日々雑感

2017年12月の日記

2017年12月31日(日)

指し納めということで,将棋ウォーズの第四回紅白将棋合戦に参戦しました。もちろん白組の居飛車党で参戦しましたが,昨年まで3連敗。今年も大差をつけられており,敗色濃厚です。私自身は非常に調子がよく,10秒将棋デイリーランキングで25位以内に入れそう。来年こそは五段昇段を果たすべく,頑張りたいと思います。

『紅白』を横目で見つつ,『朝青龍を押し出したら1000万円』の取り組みだけ観戦しながら年越しを迎えています。仕事の部署が変わるなど,激動の1年でしたが,振り返ってみるとあっという間でした。来年もボチボチ頑張りたいと思いますので,どうかよろしくお願いします。それでは,よいお年を。

2017年12月30日(土)

1年の締めくくりということで,髪を切ってきました。サッパリして気持ちが良いです。早いもので,今年も残すところあと1日。食料などはすでに買い込んでありますが,千葉で正月を迎えるのは初めてなので,手抜かりがないか再度確認する予定です。明日は閉店時間が繰り上がるお店も多いので,早めの行動を心掛けたいと思います。

このところ,妻と毎日1時間くらい散歩をしています,少々疲れますが,運動不足解消には,せめてこのくらいは動かねばなりません。欠点は,お腹が空いて食事が進みすぎること。先月中旬から毎日体重をつけていますが,一向に痩せていく気配がありません。お正月はついつい食べ過ぎてしまうので,今年は注意して生活したいと思います。

2017年12月29日(金)

道尾秀介著『カラスの親指』を読了。これまで読んだ道尾氏の作品は,何となく暗い影を感じるものが多かったように思いますが,本作は読後感も良く面白かったです。ミステリっぽくないミステリですし,映画化もされているそう。一般受けしそうな印象の作品ですので,興味のある方はご一読あれ。

AbemaTVの大みそか特別企画『朝青龍を押し出したら1000万円』の対戦相手が発表されました。昨晩に放送があったようですが,元力士のシークレットチャレンジャーは,元大関琴光喜とのこと。当初企画の一般人との5番勝負なら楽勝だと思っていましたが,琴光喜なら一発入れてくれそうな期待が持てます。少なくとも,紅白よりは面白そう。大みそかの夜はこの番組を楽しみたいと思います。

2017年12月28日(木)

今日は仕事で茂原へ。同じ千葉県ですが,房総半島へ行く機会はなかなかなく,新鮮な感じでした。心なしか空気もゆっくり流れている気がして,心地良かったです。生まれも育ちもそれなりに都会ですが,8年間の地方暮らしの影響なのか,どちらかといえば田舎の方が性に合う方。年内最終日にちょっとした心の休息ができて良かったです。

東野圭吾著『禁断の魔術』を読了。ガリレオシリーズの第8作でした。もともと,短編として単行本に収録された作品を大幅加筆して長編にし,文庫化したそう。比較的面白かったと思います。ガリレオシリーズは,まだ半分くらいしか読めていないので,残る作品にも挑戦したいと思います。

2017年12月27日(水)

綾辻行人著『霧越荘殺人事件』を読了。これで今年100冊目となり,何とか目標を達成しました。吹雪で閉じ込められた山荘にて…という例の展開なので,内容についての言及は避けますが,意外性のある作品だったと思います。話は変わりますが,書庫をブクログというサービスに変更。最近読んだものには5段階の評価をつけていますので,参考程度にご覧ください。

第43期棋王戦挑戦者決定戦二番勝負第2局が行われ,永瀬七段が黒沢五段を破り,挑戦権を獲得しました。相穴熊戦らしい長い駒組が続きましたが,開戦してからは一気に決着。黒沢五段としては,戦いが始まってからは力を出せる局面がなかったように思います。今期は渡辺棋王の調子が上がらないだけに,永瀬七段にとっては千載一遇のチャンス。初タイトル獲得なるか,年明けからの五番勝負の行方に注目したいと思います。

2017年12月26日(火)

家の前で転んでしまいました。きっかけは,段差でちょっとバランスを崩したこと。普通であれば立て直せるのですが,そのまま足がついてこず,すってんころりんと相成りました。自分では衰えていないつもりでも,体は正直ですね。原因の一端には運動不足もあると思うので,冬休みになったら少し体を動かしたいと思います。

スマホで睡眠の質を測定しています。根拠はよくわかりませんし,質が良いと判断された日ほど疲れが取れているわけでもないのですが,何となく続けています。血圧・体重の測定と同じく,毎日続けることで,何らかの変化が見られるかも。こういう調査は,データ量が全てという面もあるので,これからも忘れず続けたいと思います。

2017年12月25日(月)

ようやく年賀状のコメントを書き終えました。普段会わない方にはコメントを書きましたが,近況として報告する内容もなく,来年の目標を書いた程度ですみません。緊張すると手が震えてしまうので,今年はあらかじめコメントをパソコンで書いておき,写す作業に終始。おかげで1枚も間違えずに書くことができました。妻の方法を真似したのですが,なかなか使えそうなので,来年からはこの手で行きたいと思います。

詰パラの解答も投函しましたし,今年中にやらなくてはならない作業はほぼ終了。仕事はもう少し残っているので,それらをこなしたら,いよいよ冬休みです。今年の冬は帰省の予定がないので,家電製品を整えるなど,日々の生活を充実させることに使う予定。しっかり計画を練り,無駄のないよう準備したいと思います。

2017年12月24日(日)

叡王戦本戦トーナメントの金井六段-佐藤名人を観戦しました。角換わりから金井六段が積極的に攻め,難解な戦いに。最終盤まで形勢判断の揺れ動く熱戦でしたが,最後の最後に抜け出した金井六段が金星を挙げました。郷田九段の解説も非常にわかりやすく,観ているだけで勉強になった気がします。今年最後の対局となる丸山九段ー藤井九段は,27日に行われる予定。熱戦を期待しています。

クリスマスケーキを買いに行ったのですが,予想以上の大行列。1ホールを2人で食べ切る歳でもないので,美味しいケーキを2個買いに行ったのですが,やはり人気店は混んでいますね。そんなこんなで,年賀状は印刷こそしたものの,コメントを書ききれず,25日の投函は難しい情勢です。26日~28日に投函しても元旦に着く可能性はあるようですが,2日以降の到着となった場合はごめんなさい。来年は,もう少し計画的に進めるよう頑張りたいと思います。

2017年12月23日(祝)

叡王戦本戦トーナメントの藤井四段-深浦九段を観戦しました。力戦調の序盤から藤井四段が優勢に進めましたが,深浦九段が根性の粘りで逆転。A級の貫録を見せた一局でした。藤井四段としては痛恨の将棋となりましたが,時間の使い方も含めて今後の課題が見えたのではないかと。この一局をバネに,更なる飛躍を期待しています。

天候が良かったので,江戸川の河川敷を妻と散歩しました。近所の公園までふらふら歩いたのですが,心地良い天気で気持ちが良かったです。日頃の運動不足も少し解消されたかもしれません。歯医者へクリーニングへも行き,今年中にやることはかなり片付いてきたので,明日も着実に消化していきたいと思います。

2017年12月22日(金)

島田荘司著『斜め屋敷の犯罪』を読了。奇妙な設計の建物で連続殺人が起こるという,新本格ミステリの一分野を開拓する嚆矢となった作品だそうです。1982年に発表された作品ですが,今回は完全改訂版を読んだため,特に古さは感じなかったです。本作は屋敷全体に仕掛けが施されており,図面を理解するまで苦労しましたが,トリック自体はかなり斬新。ミステリ好きの方にはおススメです。

詰パラの中級までを解き終えました。今月は読書中心の生活を送る予定なので,詰将棋はここで打ち止め。1週間で終わるとは思っていなかったので,予定以上に本が楽しめそうです。今年は解答中心でしたが,来年は創作にも取り組みたい。2度目の入選を目指して頑張りたいと思います。

2017年12月21日(木)

今日はA級順位戦が2局,B級1組順位戦も2局行われており,ファンとしては非常に楽しみな1日でした。仕事が終わって帰宅し,おもむろに観戦を始めましたが,すでに大差の将棋が多く残念。このところ,序盤から乱戦になり,中盤で差がつく将棋が増えたように思います。順位戦といえば深夜の熱戦が風物詩でしたが,そういった時代は終わりを迎えつつあるのかもしれませんね。

年賀状印刷が佳境を迎えています。デザインは決めたので,あとは印刷するだけなのですが,なかなか腰が重い。今日は妻の分を終えたので,私の分もさっさとやり,今年こそは25日までに投函したいと思っています。あまり凝ったデザインのものは作れないので,例年やり取りをしている方は,期待せずにお待ちください。

2017年12月20日(水)

寒い日々が続いているので,今晩の夕食はまたも『ほうとう』。根菜類の煮込みは体を温める効果があるそうなので,この時期には好んで食べています。里芋とカボチャも,単独で煮るよりこういう食べ方の方が好き。関東近郊の方はスーパーでも麺が手に入るので,是非お試しあれ。

このところ,スマホのアプリで睡眠の質を測定しているのですが,スコアが低調。どうやら,質・量ともに良くない状況のようです。質の向上は簡単ではありませんが,量を増やすことは努力次第。最近は,ミステリを最後まで読んでしまい,夜更かし気味の日も多いので,今日は早めに休みたいと思います。

2017年12月19日(火)

倉知淳著『星降り山荘の殺人』を読了。雪が降り積もる山奥の山荘で…という定番の展開でしたが,読者を巧妙にミスリードさせる罠が仕掛けられており,面白かったです。読者にもきちんと情報が提供されるようフェアに書かれているうえ,騙されたまま読んでも本筋には影響がなく,親切な印象。ミステリファンで未読の方にはおススメです。

妻と和菓子の食べ比べをしています。市川には比較的たくさん和菓子屋が残っているのですが,練り菓子を食べ比べるだけでも,全く味が違うことに驚きます。具体名は避けますが,多店舗展開していないお店の方が美味しい。まだ行けていないお店もあるので,暇を見つけて立ち寄りたいと思います。

2017年12月18日(月)

ようやく,詰パラを解き始めました。今月は詰将棋学校がお休みのため,ゆっくり目のスタートでしたが,さっそく初級が解けません。由々しき事態です。最近は将棋大会からも遠ざかり,すっかり腕がなまっていますが,これほどとは。明日からはもう少し気合を入れて取り組みたいと思います。

今朝は,関東地方でも最低気温が氷点下となった地点も多かったそう。私自身,あまりの寒さに,なかなか布団から出ることができませんでした。今年の冬は例年以上に寒く,我が家の植栽もやや心配。それなりに耐寒性のある品種を選んで植えていますが,幼木ばかりなので,想定以上に寒さに弱い可能性もあります。とはいえ,私にできることは,毎日のようすを観察し,水切れに注意する程度。自分のやれる範囲で頑張りたいと思います。

2017年12月17日(日)

久しぶりに妻と外で食事をしました。家から駅へ向かう途中に蕎麦屋があるのですが,昼間に通ると食欲を誘う香りがただよい,いつか入ってみたいと思っていたのです。営業時間の表示もなく,地元密着という雰囲気のお店でしたが,とても美味しく満足。機会があれば,また行ってみたいと思います。

年賀状印刷のため,久しぶりに純正インクを使ったのですが,やはり発色が違いますね。私は地味なデザインが好きなので大して影響はないのですが,妻は女性らしいデザインを好むので,色の違いを痛切に感じました。最近は,家で写真印刷をすることもあり,この差は大きい。その分,価格差も顕著なので,よりよい選択を検討したいと思います。

2017年12月16日(土)

年賀状の作成に着手しました。すでに投函も始まっており,やや遅めではありますが,私の性格を考えると十分早い行動です。今日は試し刷りまででしたが,明日中には印刷を終え,早めにコメントを書き終えるつもり。なお,あまり凝ったデザインのものは送れないので,受け取った方はどうかご了承ください。

このところ,コーヒーをやめ,紅茶を飲んでいます。コーヒーを飲むと,どうしても甘いものが欲しくなってしまうタイプ。なかなか体重が落ちないこともあり,食生活を見直そうと思ったのです。紅茶の銘柄にこだわりはないので,まずはティーバッグで淹れていますが,安いものでもそれなりに美味しく大満足。しばらくは紅茶生活を続けたいと思います。

2017年12月15日(金)

宮部みゆき著『地下街の雨』を読了。『ナツイチ2017』に入っていたので読んでみたのですが,ミステリ風の作品を集めた短編集でした。1998年に刊行されたこともあり,設定に時代を感じるのもの多かったですが,それなりに楽しめました。宮部さんの作品は長編が多く,なかなか読めていないのですが,他の作品にも挑戦したいと思います。

第43期棋王戦挑戦者決定二番勝負第1局が行われ,黒沢五段が永瀬七段を破り,挑戦者決定は第2局に持ち越されました。本局は相穴熊となり,難しい戦いが続きましたが,黒沢五段が粘り強い指し回しで永瀬七段のミスを誘い,最後は大差となりました。第2局は改めて振り駒で先後が決まりますが,どちらが先手になっても戦型は対抗形になりそう。若者らしい粘り強い指し回しを期待しています。

2017年12月14日(木)

定跡再研究の効果が出たのか,将棋の調子が上向いてきました。相居飛車の研究はいまいちですが,対振り飛車には急戦で立ち向かえる自信があります。もともと,対抗形の方が勝率が良いタイプですが,ソフトを使って急戦定跡の課題を克服。今まで考えもしなかった手を指摘されることも多く,ソフトの自由な発想には驚かされます。課題は相居飛車ですが,最近は力戦調の戦いも多く,地力をつけるしかないところ。地道に詰将棋を解き,実力をアップに努めたいと思います。

今年も残すところあと半月あまり。本当にあっという間でした。ここ数ヶ月は,特に時間の進みが早く感じます。こんなに1年が短く感じたのは,初めてかもしれません。それなりに充実しているのですが,1日にやれることがだんだん減ってきた気がします。残念ながら,時間を巻き戻したり,1日を24時間以上にしたりすることは,叶わぬ願い。せめて,無駄な時間を過ごさぬよう気をつけたいと思います。

2017年12月13日(水)

風野真知雄著『黒牛と妖怪』を読了。歴史文学賞受賞作の表題作を含む短編集でした。たまには歴史物を読もうと思い,軽く読めそうな短編集を選択。著者の作品は初めて読みましたが,歴史小説と時代小説の間くらいの小説という印象でした。サッパリした読みやすい文章だったので,機会があれば他の小説にも挑戦したいと思います。

将棋の羽生竜王と囲碁の井山七冠に国民栄誉賞の授与が検討されているそう。政治の道具に使われるのは手放しで喜べませんが,将棋と囲碁が日本を代表する文化として認められたことは,素直にうれしく思います。将棋界,囲碁界がより発展するためには,両先生の力が欠かせない。今後の活躍に期待したいと思います。

2017年12月12日(火)

早見和真著『イノセント・デイズ』を読了。著者の作品を読むのは初めてでしたが,日本推理作家協会賞受賞作ということで,読んでみました。個人的には,この賞の受賞作は,その作家の代表作となるような優れた作品が多いと感じています。読後感は決して良くないですが,評価する人が多いのも頷ける内容。ミステリ好きの方はご一読あれ。

第43期棋王戦敗者復活戦決勝が行われ,黒沢五段が三浦九段を破り,挑戦者決定戦に進出しました。勝者組優勝の永瀬七段との挑戦者決定戦二番勝負は,永瀬七段は1勝,黒沢五段は2連勝で挑戦権獲得となります。どちらが勝っても初の棋王位挑戦。戦型は,黒沢五段が振り飛車党のため,対抗形が有力でしょうか。注目の二番勝負第1局は,今週15日(金)に行われます。

2017年12月11日(月)

サンキュータツオ著『ヘンな論文』を読了。今日は電車での移動が多かったこともあり,一気に読み終えることができました。文理を問わずいろいろな論文が紹介されており,面白いものも多かったですが,ちょっと踏み込みが足りないと感じたものがあったのも事実。論文の場合,年次報告的な意味合いで書かれるものも多く,仕方がない部分もあるとは思います。続編もあるようなので,こちらも文庫化されたら読んでみたいと思います。

年賀はがきを購入しました。近年は,親戚や会社関係に出すものがほとんどで,友人に出す数はかなり減っています。今年に関しては,年賀はがきの代金が52円に据え置かれていますが,遅れて返事を出す際には10円を貼る必要があるので要注意。まずは漏れずに出すことを心掛けたいと思います。

2017年12月10日(日)

NHK杯テレビ将棋トーナメントの稲葉八段-藤井四段を観戦しました。戦型は,藤井四段の誘導で力戦調の戦いに。歩得対手得という戦いでしたが,私は実利最優先なので,当然歩得派です。本局は稲葉八段が序盤から優位に進めましたが,藤井四段の粘りが素晴らしく大熱戦に。終盤の△5一銀や△7三桂はハッとする好手だったと思います。結果的に粘りは及びませんでしたが,実力の片鱗を見た一局でした。

サンキュータツオ著『ヘンな論文』を購入。タイトルに惹かれて買ってしまいました。目次を見たところ,13本の変わった論文の内容や解説が載っている模様です。中には,仕事で会ったことのある先生の論文もあり,今から楽しみ。とても面白い研究があったら,日記でも紹介したいと思います。

2017年12月9日(土)

東野圭吾著『虚ろな十字架』を読了。裏表紙のあらすじを読んだ限りでは,死刑に関する内容なのかと思いましたが,結果的にはあまり関係がなかったような気がします。最近の東野作品らしく綺麗にまとまっているものの,インパクトはいま一つ。『放課後』を読んだばかりなので,躍動感の差を感じてしまったのかもしれません。悪くはない作品なので,興味のある方はご一読あれ。

叡王戦本戦トーナメントの澤田六段-行方八段を観戦しました。澤田六段の先手で始まった対局は千日手に。中継で千日手の現場を目撃したのは初めてかもしれません。指し直し局も千日手になりそうな雰囲気でしたが,行方八段が果敢に攻めて快勝。A級棋士の底力を見せました。次は,12/19に豊島八段-高見五段が行われるので,忘れずに観戦したいと思います。

2017年12月8日(金)

東野圭吾著『放課後』を読了。江戸川乱歩賞受賞作だそうですが,30年以上前の作品ということもあり,セリフなどに古さを感じる部分も多かったです。もっとも,私の世代だと,古いというより懐かしいという感情の方が正しいのかもしれません。粗削りではありますが,最近の東野作品にはない躍動感を感じる小説でした。

第89期棋聖戦二次予選の青野九段-阿久津八段で,久しぶりに新鷺宮定跡が指されました。阿久津八段は基本的に居飛車党なので,この対局へ向けて作戦を練ってきたのだと思います。60手目までは私も実戦経験のある進行で,ほぼ定跡どおり。個人的には振り飛車が指せると考えており,最近は新鷺宮定跡をやらなくなったのですが,プロがやるくらいですから有力なのかもしれません。有料中継のため結果は書きませんが,急戦定跡に光を感じた一局でした。

2017年12月7日(木)

C級2組順位戦が行われています。藤井四段も対局があり,午後11時を過ぎても熱戦が繰り広げられています。観戦している方は楽しいのですが,個人事業主とはいえ,明日も授業のある中学生を深夜まで働かせることには,賛否両論あると思います。今後,義務教育課程に在籍する棋士の対局は,可能な限り週末に行うなどの対策が必要になるかもしれません。肝心の藤井四段の対局は熱戦なので,可能な限り観戦してから寝たいと思います。

今年の冬は平年より気温が低く,ここ数日は冷え込みが厳しくなっています。明日は天気も悪くなるようで,より寒く感じそうです。こんな日に限って仕事で外出の予定が入っており,日頃の行いの悪さを感じずにはいられません。マスクをするなど予防は徹底していますが,風邪を引かぬよう気をつけたいと思います。

2017年12月6日(水)

第3期叡王戦本戦トーナメントの佐藤九段-北浜八段が行われました。佐藤九段の先手で始まった対局は,北浜八段のゴキゲン中飛車に。佐藤九段が棋風通り鋭く踏み込み,いきなりのっぴきならない戦いとなりました。私の感覚では北浜八段が指せそうに見えましたが,中盤以降も佐藤九段が強い手を連発して快勝。ベスト8に駒を進めました。今期叡王戦は,早指し棋戦ながら中堅・ベテラン勢の活躍が目立つ展開。今後の勝ち上がりにも注目したいと思います。

今朝の天気予報で知ったのですが,東京ではこの時期がもっとも日の入りが早いそう。今後も日の出は遅くなっていくので,昼間の時間が一番短いのは冬至になりますが,日の入りも徐々に遅くなっていくそうです。冬至は,1年のうちもっとも日の出が遅く,日の入りが早い日だと思い込んでいたので,新たな発見です。くれぐれも,思い込みには気をつけたいと思います。

2017年12月5日(火)

既報の通り,第30期竜王戦第5局で羽生棋聖が渡辺竜王を破り,4勝1敗で竜王位を奪取。これで,羽生新竜王は7期目の竜王位獲得となり,永世竜王の称号を獲得しました。これで,永世称号が定められていない叡王戦を除く,すべてのタイトルの永世称号を獲得したことになります。前人未到のタイトル100期も目前に迫っているので,今後の活躍を期待しています。

川上未映子著『きみは赤ちゃん』を読了。本が進まなくなってしまったので,小説は一時中断し,エッセーを読もうと思ったのです。妻から借りたのですが,考えさせられる内容も多く,良かったと思います。芥川賞作家ということは知っていますが,川上さんの小説は未挑戦。機会があれば手に取ってみたいと思います。

2017年12月4日(月)

第30期竜王戦第5局1日目が行われました。羽生棋聖の先手で始まった対局は角換わりに。羽生棋聖が意表の銀ぶつけからシンプルに仕掛け,封じ手となりました。封じ手予想は▲4六飛。羽生棋聖の棋風も考えると,この手以外はないと思います。これだけシンプルに攻めて良いのであれば,後手の角換わりは苦しい。渡辺竜王にも用意の手があると思うので,明日の進行に注目したいと思います。

会社の健康保険組合が発行する冊子に,詰将棋が載っています。今月のものは10分で2級。そのレベルであれば一目で解けるはずなのですが,なかなか難しく,10分以上掛かってしまいました。級位者レベルまで力が落ちているとは,情けない限りです。もっとも,2度の退路封鎖がある11手詰だったので,それなりの難易度。手数も書かれておらず,棋力設定がおかしい気もします。言い訳をしたところで,10分で解けなかったという事実は変わらない。もう少し平素から頑張りたいと思います。

>AbemaTVの大みそか特別企画『朝青龍を押し出したら1000万円』が発表されました。張り手なし,変化なし,決まり手は押し出しのみという特別ルール。一般人が勝てる訳がないのですが,紅白よりは面白そうですね。参加資格は「18歳以上の力に自信のある健康な男性」とのこと。どんな出場者が現れるのか,注目したいと思います。

2017年12月3日(日)

今日は朝から惰眠を貪り,ゆっくりなスタート。土曜日はゴミ捨て等で起きざるを得ないことが多く,朝寝坊は日曜が多いです。普段の日はどうしても寝られる時間が限られるので,休みの日くらいは目一杯寝たいという思いもあります。世の中には寝たくても寝られない仕事に就いている人も多く,私は恵まれている方。明るくなってから起きるという幸せを味わった朝でした。

昼からは買い出しなどをして終了。平日はなかなか重いものを買って帰ることができないので,土日に自転車で出掛けてまとめ買いということが多いです。いろいろ動き回っていたため,将棋の時間を観る時間が取れなかったのが痛恨の極み。どこかで時間を見つけて,来週までに観戦したいと思います。

2017年12月2日(土)

『3月のライオン』を読んでいます。近所のTSUTAYAにあったので,レンタルで借りてきました。将棋を題材にしたマンガですが,どちらかといえば主人公とその周囲の人間模様が中心で,従来の将棋マンガとは一線を画す印象です。もちろん,将棋界を知っているとその分だけ楽しめるので,興味のある方はご一読あれ。

今日は気持ちよく晴れた1日でした。それほど寒くもなかったので,草をむしるなど,冬籠りの準備に邁進。予定していたより進んだような気がします。平日の疲れもあり,毎週土曜は体が重いのですが,今週は比較的快調。明日も天気がよさそうなので,すべきことをきっちり済ませて来週を迎えたいと思います。

2017年12月1日(金)

『将棋世界1月号』,『詰将棋パラダイス12月号』,『アマレン』が届きました。月初最大の楽しみです。今月は,将棋世界が1日の発売だったので,いつもより早く届いたのかもしれません。最近は対局と詰将棋の解答に忙しく,しっかり読めていなかったので,今月は一通りきちんと読みたいと思います。

あっという間に師走になりました。今年も終わりが近づいているのですね。30代になって1年が短くなったことを痛感します。もちろん,嘆いてばかりいても仕方がないので,短く感じる時間を有効に使わねば。12月はとかく慌ただしく,時間が短く感じるので,無駄な時間を過ごさぬよう気をつけたいと思います。

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