日々雑感

2017年1月の日記

2017年1月31日(火)

久しぶりに将棋ウォーズの得意戦法に変化がありました。これまでは『4六左銀急戦』だったのですが,新たな得意戦法は『丸山ワクチン』。出現頻度の低い形のため,対局数が少なく低い段位にとどまっていたのですが,ようやく上位に顔を出してきました。ちなみに,丸山ワクチンを超える勢いで勝っているのは,先手『角換わり』と『早繰り銀』。最近は角換わりをよく指すため,出現頻度も高いので,どのくらいの段位を記録できるのか楽しみにしています。

今日は昨日までの温かい日々から一転,冬らしい一日でした。1月末としては普通の気温なのですが,昨日まで暖かかったので,体がついていかない感じです。これからの一番寒い時期を乗り切れば,木々も芽吹く春がやってくる。今から待ち遠しいですね。インフルエンザも流行しているようなので,万全の対策をして乗り切りたいと思います。

2017年1月30日(月)

『詰将棋パラダイス』1月号の上級7手詰までを何とか解き終えました。年初めということでちょっと油断していましたが,骨のある問題が多かったように思います。やっと解き終えて解答の準備をしたのですが,今度は封筒が見当たらない。文具の補充はマメにやらないといけませんね。今日は何とか代用できる封筒を見つけたので,さっそく明日にでも買ってこようと思います。

明後日はA級順位戦8回戦の一斉対局です。急にこんなことを書いたのは,将棋世界の順位戦予想ハガキのことを思い出したから。明日の消印有効なので,朝一番で投函の予定です。8回戦で稲葉八段が勝てば,初の名人位挑戦が決まります。一方の降級争いは,森内九段が勝ち,佐藤九段が敗れると,2度目の降級が決まります。ファンとしては,挑戦,降級ともに最終戦までもつれ込んだ方が面白いですが,果たして!?

2017年1月29日(日)

NHK杯テレビ将棋トーナメントの広瀬八段-永瀬六段を観戦しました。横歩取りとなったため,さっぱりわかりませんでしたが,永瀬六段の距離感が光った将棋だったと思います。飛車を自陣に打ち込まれても受かっているという判断は流石の一言。勝ちになってからの手厚い指し回しは,アマチュアにも勉強になる手順でした。来週は郷田王将-久保九段の好カード。収録日は不明ですが,このところ郷田王将の負けが込んでいるので,作戦に注目したいと思います。

昨日に続き,今年の植栽計画を考えました。今年の目標は,実のなる木の栽培。我が家の環境でどんなものが育つのかわからないので,食べた果物の種などを地道に植えてみることにします。実生の木は果実の味が劣ると言われますが,そもそも収穫は期待していないので問題ありません。どんな芽が出てくるのか,春を楽しみに待ちたいと思います。

2017年1月28日(土)

来年の植栽計画を考えるべく,家の周囲を歩いていたところ,日陰にひょっこり芽を出している幼木を発見しました。勝手に生えてくる木は,大半が鳥が種子を運んできたもの。大木や要注意外来種,繁殖力が旺盛なものがほとんどで,年中引っこ抜いています。ところが,今日見つけたものは見たことがなかったので,慎重に掘り起こして調べてみると,グミの木が一番近い印象。我が家でも栽培できそうな木が生えてくることは珍しいので,大事に育てたいと思います。

定期購読している『本の旅人』の2月号が届きました。今月の新連載は森達也氏。名前は聞いたことがありますが,書いたものは読んだことがないので,楽しみにしています。他にも有名作家の連載小説も多く,これが100円で楽しめるのは贅沢そのもの。紙媒体で発行を続けるのは大変だと思いますが,角川書店には今後も頑張って欲しいと思います。

2017年1月27日(金)

日曜に放送されたNHK杯テレビ将棋トーナメントの千田六段-佐々木五段を観戦しました。角換わりの力戦形となりましたが,終盤で佐々木五段に誤算があったようで,千田六段の勝利。感想戦もしっかりあり,仕掛けからの細かい読みや千田六段が詰みを逃していたことなど,観戦しているだけではわからない内容もしっかり勉強でき,大満足でした。次の日曜の放送は,広瀬八段-永瀬六段。互いに力強い棋風なので,ねじり合いを期待しています。

試合はまだ観ていないのですが,全豪オープン準決勝でナダルが5時間近い熱戦を制し,フェデラーとの決勝戦に進出しました。シングルスの決勝進出者が4人とも30代という,近年にない勝ち上がりとなりました。男女どちらの決勝も歴史に残る戦いとなりそうなので,面白いテニスを期待しています。

2017年1月26日(木)

テニスの全豪オープンが佳境を迎えています。女子シングルスの決勝はヴィーナスとセリーナのウィリアムズ姉妹の対決に。男子はフェデラーが決勝進出を決め,ナダルとの決勝戦になるのか注目です。往年の名選手が上位に顔をそろえ,時間が遡ったかのような今季の全豪オープン。NHKでも録画放送があるので,気が向いたら観戦したいと思います。

B級1組順位戦が行われています。王将戦7番勝負でもしのぎを削る久保九段-郷田王将や丸山九段-糸谷八段など,B級1組とは思えない豪華な組み合わせが多く,大満足です。B級1組以上は1分未満が切り捨てのため,0時を回る対局もありそう。長くなった対局の結果は,明朝に確認したいと思います。

2017年1月25日(水)

今月の詰パラを開始しました。1月号は軽い作品が多いのですが,今月号は一目難解。あと5日でクリアできるか,全く自信がありません。ここまで追い込まれると,あとは可能な限り時間をつぎ込んで考えるよりほかない。時間を無駄にせず,頑張って取り組みたいと思います。

春に向け,植木をどうするか思案しています。昨年から無計画に植えてきたことが祟り,半年経っても成長不良の木ばかりで,ちっとも思うようになりません。これまで,草しか育てたことがなかったので,すぐに伸びるイメージがあったのですが,樹木の成長がこれほど遅いとは。手間暇をかけて肥料をやり,雑草ばかり成長させているような気がするので,今年は寒いうちから計画的に頑張りたいと思います。

2017年1月24日(火)

第66期王将戦第2局2日目が行われ,久保九段が郷田王将を破り,2連勝となりました。昨日の日記で久保九段が馬を作って受けに回ると書きましたが,封じ手は飛車を捌く▲6九飛。こういう手は居飛車党にはなかなか見えないので,勉強になりました。最終盤まで難しい戦いでしたが,最後は郷田王将が玉の逃げ方を誤ったようです。郷田王将といえば,鋭い踏み込みと正確な終盤が特徴ですが,今期の調子の上がらない要因は,この辺りにあるのかもしれません。七番勝負なので,勝負はまだこれから。郷田王将の巻き返しに期待しています。

今日はかなり冷え込みが厳しかったですね。朝起きるのがつらくて仕方ありません。北日本や山陰では大雪になっているそうで,これ以上の被害が出ないことを祈るばかりです。朝晩の冷え込みは今週末まで続くようなので,体調などに留意しながら生活したいと思います。

2017年1月23日(月)

伊坂幸太郎著『死神の精度』を読了。7日間の調査で生死を決める死神が絡む,6つの短編からなる短編集でした。それぞれの短編も面白かったですが,最後の短編がとてもよく,久しぶりに満足した小説でした。続編の『死神の浮力』という長編も出ているので,気が向いたら読んでみたいと思います。

第66期王将戦第2局1日目が行われました。先手の久保九段の意表の初手▲7八飛で幕を開けましたが,結果的には通常の角交換振り飛車となりました。1日目は久保九段が仕掛けたところで封じ手。個人的には,居飛車党ということもあり,後手をもって不満がない展開だと思います。明日は,久保九段が馬を作って抑え込みを狙い,郷田王将が攻める展開になりそう。両社とも力の出る展開だと思うので,力強い指し回しを期待しています。

2017年1月22日(日)

妻の知人のコンサートのため,午前中から出陣。行く前に遅ればせながら神社へ行き,初詣とおみくじを引いてきました。今年の運勢は大吉。ここ数年,初詣では大吉か吉しか引いたことがないと思うので,普通の運勢ということだと思います。ちなみに,おみくじで凶を引いたのは厳島神社での1度きり。個人的には,凶が入っている方が良いと思うのですが,皆さんはいかがでしょうか。

帰宅後,全豪オープンのフェデラーvs錦織戦を途中から観戦。全盛期を過ぎた感のあるフェデラー選手ですが,今日のプレーは素晴らしいの一言でした。錦織選手もあれだけ苦しい試合でファイナルセットまで持ち込めたことは評価できますが,四大大会で勝つにはまだまだいろいろな部分が足りないと感じます。上位シードが軒並み敗れ,フェデラー選手にとってはチャンス到来。久々の四大タイトル獲得なるか,注目ですね。

2017年1月21日(土)

妻と散歩に出掛けました。運動不足解消ということで,江戸川の河川敷などを1時間程度。かなり体がなまっていたので,心地よい疲れを感じます。この時期はバタバタしているのですが,何をやるにも体が資本。体調管理だけはしっかりし,年度末まで頑張りたいと思います。

草むしりをしました。この時期は大半の植物が枯れているので,枯草の一掃が中心。放置しておいてもさしたる害はないのですが,見栄えが悪いので,回収することにしたのです。服に種がついたり,いろいろ難儀しましたが,それなりに綺麗になり満足しています。春になり,草木が生え揃うのを楽しみに待ちたいと思います。

大相撲では,大関の稀勢の里関が初優勝。千秋楽の直接対決になると,心の弱さが露呈しそうな気がしていましたが,杞憂に終わりました。白鵬関を破った貴ノ岩関の成長を感じるとともに,白鵬関も全盛期の力はなくなってきたように思います。ちなみに,私は稀勢の里関の横綱昇進については否定的。先場所は,優勝次点とはいえ12勝しか挙げておらず,甘すぎる気がするのです。期待が高いのはわかりますが,大関昇進時も,内規を下回る32勝での昇進。今回はきちんと連覇し,文句なく上がって欲しいと思います。

2017年1月20日(金)

セルバンテス著,牛島信明訳『ドン・キホーテ 前編(一)』を読了。牛島氏の訳は比較的最近のもので,注も親切でわかりやすく,非常に読みやすいと感じます。基本的にはコメディですが,ときに含蓄のある言葉が出てきたりして,とても不思議な小説です。前編,後編合わせて全6巻という大作。海外文学の長編には挑んだことがなく,古本屋で見かけたときにやや躊躇したのですが,思い切って手に入れて良かったです。時間は掛かりそうですが,コツコツ読み進めたいと思います。

ニュースで放送されているので書いても良いと思いますが,本日の棋聖戦2次予選で,加藤九段が飯島七段を破り,史上最年長勝利を更新。昨日,順位戦C級2組からの降級が決まり,今年度限りでの引退が決まっていますが,その翌日に勝利を収めるとは素晴らしい限りです。しかも,相手はB級1組在籍の飯島七段。上位棋士ともまだまだ戦えるところを見せてくれました。今後もまだ5つの棋戦での対局が残っているので,更なる記録更新を期待しています。

2017年1月19日(木)

金谷治訳注『新訂 孫子』を読了。原文,書き下し文,現代語訳が併記された形式でしたが,現代語訳を中心に読みました。注もたくさんありましたが,文献の比較などが中心で,さっぱり理解できず。この本を本当の意味で理解するには,まだまだ勉強が必要ですね。ちなみに,今日に伝わっている『孫子』の原型は『魏武注孫子』と呼ばれるもの。読んで字のごとく,魏の曹操が注を付したものです。曹操の偉大さも改めて知った一冊でした。

携帯オーディオプレーヤーが故障したので,帰りにヨドバシカメラへ。5年保証に入っていたので,無料修理のようです。先日もエアコンを直したばかりですし,5年保証の元は十分に取れている気がします。最近の家電は小型化が進み,簡単に壊れる気がするので,今後も保証にはしっかり入っておきたいと思います。

2017年1月18日(水)

日本将棋連盟の谷川会長が辞任を発表しました。後任の会長は,改めて理事選を行ったうえで,理事の互選で決めるそうです。この方法だと,おそらく棋士が後任会長に就任することになりますが,個人的には,プロ野球のように外部有識者がトップを務める方が良いような気がします。皆さんはいかがでしょうか。

今日はノー残業デーだったので,早い時間帯に帰宅しました。帰りに,比較的早く閉まるお店でコーヒー豆を買い,ちょっと贅沢な気分です。腎臓結石を患い,コーヒーを控えていた時期もありますが,最近はほぼ解禁。深煎りの豆を購入したので,カフェオレで楽しみたいと思います。

2017年1月17日(火)

三浦九段の将棋ソフト不正使用疑惑に関する調査報告書が公開されました。要約ではありますが,それなりの分量で,全部しっかり読むにはそれなりに時間が掛かりそうです。重要そうな部分だけ読みましたが,この証拠で三浦九段をクロというのは難しいというのが正直な印象です。処分は妥当の判断ですが,拙速だった感は否めません。前にも書きましたが,ここは潔く理事は総辞職すべきかと。英断を期待しています。

昨晩放送された『クローズアップ現代+』を観ました。藤井四段の特集だったのですが,脳科学者の先生曰く「優れた直感を築き上げるには1日3~4時間の訓練が10年程度必要」だそう。どんな天才であっても,『継続は力なり』なのですね。私も若い頃にもう少し頑張っていれば,急所に手が行くようになったもしれませんが,後悔ばかりしても仕方がありません。社会人になると,あまり時間を取れない日も多いですが,コツコツ継続して頑張りたいと思います。

2017年1月16日(月)

ルンバのメンテナンスをしました。さっそく動きが悪くなっている部分があったので,分解してみると,髪の毛が絡まっていました。掃除を任せていることを思えば,この程度の作業は朝飯前。機械はメンテナンスが欠かせないので,壊れることの無いよう,定期的に点検したいと思います。

大相撲初場所では,全勝街道を走る稀勢の里関が琴奨菊関に敗れる波乱。大関同士の取組で波乱と書くのも失礼な気はしますが,彼我の調子の差を考えると,負けてはならない相手だったと思います。トップに立つとすぐに硬くなってしまうのが,稀勢の里関の弱点。明日は開き直り,自分の相撲を取って欲しいと思います。

2017年1月15日(日)

NHK杯テレビ将棋トーナメントの佐藤名人-渡辺竜王を観戦しました。戦型は,渡辺竜王のゴキゲン中飛車。双方が穴熊に入ったあと,難しい中盤戦が続きましたが,渡辺竜王が飛車を見捨てて猛攻。佐藤名人は自陣飛車などで対抗し,トップ同士らしい力のこもった熱戦でした。最後は佐藤名人が自陣を鉄壁にしてから寄せ切り,勝利を収めました。来週は千田六段-佐々木五段という若手同士の対局。若手らしいキビキビとした将棋を期待しています。

三浦しをん著『小暮荘物語』を読了。小暮荘を中心とした7作の短編集でした。もっとも,ボロアパートの小暮荘が登場する必要のある物語は少なく,何となく関連性のある短編集というニュアンスでした。全体的にさらっと読め,長い作品が苦手でも読めそうな印象。興味のある方はご一読あれ。

2017年1月14日(土)

トオマス・マン著,実吉捷郎訳『ヴェニスに死す』を読了。映画化もされた有名作品だそうですが,私は映画を観ておらず,まっさらの状態で読んだため,訳も難しく大変でした。内容自体は,年老いた名声のある男性作家がギリシャ彫刻のような麗しい少年に恋してストーカーになり,少年を見たいがためにこれらの流行するヴェニスに留まり死んでしまうというもの。この手の文学作品を評価するだけの知識がないので評価は控えますが,興味のある方はもう少し新しい訳のものを選んだ方が読みやすいような気はしました。

久しぶりに指の体操でファミコンをしました。小さいコントローラーにも徐々に慣れ,少しまともに操作できるようになった気がします。もっとも,反射神経の衰えは顕著で,動きの速いゲームは厳しい。30作も入っており,やったことのないゲームも相当入っているので,ネットで攻略法などを調べながら頑張りたいと思います。

2017年1月13日(金)

新渡戸稲造著,矢内原忠雄訳『武士道』を読了。著者は旧五千円札の肖像にもなっており,私の世代の人ならだれでも顔は知っていますが,著作はずっと読んだことがありませんでした。ちなみに,この作品は英語で書かれており,日本人が書いたのに訳本という不思議な形態。詳しいことはわかりませんが,どうして自分で訳さなかったのか,聞いてみたい気がします。肝心の中身は,外国の方へ向け,日本人の精神性を語ったもの。諸外国の文献を参照しており,この時代の文化人の学識には感服するばかりです。他にもいろいろな訳が出ているので,興味のある方はいろいろ比較してみると面白いかもしれません。

明日は全国的に冷え込むそうですね。千葉はさすがに雪が降ることは無さそうですが,寒くなるのは間違いありません。念のため,週末用の食材も買い込み,籠城の準備は万端。あとは冬将軍が攻めてくるのを待つばかりとなっています。もっとも,寒いのは好きではないので,来ないに越したことはありません。すでに北日本を中心に,被害が出ている地区もあるようなので,これ以上の災害が起こらないことを祈るばかりです。

2017年1月12日(木)

C級2組順位戦が行われています。本日の対局で,加藤九段が77歳11日での対局となり,史上最高齢を更新しました。対局に勝てば,最年長勝利記録も更新となります。今期の成績を見る限りでは,今年限りでの引退が濃厚だけに,何とかあと1勝を挙げてほしいところ。対局相手の石田四段は強敵ですが,頑張りを期待しています。

今日は法事があり,夕方から日帰りで行ってきました。やや遠方だったので,移動の間に将棋倶楽部24で対局したのですが,残念ながら3連敗。これで通算5連敗となり,まさに泥沼という感じです。序盤でやり損なうことが多く,注意力の欠如が課題です。最近の主力戦法である角換わりは,悪くなると全く粘れないので,序盤が肝心。来月のモバイル王位戦参加のためにもあと数局指す必要があるので,気持ちを切り替えて頑張りたいと思います。

2017年1月11日(水)

A級順位戦の行方八段-稲葉八段が行われています。稲葉八段がこの対局に勝てば,プレーオフ進出以上が決まるという重要な一局です。A級1期目での挑戦権獲得となれば,昨年の佐藤名人に続く快挙となります。名人戦が佐藤-稲葉という顔合わせとなれば,いよいよ世代交代の感も強まるので,棋界の潮目が変わるのか注目したいと思います。

先週末にルンバを導入してから,掃除がとても楽しい。といっても,私は物をどけているだけですが,日々家がきれいになっていくことが実感でき,充実感があります。機械ができることは機械に任せ,人間は人間しかできないことをやる。これからの時代は,どんどん分業化が進んでいくのでしょうね。

2017年1月10日(火)

新年早々の3連休明け。体はまだ休みモードから抜けきっていませんが,仕事はどんどん蓄積されており,全開モードで始動しました。帰宅後も家の用事を片っ端からこなし,全力疾走の一日でした。日記を書くような特別なことをした訳ではないのですが,とても充実感があります。日々の生活をきちんと送ることこそが,充実した人生の第一歩。明日も緩まず頑張りたいと思います。

本日は,A級順位戦の羽生三冠-佐藤九段,渡辺竜王-深浦九段とC級1組順位戦が行われています。今期からB級2組以下はチェスクロック方式となり,0時を回るような対局は非常に少なくなりました。A級の2局も差がついており,今日は寝るまでに全て終わりそう。全局を見る時間は無さそうですが,興味のある将棋だけ並べてから休みたいと思います。

2017年1月9日(祝)

第66期王将戦七番勝負第1局2日目が行われ,久保九段が郷田王将を破り,先勝しました。封じ手直後に郷田王将が飛車を見切ったのですが,この判断がどうだったか。と金は作ったものの角損となり,思わしい攻めがなかったように見えました。今期の郷田王将は順位戦でも調子が上がらず,やや心配なところ。王将戦は長丁場なので,徐々に立て直してくれることを期待しています。

2日遅れですが,七草粥を食べました。この3連休は予定外の用事が多く入り,材料を買ったのをすっかり忘れていたのです。ちょっと慌ただしかったこともあり,お粥のように消化の良いものが良いだろうというのもありました。和風の食事は何だかホッとしますね。ちょっと心が和んだ食卓でした。

2017年1月8日(日)

NHK杯テレビ将棋トーナメントの橋本八段-深浦九段を観戦しました。力戦振り飛車の立ち上がりからねじり合いとなり,中盤では橋本八段がペースを掴んだように見えました。その後,深浦九段が猛追し,逆転したように見えましたが,最終盤で一気に踏み込んだのがおかしかったようで再逆転。30秒将棋は本当に怖いですね。ベスト16に入り,来週以降も好カードが続くので,熱戦を期待しています。

今日はルンバを移動させ,家全体を掃除させました。コンセントのコードをすぐに吸い込んでしまうのが弱点ですが,あらかじめ回避しておけば,勝手に家じゅうを綺麗にしてくれそうです。2日連続で掃除したにもかかわらず,結構な量のホコリが取れてビックリ。無意識のうちに相当汚れがたまっていたのかもしれません。毎日運転することで効果が出てくると思うので,定期的に動かすよう設定したいと思います。

今日は第66期王将戦七番勝負第1局も行われていますが,まだ中盤の入り口。やや,先手の郷田王将が指し易そうですが,感想は明日書きたいと思います。

2017年1月7日(土)

朝刊で時間節約の特集が組まれていました。その中に『高機能家電で家事を効率化』という項目があったので,思い切ってルンバを買ってみました。さっそく家の中を掃除してもらいましたが,こちらがほかのことをしている間に綺麗にしてくれて大変便利。ふだんは会社に行っている間に掃除をしてもらおうと思うので,床に物を置かぬよう気をつけたいと思います。

このところ翻訳小説を読んでいるのですが,今日読んだ本は日本語が難解すぎてあえなく挫折。戦前に翻訳されたものは,私の日本語能力では厳しかったです。おそらく,文学を愛する人はこういう文章が好きなのだと思いますが,夏目漱石すら読んだことのない人間には敷居が高すぎました。近年になって訳されたものは,それなりに読みやすくなっているものも多そうなので,まずはそういった作品から挑戦していきたいと思います。

2017年1月6日(金)

後藤元気編『将棋 観戦記コレクション』を読了。古今東西の将棋に関する観戦記が集められており,非常に面白かったです。特に,昔の観戦記は遠慮がなく,とても斬新でした。惜しむらくは,誤りが多いこと。脱字や棋譜の並ばない部分が相当数あり,改善が望まれます。これから購入する方は,第二版が出てから買い求めた方が良いかもしれません。

厳しいことを書きましたが,出版に携わる人間にとって,誤植をいかに減らすかは永遠の課題。後から見ると,何でこんな間違いをしたのかと思うようなミスがどうしても出ます。大きな文字,目立つ部分に限って間違いやすいのも特徴。上記の書籍のミスも,大半が棋譜関連のものでした。思い込みは本当に怖いです。より気持ちを引き締めて仕事に臨みたいと思います。

2017年1月5日(木)

今日は仕事始めでした。初日からエンジン全開とはいかないものですが,こなすべき業務も多く,なんだかんだと忙しい一日でした。今年は,明日さえ頑張り抜けば,再び連休に入るカレンダー。社会人になると休める日は貴重なので,うまく体調を整えながら頑張っていきたいと思います。

首の痛みがひどくなったので,整体へ行ってきました。何とか左右に回るようになったものの,上を向くのはまだ辛い。整体とはいえ,一発解決とはなかなかいかないので,徐々に回復に努めなくてはなりません。原因の一端はパソコン作業にありそうなので,可能な限り控えるつもり。お風呂にもしっかり入り,静養に努めたいと思います。

2017年1月4日(水)

自宅に帰ってきました。4日から仕事始めの会社も多いようですが,新幹線は当然のように満席。東京一極集中の加速を感じずにはいられません。時代に逆行するのが私の性ですが,将棋を指す環境としても都会は有利。社団戦などの団体戦をはじめ各種大会も多く,研究会の参加なども容易です。転勤のない仕事のため,順調にいけば定年まで東京に住むことになりそうですが,そのころの日本がどうなっているのか少し心配な今日この頃です。

帰宅中の車内で,本年の指し初め。内容は今一つでしたが,勝ってスタートできたので良しとします。今年は角換わりを中心とした攻撃的な棋風への脱皮が目標。年々,幅広く読むことが難しくなっているので,1つのミスで将棋が終わってしまう受け将棋は辛いと感じます。勝負に勝つには,年齢に応じて変化していくことが必要。良い形に変わっていけるよう工夫したいと思います。

2017年1月3日(火)

昨日は出掛けたので,今日はじっくり休養。箱根駅伝を観ながらのんびり過ごしました。箱根駅伝は青山学院大が盤石の優勝。シード権争いも10区では相当差がついており,例年ほどの盛り上がりはなかったように思います。寝正月と変わらないような生活でしたが,しっかり休めたので,新年の仕事も頑張りたいと思います。

今年の年末年始休暇も終わり,明日は自宅へ帰ります。帰省ラッシュも過ぎていますが,それなりに混むのでしょうね。ちゃんと指定席を取ってあるので,のんびり帰る予定。年が明けてからテレビばかり観て本を読めていないので,車中は読書に勤しみたいと思います。

2017年1月2日(祝)

妻の希望で鴨川まで出掛けました。飛び石を渡りながら,河川敷を1.5kmほど歩き,良い気分転換になりました。以前から飛び石があることは知っていましたが,訪れるのは初めて。それほど混雑もしておらず,京都の正月ということを思うと,絶好の場所でした。機会があれば,また行ってみたいと思います。

帰りに古本屋に寄ったところ,ずっと探していた文庫本を発見。かつて5巻の途中で挫折し,6巻だけ持っていないという状況でした。新装版も出ているのですが,一部だけ新しい本が混ざるのは癪なので,何とか古い版を探そうと思っていたのです。1年ほど探してようやく見つけたので,改めて1巻から順に読んでいきたいと思います。

2017年1月1日(祝)

新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

「一年の計は元旦にあり」と言いますので,今年の目標を立てたいと思います。といっても,30代半ばを過ぎて,大それた野望もありません。例年通り,『県代表』『社団戦全勝』を目標に掲げたいと思います。目標を立てるだけでは寂しいので,今年こそは達成したい。3月上旬から大会が始まるので,しっかり準備を整えていきたいと思います。

元旦と言えば初詣ですが,今日は家でのんびり。わざわざ人ごみに出て行く趣味もないので,ここ数年は元旦に外出することはほとんどありません。寝正月は理想的ですが,帰省してどこへも行かないのも体がなまりそう。妻も一緒に来ているので,明日はどこかへ出掛けたいと思います。

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