日々雑感

2018年6月の日記

2018年6月30日(土)

第89期ヒューリック杯棋聖戦第3局が行われ,豊島八段が羽生棋聖を破り,初タイトル獲得に王手を掛けました。後手となった羽生棋聖が袖飛車の奇策に出て,前例のない戦いに。終始,豊島八段のペースで進み,羽生棋聖には1回くらいしかチャンスが無かったようです。もっとも,このワンチャンスを活かすのが羽生将棋なのですが,このところ負けが込んでおり,調子が気になるところ。タイトル通算100期へ向け,巻き返しを期待しています。

梅雨も明け,猛暑が続いています。幸いにして我が家の植物は元気ですが,今後しばらく雨が降らないと,水切れが心配な気温です。ギリギリまで水をやらない方が根も伸びますし,基本的には放置して育てる方針ですが,枯れてしまっては元も子もない。注意深く観察しながら栽培したいと思います。

2018年6月29日(金)

第31期竜王戦決勝トーナメントの増田六段-藤井七段が行われました。矢倉模様の立ち上がりから前例のない戦いとなりましたが,駒組でリードを奪った増田六段がそのまま押し切り,快勝となりました。昨年の決勝トーナメントでの雪辱を果たし,若手有望株としての意地を見せた格好。今後のトーナメント戦でも,活躍を期待しています。

車がひどく汚れていたので,洗車をしました。手洗いが面倒なので,給油のついでに洗車機でバーッと。中古で買ったこともあり,傷を気にするような車体ではないので,セルフでやってきました。拭き上げも適当だったにもかかわらず,400円でこれだけ綺麗になれば満足。自分で洗うよりかなり楽なので,また行きたいと思います。

2018年6月28日(木)

サッカーW杯で,日本代表が決勝トーナメント進出を決めました。試合内容は完敗でしたが,コロンビア代表の勝利を信じ,他力に賭けた決断は称賛に値するものだと思います。試合に負けて勝負に勝ったという感じでしょうか。決勝トーナメント1回戦の相手はベルギー代表。個々の力は劣ると思いますが,組織力で対抗する方策を見出して欲しいと思います。

カープはジャイアンツのエース菅野投手を打ち崩し,破竹の6連勝。先発の高橋昂投手がプロ初勝利を挙げました。今期初勝利を挙げた投手は,アドゥワ投手,藤井皓投手,フランスア投手に続き4人目。今年は若手を成長させながら戦う1年なので,今後も新戦力の台頭を期待しています。

2018年6月27日(水)

カープは今日も打線が爆発。先発の九里投手は,6回4失点とピリッとしない内容でしたが,打線の頑張りで勝利を掴み取りました。これで,シーズン再開後は5連勝。パ・リーグ勢には歯が立ちませんでしたが,セ・リーグ内では頭一つ抜けていると感じます。2位のスワローズとは6.5ゲーム差。オールスターまではこの差を維持できるよう,頑張りを期待しています。

『本の旅人』7月号が届きました。最近は読みたいものがなく困っていましたが,今月の新連載のうちの1つは少し興味の湧く読み物だったので,ホッとしています。月刊誌の連載は内容を覚えておくのが大変なので,読み切りが理想的。来月も面白い連載が始まってくれることを期待しています。

2018年6月26日(火)

山岡荘八著『徳川家康(六)』を読了。織田家が朝倉家と浅井家を滅ぼし,徳川家と武田家の争いも本格化。いよいよ,次巻では長篠の戦が始まると思います。しばらく読んでいなかったので,登場人物の関係があいまいになっている部分もありますが,かなり面白い。この勢いで続きも読んでいきたいと思います。

カープは打線爆発でジャイアンツに快勝。初回に4点を先制され,どうなることかと思いましたが,終わってみれば5本塁打を含む13安打14得点で圧勝となりました。投げては,2番手で登板のフランスア投手が5回無失点の好投でプロ初勝利。やや制球に難はありますが,ボールに力があり,今後に期待できる内容だったのではないでしょうか。ローテーション入りも期待できる内容だったので,今後の活躍に期待したいと思います。

2018年6月25日(月)

『藤井聡太全局集 平成28・29年度版』を購入しました。棋譜集は滅多に再版されないので,コレクションとして入手。『羽生善治全局集』も全く並べておらず,本棚の肥やしばかりが増えていますが,集めることが趣味なので,こればかりは仕方がありません。時間を見つけ,興味のある将棋くらいは並べたいと思います。

第31期竜王戦決勝トーナメントの都成五段-藤井七段が行われました。戦型は相雁木から互いに陣形を崩す力戦形に。非常に難解な戦いが続きましたが,終盤に入って藤井七段が抜け出し,初戦を突破しました。次は,昨年の決勝トーナメントでも対局した増田六段。29連勝の新記録を目の前で達成された雪辱なるか,増田六段の作戦に期待したいと思います。。

2018年6月24日(日)

NHK杯テレビ将棋トーナメントの木村九段-横山六段を観戦しました。戦型は横歩取りとなり,序盤で横山六段が巧妙にリード。以下は横山六段が細かくポイントを重ね,最後は長手数の即詰みに討ち取りました。横山六段の良さばかりが目立った一局。同い年ですが,30代半ばになってから頭角を現した晩成の棋士なので,頑張りを期待しています。

カープはタイガースに打ち勝って3連勝。中継ぎ陣が炎上してしまいましたが,結果オーライだと思います。勝利の方程式は崩壊気味ですが,アドゥワ投手,永川投手,飯田投手など,開幕前に期待していなかった投手の頑張りが目立ちます。せっかく勢いもついたので,来週も勝ちまくってくれることを期待しています。

2018年6月23日(土)

第4期叡王戦が開幕しました。開幕局は九段予選の三浦九段-屋敷九段。勝者が福崎九段と対局するという組み合わせでした。開幕局は屋敷九段が制し,2回戦は福崎九段-屋敷九段となりましたが,福崎九段の振り飛車穴熊が炸裂。中盤以降は一度もリードを許すことなく,完勝となりました。久しぶりの妖刀復活に観戦のファンも大興奮。九段予選決勝でも頑張りを期待しています。

カープは復帰登板の野村投手の好投もあり快勝。久しぶりのカード勝ち越しとなりました。しかし,交流戦の借金を考えると,ここは何としても3連勝したいところ。打線は好調なので,投手陣が頑張れば夢ではないと思います。明日の先発は岡田投手。良いボールは持っているので,自信を持って投げ抜いて欲しいと思います。

2018年6月22日(金)

第66期王座戦挑戦者決定トーナメントで,藤井七段が深浦九段を破り,ベスト4に進出しました。相雁木から藤井七段が右玉に組み替え,力戦調の戦いとなりましたが,鋭い終盤でねじ伏せました。準決勝の相手は,本日の対局で久保九段を降した斎藤七段。史上最年少でのタイトル挑戦なるか,注目したいと思います。

プロ野球はシーズンが再開しました。カープはタイガースとの一戦でしたが,先発の大瀬良投手が7回無失点の好投で10勝目。前回登板の不甲斐ない内容を払拭する投球だったと思います。交流戦では失速してしまったものの,2位のジャイアンツとは4.5ゲーム差。オールスターまでこの差を維持できるよう,しっかり戦って欲しいと思います。

2018年6月21日(木)

久しぶりにネット将棋を指したのですが,いいところなく完敗。詰将棋はそれなりに解けていたので,やれるかと思ったのですが,思った以上に手が見えませんでした。鈍るほどの腕ではないとはいえ,毎日の鍛錬はやはり大事。最近は小説ばかり読んでいますが,もう少し将棋も頑張りたいと思います。

山岡荘八著『徳川家康』を再開しました。現在は,全26巻のうち,第5巻まで読了の状況。ミステリにも飽きてきたので,この機会に一気に読み進めたいと思っています。7月と8月に宮城谷昌光著『劉邦』の文庫版が2巻ずつ発売されるので,ますはそれらを入手するまで読むつもり。小説自体は大変面白いので,根気強く頑張りたいと思います。

2018年6月20日(水)

石田和雄著『棋士という生き方』を読了。著者は,先日初タイトルを獲得した髙見叡王の師匠であり,柏将棋センターの席主として普及活動にも尽力された棋士です。棋士としてもA級4期の実績を誇りますが,本書では私の知らない時代のことも書かれており,面白かったです。将棋に関心のある方はご一読あれ。

第76期名人戦第6局の2日目が行われ,佐藤名人が羽生竜王を破り,4勝2敗で名人位防衛を果たしました。羽生竜王が2手目△6二銀の奇策に出て,前例のない戦いとなりましたが,名人戦らしい力のこもった攻防だったと思います。残念ながら羽生竜王のタイトル通算100期の偉業は持ち越しに。近いうちに達成してくれることを期待しています。

2018年6月19日(火)

深水黎一郎著『ミステリー・アリーナ』を読了。多様な解釈ができるように文章が書かれている,多重解決ミステリでした。各種のミステリランキングで上位に入賞していることもあり,かなり期待したのですが,個人的には技巧に走りすぎているという印象。テクニック重視の方は読んでみても良いかもしれません。

いよいよ,サッカーW杯で日本代表の戦いが始まります。初戦のコロンビア代表は強敵なので,簡単に勝てるとは思っていません。今大会はスコアレスドローの試合はまだ無く,得点を取らない限り勝ち点を得るのは難しそう。VARシステムの採用もあり,ペナルティエリア内での反則が取られやすい傾向にあるので,積極的な攻撃を期待しています。

2018年6月18日(月)

カープは交流戦最終戦に完敗。最終戦では,調整登板の中崎投手まで打ち込まれ,今後に不安を残す結果となりました。唯一の救いは,セ・リーグの上位勢が総崩れとなり,それほど差が詰まらなかったこと。現状は貯金独り占めの状況ですので,少しでも増やしていけるような戦いを期待しています。

大阪で大きな地震がありました。関西に親戚が多数住んでいますが,大きな被害もなく良かったです。私が中学・高校時代を過ごした高槻市では,大きな被害が出たそう。犠牲者の方を悼むとともに,ライフラインの早い復旧を祈るばかりです。私の住む千葉県でも,東方沖でスロースリップ現象が観測され,地震が頻発。大きな災害が起こらないことを祈ります。

2018年6月17日(日)

NHK杯テレビ将棋トーナメントの佐藤五段-森内九段を観戦しました。戦型は力戦調の矢倉模様に。こういう将棋はプロ間で減っており,非常に新鮮でした。両先生とも本格派居飛車党。本筋の指し回しは,アマチュアにはとても勉強になりました。結果は,序盤で優位に立った森内九段が逃げ切り快勝。次局は加藤初段との対局ですが,男性棋士の貫録を見せて欲しいと思います。

カープは打線爆発で快勝。連敗を5でストップしました。先発の九里投手は,最終回にもたついたものの,大量リードに守られプロ初完投勝利。投手陣が苦しい中,自信になる勝利だったのではないでしょうか。交流戦も残すところあと1試合。予告先発の福井投手には,救世主になるくらいの気持ちで思い切りよく投げて欲しいと思います。

2018年6月16日(土)

麻耶雄嵩著『貴族探偵』を読了。先日ドラマ化されたそうなので,設定をご存知の方も多いのではないでしょうか。短編集のため,そこまで凝ったトリックはありませんでしたが,それなりに楽しめた作品もあったように思います。短編のミステリ作品は,ややパンチ力不足という印象を受ける作品が多いので,今後は長編を中心に楽しみたいと思います。

第89期ヒューリック杯棋聖戦第2局が行われ,羽生棋聖が豊島八段を破り,対戦成績を1勝1敗としました。戦型は,後手の豊島八段の雁木に対し,羽生棋聖は右四間飛車。中盤までは豊島八段が指せそうでしたが,最後は豊島八段にうっかりがあり,急転直下での終局となりました。羽生棋聖にとっては,苦しい将棋を逆転し,大きな勝利。次局を制した方が圧倒的に優位に立つので,戦型に注目したいと思います。

2018年6月15日(金)

沢村浩輔著『夜の床屋』を読了。表題作を含む短編集でした。それぞれ独立した短編が絡み合っていく最近の伊坂作品のようなイメージでしたが,個人的には無理に関連付けなかった方が良かったように思います。作者は新進気鋭の若手作家だそう。今後の作品に期待したいと思います。

カープはまたも投壊で大敗。これでは,緒方監督も手の打ちようがありません。今日は打線も沈黙し,勝負所なし。打線が早い段階で点を取り,楽に投げられる展開にしなくては,勝てる気がしません。これで,交流戦も勝率5割以下が確定。何とか残り試合を連勝し,5割では終えられるよう頑張って欲しいと思います。

2018年6月14日(木)

子どものお宮参りに行ってきました。一応,今日は大安だそう。私自身は全くこだわらないのですが,子どものことなので,わざわざ縁起の良くない日に行く必要もないと思ったのです。写真撮影などもあり,1日駆けずり回ってクタクタに。今晩は早めに休みたいと思います。

カープはバッファローズに3連敗。またも投手陣が崩壊し,試合になりませんでした。ある程度計算できる先発投手が3人しかおらず,週の後半に固まっているので,どうしても週の前半は厳しい戦いとなりがち。若手投手にとってはまたとないチャンスなので,救世主の登場を期待しています。

2018年6月13日(水)

麻耶雄嵩著『あぶない叔父さん』を読了。論理的に成立していれば何でもありなのが麻耶作品の特徴ですが,本作に関しては,かなり突拍子のない結論のものが多かったように思います。論理的には成立しているものの,あまり美しさを感じないのも事実。麻耶作品に理解のある方は読んでみても良いかもしれません。

将棋倶楽部24で珍しく会心の一局。かなり格上の相手を一方的に攻め倒すという,私らしくない将棋でした。矢倉模様の将棋は筋に入ると粘れないとはいえ,私もまだこんな将棋を指せたのだと,自分で驚いています。ソフトにも掛けてみましたが,仕掛けからは一度もリードを許しておらず,充実の内容。少し自信を回復したので,今後も積極的な将棋を心掛けたいと思います。

2018年6月12日(火)

家の横にゴミステーションが開設されました。これまで,50メートル以上向こうに捨てに行っていたので,朝の作業が劇的に楽になります。とくに,最近はオムツが重く,量も多くなっていたので,近くなるのは大助かり。不法投棄など,ルール違反が無いことを祈るばかりです。

今日のカープは,今季初先発の福井投手が6回4失点。先発の責任を果たしたとはいえませんが,悪癖の四球病は影を潜め,それなりに収穫のあった登板だと思います。次回のチャンスがあるかどうかは分かりませんが,先発の駒不足が深刻な中,それなりの収穫ではないでしょうか。本日の敗戦で,再び交流戦勝率が5割に逆戻りしてしまったので,明日はカープらしい野球で勝利を掴んで欲しいと思います。

2018年6月11日(月)

筒井道隆著『旅のラゴス』を読了。SF作品として評価が高いそうなので,気になって読んでみました。正直なところ,主人公のラゴスに共感できない部分も多く,私はあまり感情移入できませんでしたが,全体的に簡潔で読みやすい作品。サイエンス的要素は少なめのため,どちらかといえばファンタジーという印象ですが,興味のある方はご一読あれ。

今日は昨日に続いて寒い1日でした。外出の用事があったので上着を着ていったのですが,正解だったように思います。台風一過の影響もあり,明日からは急激に暑くなる模様。年を追うごとに気温差に対応できなくなりつつありますが,何とか乗り切りたいと思います。

2018年6月10日(日)

NHK杯テレビ将棋トーナメントの井上九段-糸谷八段を観戦。戦型は糸谷八段の誘導で力戦調の戦いとなりました。井上九段が歩得,糸谷八段が手得を主張する戦いとなりましたが,中盤以降は井上九段の指し回しが冴えて優勢に。そのまま押し切るかと思いましたが,糸谷八段が得意の粘りで決め手を与えず,最後は粘り勝ちとなりました。井上九段にとっては残念な対局でしたが,参考になる手も多く面白い将棋でした。観戦記を楽しみに待ちたいと思います。

カープはイーグルスに3連勝。今日は西川選手に値千金の3点本塁打が飛び出し,接戦を制しました。この3連戦で,投手陣はわずか1失点。不振のイーグルス打線が相手とはいえ,非常に良い内容だったと思います。これで交流戦成績も勝ち越しに転じ,一気に上昇傾向。残り7試合となりましたが,勝ち越しで終えて欲しいと思います。

2018年6月9日(土)

鮎川哲也著『黒いトランク』を読了。戦後の本格ミステリの里程標的名作と謳われるだけあり,緻密な構成には唸らされました。創元推理文庫の決定版を読んだのですが,本文中に細かく注が付けられるなど,原文を損なわない形での校訂も良かったと思います。巻末の有栖川有栖,北村薫,戸川安宣による座談会も秀逸。ミステリ好きの方にはおすすめです。

カープは接戦を制し,交流戦5割復帰。ジョンソン投手と則本投手の投げ合いとなりましたが,最後は松山選手が一振りで決めてくれました。明日の予告先発は九里投手。このところ苦しい投球が続いていますが,何とか嫌なイメージを払拭して欲しいところです。なお,台風が近づき天気は悪そう。雨で流れると7連戦となってしまうのですが,果たして。

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2018年6月8日(金)

カープは打線爆発でイーグルスに快勝。先発の大瀬良投手が7回無失点の好投で9勝目を挙げました。今年から投球フォームを変え,以前よりゆったり投げられているように見えます。先発投手陣が苦しい中,この好投は大きい。明日はジョンソン投手が登板予定なので,エースらしい好投を期待しています。

将棋倶楽部24で久しぶりに2200点台に復帰。昨年7月以来なので,ほぼ1年ぶりです。このところ,対振り飛車と角換わりが安定しており,好成績につながっています。これらの戦型は力勝負になりやすく,細かく研究していなくても戦えるのが大きいです。月10局程度しか指せないので,一局一局を大事に指したいと思います。

2018年6月7日(木)

伊坂幸太郎著『火星に住むつもりかい?』を読了。平和警察に支配された仙台を描いた小説でした。ディストピア小説ではあるものの,そこまで暗さはなく,ユーモアが散りばめられた好作でした。最近の伊坂作品の中では,かなりの出来栄え。伊坂ファンで未読の方は,是非ご一読あれ。

カープは先発の中村投手が大炎上。3回持たず7失点という内容で,投手陣が苦しい中ですが,二軍降格かもしれません。一方,2番手のフランスア投手が4回2/3をエラーによる1失点のみで抑え,復活登板の永川投手も2回を無失点。点差がついた中ではありますが,両投手が力を発揮してくれたのは嬉しい限りです。明日は5月の月間MVPを獲得した大瀬良投手が登板予定。好投を期待しています。

2018年6月6日(水)

第89期ヒューリック杯棋聖戦第1局が行われ,豊島八段が勝利。角換わりから難解な戦いが続きましたが,結果的には終始豊島八段ペースだったように思います。最近は角換わり腰掛け銀をあまりやらないのですが,先後どちらを持っても自信なしという印象。第2局以降も相居飛車のねじり合いを期待しています。

カープはファイターズ守護神のトンキン投手を攻略し,サヨナラ勝ち。今期絶好調の野間選手がプロ初のサヨナラ安打を放ちました。5番手で登板し,9回を無失点に抑えた藤井皓投手がプロ初勝利。期待の若手が貴重な一歩を踏み出しました。明日は昨日先発予定だった中村祐投手が先発予定。このところ序盤で崩れる試合が続いているので,初回から飛ばしていって欲しいと思います。

2018年6月5日(火)

島田荘司著『出雲伝説7/8の殺人』を読了。ヤマタノオロチ伝説をモチーフにしたトラベルミステリーでした。この手の列車トリックは西村京太郎作品でかなり読みましたが,本作は若干違った味もあり良かったです。1988年の作品のため,国鉄,ブルートレインなどの懐かしい言葉も登場。昭和世代の方にはおすすめです。

第31期竜王戦5組ランキング戦決勝で,藤井七段が石田五段に勝ち,2年連続の決勝トーナメント進出を決めました。今日の将棋も,控室の予想を超えるすさまじい寄せが炸裂し,快勝でした。とくに,飛車と歩を差し違える強手は,見えていてもなかなか指せないもの。この勢いがどこまで続くか,注目したいと思います。

今日のカープは雨天中止。スワローズ以外のセ球団が敗れ,何もせずに2位との差が広がっています。先発投手陣が火の車ということもあり,ジョンソン投手が戻ってくるまでは,雨で流れた方が好都合。明日も雨の予報なので,今週は4試合でいいのかなと思う今日この頃です。

2018年6月4日(月)

第59期王位戦挑戦者決定戦の羽生竜王-豊島八段が行われました。角換わりとなった本局は,豊島八段が先攻し,羽生竜王が反撃する形に。仕掛けでペースを握った豊島八段が難解な終盤戦を制し,第89期棋聖戦に続いて挑戦者となりました。豊島八段としては,王位戦が6度目のタイトル挑戦。棋聖戦とのダブルタイトル戦となりますが,もう若手とは言えない年齢だけに,ここが勝負所でしょう。初タイトル獲得なるか,注目したいと思います。

交流戦に入り投手陣崩壊の我らがカープですが,福井投手が満を持して一軍に合流。ボールだけ見ればカープ投手陣屈指だけに,あとは精神面だけ。自信をもって投げ込めば,少々甘くなっても簡単に打たれる投手ではないと思います。明日からはファイターズとの3連戦。予告先発の中村祐投手は,ここ数試合ふがいない投球が続いていますが,腕を振って思い切りよく投げ込んで欲しいと思います。

2018年6月3日(日)

NHK杯テレビ将棋トーナメントの永瀬七段-高野四段を観戦しました。この対局の解説は,高野四段の師匠でもある木村九段。解説も期待できるので,珍しく初手からしっかり観戦しました。戦型は,先手となった永瀬七段の相掛かり引き飛車棒銀。アマチュアには難しい将棋でしたが,解説がわかりやすくて楽しめました。対局の結果は,高野四段の快勝。非常に強い内容だったので,2回戦以降も期待しています。

家の模様替えをしました。本格的な夏を迎える前に,現在の生活に合わせたスタイルに変更しようと思ったのです。暑い1日だったこともあり,汗だくになりましたが,何とか無事に終了。これから生活がどんどん変わっていくと思うので,柔軟に対応していきたいと思います。

2018年6月2日(土)

今月の将棋世界,詰将棋パラダイス,アマレンが届きました。月初の最大の楽しみです。おそらく今日届くと思い,郵便配達のバイクが通るのを心待ちにしていました。もっとも,今月からは子育ての合間にしか読めないので,熟読するのは大変。隙を見てまめに読みたいと思います。

今日はとても暑い1日でしたが,今後しばらくは気温の高い日が続きそう。暑さに負けないよう,体力をしっかりつけなくてはなりません。生活の激変から1ヵ月あまりが経ちますが,体がついていかないと感じることもしばしば。大人が参ってしまっては仕方がないので,適度に息を抜きながら頑張りたいと思います。

2018年6月1日(金)

今日は妻と我が子の1カ月健診でした。取り立てて問題はなかったようで,ホッとしています。体重も順調に増えており,かなりの重さに。もう少し腕を鍛えねばなりません。今後,こどもは小児科にかかることになるので,早めに病院を探さなくては。予防接種などもあるので,近いうちにかかりつけ医を決めたいと思います。

今日のカープは,打線の頑張りで逆転勝ち。今期は主力選手の不調が目立つものの,脇役の頑張りで勝利を掴めているという印象です。これだけチーム状態が悪いと,内容より勝利が大事。明日は,プロ初勝利を目指す高卒2年目の高橋昂投手が先発予定なので,早めの援護を期待しています。

小川一水著『青い星まで飛んでいけ』を読了。ミステリ系のSFは何作か読んだことがありますが,そういう要素のないSFを読むのは初めてかもしれません。表題作を含む6編の短編集でしたが,テンポの良い作品が多かったように感じます。軽くSFに触れてみたいという方にはおすすめです。

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