いを感じるにはまだ早いので,もう少し体力向上に努めたいと思います。

第75期名人戦第6局2日目が行われ,佐藤名人が勝ち4勝2敗で防衛。急所のわからない力戦調の戦いでしたが,佐藤名人らしい手厚い指し回しが光りました。カープは苦しい試合を逆転で制して3連勝。逆転してからは必勝リレーで守り切りました。明日は大瀬良投手が先発予定。明日も粘り強い戦いを期待しています。

2017年6月5日(月)

第75期名人戦第6局が始まりました。相掛かり模様から佐藤名人が飛車先交換を保留し,力戦調の戦いとなっています。これまで定跡とされ,研究されてきた将棋は一体何だったのか。今期の名人戦を観戦していて,つくづくそう思います。もっとも,私にはそういう独創性はないので,アレンジを加えつつ,旧来定跡を追求する戦い方を続けるつもり。昨日の研究会で振り飛車感覚の欠如を思い知らされたので,再び居飛車党に戻るかも含め,定跡研究に勤しみたいと思います。

晴れの日が続き,空気が乾燥していましたが,夜になって久しぶりの雨。植栽も乾燥してやや弱ってきていたので,恵みの雨になるでしょうか。この時期の暑さで弱っているようでは,熱帯並みの暑さと言われる日本の夏を越せるのか,先が思いやられます。少々弱っても,回復する強さがあるのが植物の魅力。夏を無事に越せるよう,手入れを怠らないよう心掛けたいと思います。

2017年6月4日(日)

将棋の研究会に出席しました。今日は私より強い方に2局教わり連敗でしたが,収穫はあったと思います。中でも,元奨三段の方と中盤まで互角に渡り合えたのは自信になりました。逆に言うと,1つのミスをきっちり咎められ,終盤に勝負どころがなかったのは残念。もう少し中盤力を上げないと,強豪とは戦えないとも感じました。帰宅後はソフトを使って反省会。社団戦までに少しでもレベルアップして臨みたいと思います。

カープは今日もバティスタ選手の代打本塁打が出るなどして快勝。最初の6連戦を4勝2敗で終えることができました。あと2週間,パ・リーグの強敵との戦いが続きますが,何とか5割以上で終えたいところ。セ・リーグは2強4弱の様相を呈してきたので,何とかタイガーズに置いて行かれないよう,健闘を期待しています。

2017年6月3日(土)

森達也著『死刑』を読了。死刑に関して,様々な立場の人物のインタビューを通して考えていく作品でした。著者の立場は一貫して廃止派ですが,それ以外の立場の方が読んでも,十分に考えさせられる内容ではないかと思います。重いテーマに抵抗のない方はご一読あれ。

カープは,昨日支配下登録されたバティスタ選手が初打席で逆転本塁打を放つ大活躍。一振りで試合を決めてくれました。バティスタ選手は,ドミニカのカープアカデミー出身。カープは資金力もないので,外国人選手も自前での育成が欠かせません。今日の活躍で今後のマークも厳しくなると思いますが,一本立ちしてくれることを期待しています。

2017年6月2日(金)

藤井四段が棋王戦予選で澤田六段を破り,ついに20連勝を達成しました。澤田六段は今期王位戦で挑戦者決定戦に進出している実力者。まさに天才としか表現のしようがないですね。ニュースなどでも報道されており,注目の高さもうかがえます。ここまできたからには,是非とも28連勝の記録を更新して欲しい。次局も楽しみにしています。

カープは初回に4点を失う苦しい立ち上がり。相手先発が涌井投手ということもあり,諦めて藤井四段の将棋ばかり見ていました。終わって観戦してみると,何と同点。現在のカープ打線はワンチャンスで大量点を挙げる集中力が素晴らしいですね。最終的には延長12回に勝ち越されて敗れましたが,明日につながる内容だと思います。ファームではバティスタ選手が支配下登録され,育成選手のメヒア選手も好調。このところ一軍メンバーも固定されていますが,これを機に新戦力の台頭を期待しています。

2017年6月1日(木)

ダン・ブラウン著,越前敏弥訳『天使と悪魔(下)』を読了。どんでん返しのような結末で,かなり楽しめました。主人公のラングトン教授が強靭すぎ,まるでハードボイルド小説の主人公のよう。このキャラ設定に違和感がなければ,楽しめる作品だと思います。この後,『ダ・ヴィンチ・コード』『ロスト・シンボル』『インフェルノ』と続きますが,『天使と悪魔』が面白かったこともあり,すでに入手済み。訳も読みやすいので,続けて一気に読みたいと思います。

ようやく気づいたのかと言われそうですが,今期社団戦のリーグ表が発表されていました。昨年は残念ながら降級の憂き目に遭ってしまったので,今期は4部での参戦。チームメイトおよび私のモチベーション維持のためにも,1年で3部に返り咲きたいと思っています。このところようやく振り飛車も板につき,調子も上向き気味。今日も10秒将棋で21手詰を読み切って勝つなど,私らしくない将棋が指せています。もっとも,この時期にピークを迎えても仕方がない。月末へ向けてさらに調子を上げていけるよう,調整していきたいと思います。

寝る前に気づいたのですが,第88期棋聖戦第1局が行われ,羽生棋聖が斎藤七段を破り,防衛へ向け幸先の良いスタートを切りました。後手の羽生棋聖が急戦矢倉模様から同型矢倉を選択。昭和の薫りのする戦いとなりました。この手の将棋は手が広いうえに一手のミスが勝負に直結し,大変難しい。本譜も大熱戦となりましたが,羽生棋聖が辛くも逃げ切りました。やはり,将棋はねじり合いが面白い。次局以降も熱戦を期待しています。

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