日々雑感

2018年9月の日記

2018年9月30日(日)

NHK杯テレビ将棋トーナメントの佐藤九段-行方八段を観戦しました。戦型は佐藤九段の矢倉に対し,行方八段は左美濃。最近,相矢倉戦はほとんど観なくなりましたね。観戦する人間としては残念ですが,プロとしては仕方がない面もあると思います。本局は中盤まで佐藤九段が指せそうでしたが,一失をとらえた行方八段の反撃がきれいに決まり勝利。感想戦がほとんどなく,細かい変化がわからなかったので,観戦記を楽しみに待ちたいと思います。

昨日は仕事だったこともあり,今日は今週唯一の休みでした。NHK杯の観戦以外は子どもの面倒などを見ていましたが,このところ自己主張が激しくなり,期待に応えるのはなかなか大変です。ミルクを吐いたりするなど,まだまだ心配なこともたくさんあるので,休みの日はできるだけ長い時間,育児に関わるようにしたいと思います。

2018年9月29日(土)

原田マハ著『暗幕のゲルニカ』と麻耶雄嵩著『貴族探偵対女探偵』を読了。前作はピカソのゲルニカをめぐるサスペンスで『楽園のカンヴァス』の後継作,後者は貴族探偵シリーズの第二弾でした。どちらも面白い作品でしたが,前作を読んでいて初めて楽しめそう。興味のある方は最初から読むことをおすすめします。

宮城谷昌光著『湖底の城 第九巻』を購入。9年間にわたる連載に,ようやく終止符が打たれました。まだ読み始められていませんが,この巻では,いよいよ伍子胥と范蠡の最終対決となるハズ。宮城谷作品らしく,気高く高潔な最終章となることを期待しています。

アマレンの次の一手懸賞問題で当選。初めての応募だったので,オマケかもしれません。詰将棋も応募しましたが,こちらは残念ながら不正解。解けたつもりでしたが,きちんと読まなくてはいけませんね。来月こそは正解できるよう,早めに取り組み始めたいと思います。

2018年9月28日(金)

叡王戦四段予選が行われ,竹内五段が勝ち抜き,本戦進出を決めました。残念ながら生で観戦できなかったのですが,棋譜を見る限りでは完勝と言える内容だったと思います。竹内五段は広島出身でずっと応援していますが,プロデビューから5年目の今期は好調。ようやく,プロの水に慣れてきたのではないでしょうか。強敵ばかりですが,本戦での活躍を期待しています。

カープはスワローズに勝利し,この3連戦を勝ち越し。今期はとにかく2位との対戦に強く,優勝への原動力になったと感じます。明日からはジャイアンツとの3連戦。CSで対戦する可能性のある相手なので,苦手意識を植え付けるべく,強い内容で勝ってくれることを期待しています。

2018年9月27日(木)

第59期王位戦第7局2日目が行われ,豊島棋聖が菅井王位を破り,4勝3敗で王位を奪取しました。封じ手以降,豊島棋聖が積極的に前に出て,局面をリード。菅井王位が形を作ったこともあり,一気に押し切りました。これで,豊島棋聖は初の二冠に。各棋戦で勝ちまくっており,一時代を築くことができるのか注目したいと思います。

ようやく,今月の詰パラを解き終えました。どうしても解けない問題があったのですが,寝ながら考えていたらポンと閃きました。わかってみれば簡単なことなのですが,いちど泥沼にはまるとなかなか見えないのが人間の性。今月も何とかクリアできたので,来月も頑張りたいと思います。

2018年9月26日(水)

カープはスワローズを破り3連覇を達成。通算9回目の優勝となりました。今日は先発の九里投手が8回無失点の好投。ボールが低めに集まり,今季一番の内容だったように思います。打線も繋がり,完勝と言ってよい内容だったと思います。かなりもたつきましたが,優勝は素直に嬉しい。連戦も続くので,明日はしっかり休んで欲しいと思います。

第59期王位戦第7局1日目が行われました。相穴熊となった本局は,豊島棋聖が工夫の駒組で角交換を強要。菅井王位を手待ちに追い込み,自分だけ銀冠穴熊に組み替えました。封じ手の局面では,玉の堅さに優る豊島棋聖がリードしていると思います。今期王位戦は先手番が全て勝っていますが,結果は果たして。

2018年9月25日(火)

麻耶雄嵩著『螢』を読了。かつて事件のあった山荘に集まったオカルトサークルが嵐で閉じ込められ,再び…という設定でした。麻耶作品に通常のミステリ的面白さを期待してはいませんが,かなり特殊な作品だったように思います。通常のミステリに飽きたという方にはおすすめです。

藤井七段が青嶋五段を破り,新人王戦決勝三番勝負に進出しました。すでに全棋士参加棋戦で優勝経験のある藤井七段ですが,新人王は今回が最初で最後のチャンスです。決勝の相手は出口三段。出口三段もチャンスだと感じているハズなので,熱戦を期待しましょう。

2018年9月24日(祝)

NHK杯テレビ将棋トーナメントの三枚堂六段-渡辺棋王を観戦しました。戦型は力戦調の相居飛車となり,三枚堂六段が大模様を張る展開に。一見して勝ちにくそうに見えましたが,渡辺竜王のお株を奪うような積極的な攻めで勝利を掴み取りました。非常に難しい将棋で,感想戦が無かったのが残念。観戦記を楽しみに待ちたいと思います。

カープはベイスターズに敗れ,スワローズも勝ったため,今日の優勝はならず。先発のジョンソン投手がピリッとせず,打線もあと一本が出ませんでした。この調子ではCSが思いやられますが,まずは優勝を決め,主力を休ませたいところ。明日こそは自力で決めて欲しいと思います。

2018年9月23日(日)

カープは松山選手のサヨナラヒットで勝利。遂に,マジックは1となりました。しばらくは本拠地マツダスタジアムでの試合が続きますが,明日勝って一発で決めたいところです。予告先発は,先発ローテーション投手の中でも抜群の信頼感があるジョンソン投手。普段通りの投球を期待しています。

いつもの日曜であればNHK杯テレビ将棋トーナメントを観戦するところですが,今日は残念ながら仕事のため観戦できず。もちろん録画してあるので,時間のある時にゆっくり観る予定です。詰将棋では,今月の詰パラは目標まであと2問。未だに初級で解けない問題があり,我ながら自分の弱さに呆れますが,粘り強く取り組みたいと思います。

2018年9月22日(土)

カープは敗れたものの,スワローズが敗れたためマジックは2に。早ければ,明日にも優勝が決まります。3連覇は確実な情勢ですが,今日の敗戦はさすがにひどい。このところ先発が打ち込まれる試合が続いており,今後に向けて不安が残ります。丸選手も本塁打がトップに立ってから大振りが目立ち,鈴木選手の状態もイマイチ。気持ちも新たに明日以降頑張って欲しいと思います。

今日は妻とこどもの3人で散歩。もっとも,4か月の乳児は歩けないので,ベビーカーを押して家の周辺を1時間ほど歩いてきました。気温もちょうどよく,とても心地よかったです。一方,普段はあまり歩かないこともあり,足がクタクタ。しっかりほぐしてから休みたいと思います。

2018年9月21日(金)

A級順位戦の久保王将-羽生竜王,豊島棋聖-佐藤九段が行われました。注目は久保-羽生戦。久保王将の三間飛車に対し,羽生竜王は意表の急戦を採用しました。難解なねじり合いが続きましたが,最終盤で羽生竜王が抜け出し勝利。振り飛車対策として急戦はほぼ見掛けなくなりましたが,強い棋士が指すと優秀ですね。研究し,自信が持てたら採用したいと思います。

カープは雨の中,タイガーズを破ってマジック3に。苦しい試合展開でしたが,最後は打線の頑張りで逆転勝ちとなりました。スケジュールを勘案すると仕方がないとはいえ,昨日と今日のグラウンドはプロの試合を行う状況とは言えないもの。今後もゲリラ豪雨などが増えると思うので,来シーズン以降は試合日程を十分に検討して欲しいと思います。

2018年9月20日(木)

山岡荘八著『徳川家康(十)』を読了。小牧長久手の戦いを中心に描かれていました。このくらいの時代になると,武将が徐々に小粒になり,戦も自体も政治絡みのものが増えて盛り上がりに欠いてきました。そんな中,家康の余裕だけが目立つ。秀吉に天下を取らせてやるという書きっぷりは,かなり斬新です。次巻以降もゆっくり読み進めたいと思います。

第66期王座戦第2局が行われ,斎藤七段が中村王座を破り,対戦成績を2連勝としました。戦型は角換わり。先手の中村王座が積極的に仕掛け,難解な戦いが続きましたが,全体的に斎藤七段が押していたように思います。これで,斎藤七段は初タイトル獲得に王手。一気に決めたいところなので,第3局の戦型に注目したいと思います。

2018年9月19日(水)

毎日,詰パラを解いています。徐々に進んでいますが,解答を全くメモしていないので,思い出せるかどうか心配でなりません。少なくとも,1週間くらい前に解いた初級は全く思い出せないので,初めからやり直しの模様。今後はマメにメモを取るよう,心掛けたいと思います。

会社の新入社員歓迎会がありました。お酒を飲むのはこういう機会くらいしかないので,少しだけ。昔は全く飲めませんでしたが,最近は乾杯の一杯くらいは飲めるようになりました。今日は夜も涼しく,快適な気温。お酒もそれほど回っていないので,気持ちよく眠れそうです。それでは今日はこの辺で。おやすみなさい。

2018年9月18日(火)

『NHK将棋講座10月号』を購入しました。本はかさばるので,長らく電子版で買っていましたが,先月号から紙に戻すことにしました。古い世代の人間なので,やはり印刷物を読んだ方が頭に入るように思います。トーナメントも2回戦に入り,好カードが目白押し。観戦記を中心にしっかり読みたいと思います。

今日は夕方から大荒れの天気。千葉県では警報こそ出なかったものの,かなり強い雨が降りました。今週はずっと曇りがちの日が続くようで,暑さも一段落しそう。今月は休日出勤が多く,体力的に少し厳しめの月となりそうですが,少し涼しくなったのは好都合。明日以降も頑張りたいと思います。

2018年9月17日(祝)

今日は朝から仕事でしたが,帰り際に大雨。完全にやられました。折りたたみの傘こそ持っていたものの,横殴りの雨であまり役に立ちませんでした。今朝の天気では雨が降るとは言っていなかったように思うので,完全に虚を突かれました。こういうこともあるので,折りたたみ傘だけは常に持ち歩くよう心掛けたいと思います。

叡王戦七段予選が行われ,藤井七段が本戦トーナメント進出を果たしました。準決勝の小林(裕)七段戦は大逆転の決着。もう一局の千葉七段-北島七段も大逆転の決着で,将棋の怖さを改めて感じました。今期中のタイトル獲得はなくなりましたが,叡王戦は数少ないチャンス。最年少タイトル挑戦・獲得のためにも,頑張りを期待しています。

2018年9月16日(日)

NHK杯テレビ将棋トーナメントの郷田九段-阿部七段を観戦しました。阿部七段の一手損角換わりに対し,郷田九段が早繰り銀に出て,一手一手が難しい将棋に。郷田九段が筋よく攻め,阿部七段が反撃するという展開でした。最終盤まで難しい戦いでしたが,郷田九段が抜け出して勝利。熱戦のため,感想戦が無かったので,観戦記を楽しみに待ちたいと思います。

大相撲秋場所では,稀勢の里関が完敗で2敗目。内容的にも厳しく,明日も敗れるといよいよ引退がちらついてきます。明日の栃ノ心関は右四つのため,立ち合いで左下手を引けるかどうかが勝負の分かれ目ではないでしょうか。立ち合いの変化などはなく,思い切り当たれる相手だけに,悔いのない思い切りの良い取組を期待しています。

2018年9月15日(土)

叡王戦九段予選が行われ,佐藤九段が本戦トーナメント進出を決めました。1局目の先崎九段との将棋は,懐かしの相矢倉に。ベテラン同士らしく,相矢倉のねじり合いでした。2局目の福崎九段との将棋は,福崎九段の右玉。個人的には振り飛車穴熊を期待していたので残念でしたが,佐藤九段がうまくまとめて勝利を収めました。2局とも佐藤九段らしい力強い内容だったので,本戦でも期待しています。

大相撲秋場所では横綱の稀勢の里関が1敗を死守。厳しい内容の取り組みばかりですが,何とか勝っているという状況です。上位勢が好調なこともあり,今の状態では後半戦がかなり厳しくなりそう。明日は不調の玉鷲関が相手だけに,何とか勝ちたいところですが,果たして。

2018年9月14日(金)

叡王戦八段予選が行われ,広瀬八段が本戦トーナメント進出を果たしました。竜王戦挑戦者に続き,棋王戦や王将戦でも勝ち上がっており,目下絶好調と言えます。羽生竜王との竜王戦も激戦間違いなし。叡王戦はもちろんですが,竜王戦の開幕も楽しみに待ちたいと思います。

今月の詰パラを開始しました。いきなり初級でつまずき,今月はいつもの上級7手詰まで解けるか心配なスタートです。詰将棋が得意な人はともかく,私のような苦手な人間にとっては,とにかく時間を掛けるより仕方がない。今月は,目標達成まで毎日コツコツ解きたいと思います。

2018年9月13日(木)

伊坂幸太郎著『陽気なギャングは三つ数えろ』を読了。4人の特殊能力をもつ人物が銀行強盗をし,トラブルに巻き込まれるというシリーズの3作目でした。本作は第2作から9年の間隔が空き,ハイテクの発達で銀行強盗自体が難しい時代に。作品自体は面白かったですが,同じストーリー展開では今後は厳しそうです。登場人物は魅力的なので,全く違う形式の第4作を期待しています。

カープは完封リレーで3カードぶりの勝ち越し。マジックは6となりました。今日は投手陣の頑張りに尽きます。今後の日程を見ると,16日の神宮を除けば28日までマツダスタジアムでの試合が続くので,今年こそは本拠地で胴上げを。歓喜の瞬間を心待ちにしています。

2018年9月12日(水)

6連敗中のカープは,今日も苦しい戦い。それでも,5回裏に菊池選手の一発で何とか追いつき,7回裏に中軸の3連打で何とか勝ち越しました。午後9時過ぎ現在,久しぶりにリードしている状況です。優勝はほぼ間違いない状況とはいえ,このままではとてもCSは勝ち抜けない。中心選手の休養も含め,首脳陣の判断を見守りたいと思います。

大相撲秋場所で,横綱の稀勢の里関が4連勝。内容的には厳しい戦いが続いていますが,負けないよう慎重にとっていることが伺えます。とはいえ,これだけ長い相撲が続くと,体力的にはかなり厳しい。下がるのは怪我の原因にもなるので,素早く前に出る相撲を期待しています。

2018年9月11日(火)

鮎川哲也著『黒い白鳥』を読了。犯人の鉄壁のアリバイを崩していくという,王道の本格ミステリでした。昭和の作品ということもあり,トリック自体は見慣れたものでしたが,犯人の身の処し方など,作者の美学を感じる内容で良かったです。エピローグも興味深い内容で,とても良い作品だったと思います。興味のある方はご一読あれ。

第59期王位戦第6局2日目が行われ,豊島棋聖が菅井王位を破り,対戦成績を3勝3敗としました。相穴熊らしいねじり合いとなりましたが,豊島棋聖の積極的な指し回しが目立ったように思います。菅井王位にもチャンスがあったようですが,全体的には快勝と言って良い内容だったのではないでしょうか。今期王位戦は,これまで先手番が全勝。最終局の振り駒に注目したいと思います。

2018年9月10日(月)

第59期王位戦第6局1日目が行われました。相穴熊となった本局は,豊島棋聖が意欲的な指し回し。菅井王位が二枚飛車を据えたところで封じ手となりました。個人的には飛車を持っている菅井王位が良さそうに見えますが,敢えてこの変化を選んだ豊島棋聖も自信はあるハズ。明日は相穴熊らしい粘っこい戦いを期待しています。

今日は他にも叡王戦九段予選が行われ,郷田九段が森下九段を破り,本戦に進出。雁木対矢倉の熱戦でした。その前に行われた森下九段-久保王将では,ゴキゲン中飛車に対する森下九段の手厚い指し回しがとても参考になりました。今後も本戦進出をかけた戦いが続くので,熱戦を期待しています。

2018年9月9日(日)

NHK杯テレビ将棋トーナメントの佐々木(慎)六段-佐藤名人を観戦しました。佐々木六段の先手で始まった対局は,力戦調の角交換振り飛車に。佐藤名人はオーソドックスに構え,軽い仕掛けからペースを握りました。佐々木六段も必死の反撃を見せましたが,佐藤名人は歩と桂を巧みに使った攻めで快勝。アマチュアのお手本になるような理想的な将棋だったと思います。感想戦も仕掛けの場面から行われ,大満足の内容。来週も熱戦を期待しています。

アマレンの懸賞詰将棋を解きました。これまでも載っているのは知っていましたが,よく読むとHPから応募できると書いてあったので,挑戦してみようと思ったのです。7手詰以上はほとんど解かないので,かなり苦戦しましたが,何とか完了。当選者発表を楽しみに待ちたいと思います。

2018年9月8日(土)

今月のNHK将棋講座テキストを買いました。これまで電子版で読んでいましたが,非常に読みにくく頭にも入らないので,紙で読むことにしたのです。そんな気を起こしたのも,今月号に今泉四段の自戦記が載っていると知ったから。この将棋は熱戦故に感想戦が無かったので,詳しく知りたいと思ったのです。今月は講座のレベルも高く,参考になるので,しっかり読みたいと思います。

気がつくとカープは4連敗。明日はローテーションの谷間で厳しい試合となりそうなので,5連敗も十分にあり得ます。勝つには打ちまくるしかないので,明日は打線の奮起に期待したいところ。先発の高橋(樹)投手には,起用に応え,何とか試合を作って欲しいと思います。

2018年9月7日(金)

久しぶりネット将棋を指したものの完敗。全く調子が出ませんでした。戦型的に手厚く指すのが難しい形ではありましたが,もう少ししっかり指せないといけませんね。このところ本を読んでばかりいましたが,少しは将棋の勉強もしなくては。まずは詰パラを中心に頑張りたいと思います。

カープは今日も敗れて3連敗。マジックは10に減りましたが,投打ともに状態は深刻です。今日は上位打線に全く当たりが出ず,投手陣の踏ん張り切れませんでした。明日は,今季15勝を挙げ,防御率もトップを走る大瀬良投手が先発予定。エースらしい投球を期待しています。

2018年9月6日(木)

西村京太郎著『殺しの双曲線』を読了。朝から読み始め,一気に読み終えました。西村京太郎といえばトラベルミステリーの大家ですが,本作は『そして誰もいなくなった』を連想させる密室もの。1971年の作品のため,少々古い記述もありますが,全体的に良く練られていると感じます。新装版として現在でも発売されているので,興味のある方はご一読あれ。

第31期竜王戦挑戦者決定三番勝負第3局が行われ,広瀬八段が深浦九段を破り,初の竜王位挑戦を決めました。本局も序盤でリードしてそのまま逃げ切るという盤石の内容で,強さを見せつけました。先日の王将戦でも羽生竜王を破っており,調子の面でもかなり期待が持てます。棋界最高峰の戦いだけに,数多くの熱戦が繰り広げられることを期待しています。

2018年9月5日(水)

垣根涼介著『ワイルド・ソウル(下)』を読了。日本政府に見捨てられたブラジル移民の復讐劇でした。全体的に読みやすい作品で,数々の文学賞を受賞したのも頷けます。惜しむらくは人物描写がやや単調なこと。もう少しそれぞれの人物を丁寧に描けていれば,文句なしの傑作だったと思います。エンターテインメントとしては十分に面白いので,興味のある方はご一読あれ。

カープの新井選手が引退を発表しました。私は市民球場でプレーしていた頃から見ていますが,下手なりに一所懸命やっていたのが印象に残っています。本塁打王にもなり,2200本の安打を放つなど,カープの歴史に残る選手でした。残り試合も少なくなりましたが,最後まで完全燃焼して欲しいと思います。

今日のカープは完敗でしたが,2番手で登板した戸田投手が2回を無失点の好投。先発では打ち込まれていたものの,左腕不足の中で,しっかり仕事を果たしてくれました。一方,3番手で投げた今村投手の状態は深刻。防御率も5点台となり,なかなか投げさせる場面が見当たりません。4番手の佐藤投手も打ち込まれるなど,中継ぎ陣の状態が深刻。ファームから好調の選手を上げてくるなど,首脳陣の判断に注目したいと思います。。

2018年9月4日(火)

超大型の台風21号が四国,近畿に上陸。関東でも夕方から風が強まり,運休している路線もあるようです。私は定時になってすぐに撤退したので,徐行運転程度で済みましたが,巻き込まれた人も多そう。夜になっても風が吹き荒れているので,明朝は運行情報を確認しつつ,植物の確認も行いたいと思います。

第66期王座戦が開幕しました。第1局は挑戦者の斎藤七段が先手番となり,角換わりに。中盤までは斎藤七段が優勢に見えましたが,午後9時現在では形勢不明に見えます。両者とも粘り強い棋風のため,簡単には終わらなそう。結果は明朝に確認したいと思います。

2018年9月3日(月)

こどもの予防接種と健康診断がありました。健康面では特段の問題はなく,予防接種も今のところ発熱などは生じておらず,一安心です。このところ,少しずつ自我が芽生え,要求が増える毎日。体力的に厳しい部分もありますが,こどもに負けないよう,こちらも日々成長していきたいと思います。

今月のアマレン,詰パラ,将棋世界が届きました。まだ軽く目を通しただけですが,詰パラ中級の首位作予想で,6ヶ月連続の正解。中間報告によると2人だけだそうなので,今年こそは1位を獲得したいと思っています。アマレンと将棋世界については,まだタイトルをざっとなぞった程度。このところ斜め読みになってしまっているので,今月は腰を据えて取り組みたいと思います。

2018年9月2日(日)

カープは序盤に打線が爆発して快勝。先発の戸田投手は3回途中3失点と冴えない内容で,せっかくの打線の援護を活かすことができませんでした。四球でランナーをためるという最悪の展開だったこともあり,ここでの交代はやむを得ない面もあったように思います。先発6番手が定まらないままシーズン終盤を迎えましたが,このチャンスを活かす若手の登場に期待したいところ。来週日曜に登板する投手に期待したいと思います。

NHK杯テレビ将棋トーナメントの糸谷八段-菅井王位を観戦しました。菅井王位の角交換振り飛車となった本局は,力戦調の戦いに。両者とも腕力には自信のあるタイプですが,本局は糸谷八段が踏み込みを欠き,一方的な展開となってしまいました。最後は,菅井王位が必至を掛けて快勝。美濃囲いを残したまま寄せ切るという理想的な展開でした。菅井王位の次局の相手は羽生竜王。熱戦は必至なので,楽しみに待ちたいと思います。

2018年9月1日(土)

妻とこどもと3人で散歩に出掛けました。今日で4ヶ月になること,徐々に昼間の気温が下がってきたこともあり,そろそろ定期的に散歩などに出掛けようと思ったのです。散歩と言っても歩いているのは親だけなのですが,こればかりは仕方がないところ。それなりに充実した時間だったので,今後も定期的に出掛けたいと思います。

垣根涼介著『ワイルド・ソウル(上)』を読了。ブラジルに移民したものの日本政府に見捨てられた人々を描いた作品でした。上ではそれぞれの人物の半生を中心に描かれ,下巻ではいよいよ日本政府への挑戦が始まる模様。大藪春彦賞,吉川英治文学新人賞,日本推理作家協会賞の3つを受賞した大作だけに,下巻が劇的な展開となることを期待しています。

カープはスワローズに快勝。雨の中での試合でしたが,大瀬良投手の好投と打線の力で勝利を手繰り寄せました。そんな中,大差の9回に登板した今村投手がまたも炎上。さすがに二軍降格はやむなしと思います。明日の先発は戸田投手。ローテーション6番手が固定できない中,チャンスだと思うので,思い切りの良い投球を期待しています。

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