日々雑感

2018年12月の日記

2018年12月31日(月)

今月のアマレン,詰パラ,将棋世界が届きました。詰パラでは,中級に掲載されていた作品が,基準の評点を突破し入選。ギリギリだと思っていたので,素直に嬉しく思います。その他にも初級に1作が掲載され,嬉しい限り。終わり良ければすべて良しと言いますし,今年は良い一年だったと思います。

既に締めてしまった後ですが,今年1年を振り返ると,やはりこどもが産まれたことに尽きると思います。生活も激変し,人生がすべて変わったと言っても過言ではないと思います。とにかく可愛いので,来年も頑張って育てたい。今日もいきなり熱を出すなど,苦労も多いですが,めげずに進みたいと思います。

山岡荘八著『徳川家康(十二)』を読了。秀吉がほぼ天下を手中にし,政治的な駆け引きばかりになってきたので,あまり進まなくなってきました。とはいえ,かなり長い間読み続けているので,来年こそはゴールにたどり着きたいところ。頑張って読み進めたいと思います。

糸谷八段と永瀬七段の『大晦日九番勝負』は,午後10時半現在,4勝3敗で永瀬七段がリード。年越しは確実なので,頑張れるところまで観戦して休みたいと思います。

2018年12月30日(日)

今年の年末年始は好天続きの予報。おかげで空気が乾燥し,室内の湿度計が30%台のこともしばしば。乾燥がひどいと風邪も引きやすくなるので,加湿器もつけていますが,こどもの皮膚などを見ても少しカサカサしているように思います。天気が良いのも善し悪しですね。せっかくの休暇なので,体調管理には気をつけて生活を送りたいと思います。

明日はいよいよ大晦日。大晦日といえば,毎年恒例の将棋特別対局ですが,今年は糸谷八段と永瀬七段の『大晦日九番勝負』が予定されています。45分切れ負けで5勝した方が勝ち。10時開始ということで,年越しの決着もあり得そう。勝敗予想は,永瀬七段の5勝3敗としておきます。

2018年12月29日(土)

お正月へ向け,本棚の肥やしになっている小説を処分しました。子育てを始めて以降,将棋の勉強すらままならない状況。そこまで興味のない本を読む余裕はないので,まとめて整理することにしたのです。ミステリにも飽きてきたので,当面は歴史小説と将棋関係の本を中心に読むつもり。これを機に,他にも無駄なものを蓄えていないか,家の中を再点検したいと思います。

育休が明けて以来,久しぶりにこどもとじっくり過ごしました。やはり,土日しか休みがないといろいろ慌ただしく,こちらの休養も必要なため,なかなか時間をじっくり割けないのも事実。連続休暇を取れるのはとてもありがたいことだと,改めて感じます。一方,抱っこの時間が長かったので,腰痛が悪化気味。柔軟体動などで,何とか乗り切りたいと思います。

2018年12月28日(金)

今日は会社の仕事納めでした。私の勤める会社は未だに昭和風なので,今日は買い出しに行ったり,設営をしたりするなど,ほとんど仕事にならない1日でした。こんなことをしていて良いのかと思う反面,それができているうちが華だとも感じる今日この頃。新年はいきなり休日出勤のスタートとなるので,しっかり休んで備えたいと思います。

今月の詰パラ初級をようやく解き終えました。おそらく,盤に並べていれば一瞬で解けていたと思いますが,脳内の回路が混線し,泥沼にはまってしまいました。現代風に見るとただの時間の無駄なのかもしれませんが,脳内で地道に考える作業も大事なハズ。なかなか時間も取れませんが,詰パラだけは来年も引き続き頑張りたいと思います。

2018年12月27日(木)

このところ,体のいたるところが痛いです。つい先日はひざを痛め,良くなったかと思ったら今度は腰に痛みが。こどもを抱っこするという,通常ではない負荷が原因と考えられますが,それ以上に体の劣化が深刻です。外食をするとすぐに太りますし,基本性能の低下を感じずにはいられません。嘆いてばかりいても仕方がないので,柔軟運動をするなど,回復に努めたいと思います。

明日は仕事納めのため,年内の主たる業務は今日で終了。今年は,こどもが産まれ育児休暇を取ったり,家庭だけでなく仕事の面でも大きな変化のあった1年でした。休んでいても仕事が回ることも再確認し,ある程度育児にも力を入れて生活しようと思う今日この頃。来年も,仕事と育児の両輪で頑張っていきたいと思います。

2018年12月26日(水)

今月の詰パラがちっとも解けません。初級なのにレベルが高く,収束が全く見えてこない作品ばかりで困っています。何とか残り2問まではこぎつけましたが,ここからが大変そう。初級が解けずに断念するのは悔しいので,明日の通勤時間も一所懸命考えたいと思います。

明日からかなり冷え込むそうですね。千葉県では雪が降ることはないようですが,降ってもおかしくないレベルの寒気が流れ込むそう。朝起きるのがつらくなりますが,残り2日なので何とか頑張らねばなりません。風邪やインフルエンザも流行っているようなので,体調管理には十分気をつけたいと思います。

2018年12月25日(火)

市川駅前の書店が閉店するそうです。厳密には,参考書とマンガの販売は続けるようですが,書籍の販売はやめるそう。小説や将棋本はこの書店で購入してきましたが,最近は新刊本の入荷も目減りしており,いつかこういう日が来るのではないかと思っていました。文化の火が消えるのは残念ですが,まだ書店は残っているのは不幸中の幸い。改装中の高架下にも書店が入るという噂もあるので,注目したいと思います。

羽生先生の肩書が九段に決まりました。ある意味予想通りですが,改めてタイトルを奪還するという強い意志を感じます。年内には対局がなさそうなので,羽生九段としての初対局は年明けとなりそう。再びのタイトル奪還なるか,来年の羽生九段の活躍に注目したいと思います。

2018年12月24日(祝)

年賀状の作成を終えました。今年は,自作の詰将棋を入れること,全員にコメントを書くことを目標にしていたので,達成できて良かったです。デザインは凝っていませんが,詰将棋の作成時間を考えると,十分に内容はあるかと。来年も掲載できるような詰将棋を作れるよう,今から準備を進めたいと思います。

他にも,今日はクリスマスケーキを買いに行ったり,チキンを買いに行ったり,何かと忙しい1日でした。この3連休は,自分なりによく頑張った気がします。懸案だった書棚の整理も進め,手放す本もリストアップ。惜しい気もしますが,読まない本を置いておいても仕方がないので,思い切ることにしました。年内には処分も済ませ,気持ちよく新年を迎えたいと思います。

叡王戦本戦トーナメントの渡辺大五段-佐藤名人が行われ,渡辺五段が勝ち,ベスト8進出を決めました。横歩取りから難解な戦いとなりましたが,竜を作ったところではおそらく佐藤名人が優勢。その後,渡辺五段も粘って難解な戦いが続きましたが,最後は頓死で渡辺五段が殊勲の星を挙げました。本譜の詰みは,解説の渡辺棋王も述べていましたが,相当に見えにくい。プロの芸を堪能した一局でした。

2018年12月23日(日)

年賀状の裏面を作成しました。写真入りを希望された方を除き,今年の詰パラに掲載された作品を入れたものにしました。2種類作成したので,将棋に造詣の深い方にはやや難しめのものを,将棋関係者以外の方には平易なものを送る予定です。将棋に興味のない方には意味不明な年賀状ではありますが,届いたら少しでも考えていただけると幸いです。

今日はこどもの調子がイマイチだったこともあり,なんだかんだと慌ただしい1日でした。元気そうにしていても,食事をしたら急に吐いたりするので,全く油断ができません。まだまだ体が未完成なのだとつくづく感じます。冬は寒いだけでなく,乾燥などで体調を崩しやすい時期なので,注意しながら生活したいと思います。

2018年12月22日(土)

久しぶりにこどもとゆっくり過ごしました。最近は日に日に昼寝が短くなっており,相手をするだけで大変。座って一人遊びができるようになればもう少し楽になると思うので,ここが辛抱のしどころだと感じています。結局,年賀状もまだ作り終えていないなど,やることも山積なので,3連休中に可能な限りこなしたいと思います。

敗戦から一日が経ちましたが,無冠後の呼称問題など,竜王戦の余波が収まっていません。呼称については,谷川九段の辞退後は名乗る棋士がいなかった前竜王か,九段が有力だそうです。前竜王は公式に認められている称号ですが,谷川九段が辞退したのに名乗れないという風潮があり,風穴を開けられるとすれば羽生先生しかいないところ。どのような決着となるのか注目したいと思います。

2018年12月21日(金)

第31期竜王戦七番勝負第7局2日目が行われ,広瀬八段が羽生竜王を破り,初の竜王位を獲得。1組優勝者の竜王位獲得も初とのことで,初物尽くしとなりました。一方の羽生先生は,27年ぶりの無冠に。段位は九段ですが,果たして九段を名乗るのか,将棋連盟の対応が注目されます。無冠になったとはいえ,今期は8大タイトルのうち3つで番勝負に登場するなど,第一人者なのは間違いないところ。まだ老け込む歳ではないと思うので,逆襲を期待しています。

詰パラ中級を解き終えました。手数は長かったものの,素直な問題が多く,解きやすかったように思います。ついでなので,かつてのヤング・デ・詰将棋の問題も解答。以前は入賞対象ではなかったそうで,平易な問題が多かったですが,凝った形が多く楽しめました。こういう企画はやる気も出るので,またの機会を楽しみにしたいと思います。

2018年12月20日(木)

第31期竜王戦七番勝負第7局1日目が行われました。振り駒の結果,先手は広瀬八段に。羽生竜王は角換わりを選択し,先日行われた佐藤名人-広瀬八段と同様の進行となりました。中盤で羽生竜王が変化し,難解な戦いに。個人的には,羽生竜王の方が指し手がわかりやすく,後手持ちという印象です。明日は早めに帰宅し,決着まで観戦したいと思います。

今日は夜まで会議があり,クタクタに疲れてしまいました。年末にかけて仕事も追い込みに入っており,詰パラも解答しなければならず,やることが山積です。今年の仕事も残すところあと1週間あまり。今週末には年賀状も仕上げなくてはならず,ゆっくり休めそうにありませんが,新年まで一気に駆け抜けたいと思います。

2018年12月19日(水)

休日出勤の代替でお休みでした。そういう制度がきちんと機能しているのは嬉しく思う反面,平日にこんなにゆったり暮らしていて良いのだろうかと思ってしまうのが,サラリーマンの悲しい性でもあります。こどもを抱いて散歩をしたり,休みにしかできないことができたので,それなりに満足。明日からまた仕事も頑張りたいと思います。

今月の詰パラを開始しました。子育てが思っていた以上に忙しく,予定より遅いスタートとなっています。詰将棋を解くにはとにかく根気がいるので,気持ちが高まらないとできません。とくに,私は棋力向上のみが目的で,好きで解いているわけではないので,ハードルが高いのだと思います。それでも,毎月やっている以上,何とか中級までは解きたい。残された時間もあとわずかですが,精一杯取り組みたい思います。

2018年12月18日(火)

会社の新入社員歓迎会がありました。小さい会社のため,欠員補充のような形でしか社員が入ってこないため,不定期な時期に入社することも多くなっています。私自身,7月という中途半端な時期の入社で,同期入社はなし。ちょっと寂しかったのを覚えています。こどもと一緒に寝ることもあり,今日のお酒はなし。疲れも感じるので,早めに休みたいと思います。

C級1組順位戦で,藤井七段が無傷の7連勝。今日の将棋も非常に強い内容で,中盤以降は相手の門倉五段に何もさせなかったという印象です。藤井将棋の最大の魅力は,盤面を支配する能力。中盤で優位に立ち,あとは一本道のレールに乗せてしまうのが非常にうまい印象です。次局に勝つと,中原十六世名人が持つデビューからの順位戦連勝記録18に並ぶそう。どこまで記録を伸ばすことができるのか,注目しています。

2018年12月17日(月)

帚木蓬生著『国銅(下)』を読了。東大寺の大仏鋳造を描いた長編の後編でした。全体を通して今年一番の小説だと思う一方,かなり救いのない終わり方で,どのように評価したらよいのかよく分かりません。現実の世の中が厳しいだけに,物語くらいは明るくあって欲しいと思うのは,私だけでしょうか。ヒューマンドラマとしてはとても良いと思うので,興味のある方はご一読あれ。

棋王戦挑戦者決定二番勝負第1局が行われ,広瀬八段が佐藤名人を破り,渡辺棋王への挑戦を決めました。完勝と言える内容で,調子のよさを感じた一局でした。広瀬八段と竜王位を争う羽生竜王は,佐藤九段とのA級順位戦。両者とも主張のある内容で,非常に難解な戦いです。羽生竜王も防衛へ向け勢いをつけられるか,可能な限り観戦してから休みたいと思います。

2018年12月16日(日)

NHK杯テレビ将棋トーナメントの羽生竜王-菅井七段を観戦しました。戦型は意表の角換わりとなり,あまり前例のない戦いに。中盤までは菅井七段が指せそうに見えましたが,羽生竜王が香を捨てて馬を天王山へ引きつけた手順がうまく,その後はガッチリ勝ち切りました。お互いに手筋連発の好勝負だったので,観戦記を楽しみに待ちたいと思います。

既にご存知の方も多いかと思いますが,大山康晴全集が復刊するそうです。公式サイトで3/3までに購入すると,5,400円OFFのうえ,特典までついてきます。値下げがあっても39,960円という破格のお値段ではありますが,並べるだけでアマ強豪になれると噂される逸品。現在,古書店で60,000円~70,000円で取引されており,この機会に清水の舞台を飛び降りたつもりで購入する手もありそうです。まだ時間もあるので,熟考したいと思います。

2018年12月15日(土)

叡王戦本戦トーナメントの渡辺棋王-広瀬八段を観戦しました。角換わりから相早繰り銀となり,渡辺棋王が▲5八玉と変化。相早繰り銀は私も実は得意としており,▲5八玉の変化をソフトを使って秘かに調べていただけに,驚きました。本譜の渡辺棋王は▲4六銀,▲3七桂の形にしましたが,素人ではなかなか浮かばない斬新な構え。結果も完勝で,早繰り銀党にとっては非常に参考になる一局でした。しっかり並べ直し,エッセンスを吸収したいと思います。

12月のアマレン懸賞詰将棋が全く解けません。今日が〆切なのですが,いまだに初手の見当すらついていない状況。おそらく,何かを見落としているのだと思いますし,盤に並べれば見えるような気もしますが,頭の中だけで解くのがポリシー。棋力向上のためにやっているので,並べてしまっては実戦の役に立たないと思うのです。残り時間もあとわずかですが,可能な限り頑張りたいと思います。

2018年12月14日(金)

叡王戦本戦トーナメントの中村七段-佐藤名人を観戦しました。角換わり模様から力戦調の戦いとなりましたが,中盤で戦機をとらえた佐藤名人がリード。終盤で差が詰まったものの,中村七段が誤り,最後は佐藤名人がしっかり決めました。本譜のような力戦は力が試される難しい形なので,しっかり並べて勉強したいと思います。

昨日の対局ですが,B級1組順位戦で渡辺棋王が橋本八段を破り9連勝。一期でのA級復帰を決めました。昇級2番手争いは,木村九段が斎藤王座を破り,順位差で2位に浮上。4敗で山崎八段,行方八段,郷田九段が続き,ここまでが昇級争いに絡みそうです。最後まで目が離せない戦いになりそうなので,熱戦を期待しています。

2018年12月13日(木)

大学の先輩と会ってきました。12月末で転勤となり,東京を離れると聞き,最後に少し話をしたいと思ったのです。昔の人と会うと,ついつい本音が出てしまい,愚痴っぽくなってしまうのが私の悪いところ。聞き苦しい話をしてしまったと反省しています。同い年のこどもを持つ親同士でもあり,子育ての情報を聞けたのは収穫。東京に来る機会があれば,また是非誘っていただければと思います。

帚木蓬生著『国銅(上)』を読了。長門国で銅の精錬に従事する人夫の視点から東大寺の大仏鋳造を描くという,斬新な視点の物語です。主人公をはじめとして,名もなき人々が生き生きと描かれており,今年読んだ小説の中ではベストの内容。下巻も楽しみたいと思います。

第31期竜王戦七番勝負第6局2日目が行われ,広瀬八段が羽生竜王を破り,対戦成績を3勝3敗としました。今日の将棋は午前中の早い時間帯に羽生竜王が誤り,大差となってしまったこともあり,史上初となる昼食休憩前の終局となりました。泣いても笑っても,残すところあと1局。棋界最高位を争う戦いにふさわしい熱戦を期待しています。

2018年12月12日(水)

第31期竜王戦七番勝負第6局1日目が行われました。戦型は,後手番の羽生竜王が意表の横歩取り。1日目から激しくなり,すでに形勢が傾いていてもおかしくない格好となっています。もっとも,このあたりまでは羽生竜王の研究範囲だと思うので,互角の可能性も高そう。タイトル通算100期獲得なるか,明日の進行に注目したいと思います。

女流新棋戦の「フューリック杯清麗戦」が誕生。女流棋界最高賞金だそうなので,タイトルを獲得すれば序列1位となるのでしょうか。フューリック株式会社は棋聖戦にも特別協賛として参加しており,将棋界に理解のある企業。スポンサーが増えることはありがたい限りです。女流棋界も年々レベルアップしているので,熱戦が展開されることを期待しています。

2018年12月11日(火)

カープからFA宣言をしてジャイアンツへ移籍した丸選手が,入団会見を行いました。推定年俸は4.5億円だそうで,本日契約を更改した坂本選手の推定5億円よりは低く抑えられたようです。背番号は,原監督が現役時代につけていた8。この決断が吉と出るか凶と出るか,注目したいと思います。

来年から,現在39歳~56歳の男性は,風疹の予防接種が無料になるそうです。無料になるかと思ってひそかに期待していたのですが,残念ながら私は対象外。1度は接種しているものの,免疫があるか不安もあるので,2度目の接種を考えています。妻は既に接種済みなので,私も早めにしなくては。平日はなかなか時間が取れないので,休日のどこかで通院したいと思います。

2018年12月10日(月)

今日は会社の創立記念日でした。3連休だとしっかり休めますし,家のこともいろいろできて良いですね。こどもの体調も上向いてきましたし,それなりに収穫のあった休暇だったと思います。今週は会議や出掛ける用事などもあって忙しくなりそう。寒くなり体調管理が大変ですが,頑張りたいと思います。

先崎学&中村太地著『この名局を見よ! 21世紀編』を読了。21世紀の名局14局が先崎九段と中村七段の対話形式で解説されていました。局面の急所がとても分かりやすく解説されていたのは良かったと思いますが,個人的には20世紀編の将棋の方が熱戦が多く楽しめた印象。解説を読んだだけで棋譜は並べられていないので,順次頑張りたいと思います。

2018年12月9日(日)

NHK杯テレビ将棋トーナメントの横山六段-郷田九段を観戦しました。相掛かりとなった本局は,横山六段が郷田九段の攻めを引っ張り込みましたが,受けを間違えて中盤で大差に。郷田九段は差があっても最後まで緩まず,最後は華麗な着地で決めました。感想戦もしっかりあり,序盤の難しいところの読み筋もわかって大満足。ベスト8以降も格調高い郷田将棋が見られることを期待しています。

こどもの調子が上がらず,家で一緒に過ごしました。薬は比較的嫌がらずに飲めていますし,鼻水も止まりつつあるので,回復の兆しはあります。育休が明けてからこどもの面倒をしっかりみられていなかったので,毎日このくらいの気持ちで頑張らねば。早く回復してくれることを心から願っています。

2018年12月8日(土)

こどもを病院へ連れて行きました。このところ風邪気味で,あまり調子も上がってこないため,休日の前に連れて行こうと思ったのです。幸いにしてそれほど重い症状ではなかったようで一安心。急に寒くなってきたので,私も風邪を引かぬよう気をつけたいと思います。

来年のカレンダーが届き始め,いよいよ年越しが近づいてきたと感じます。カレンダーも買うと結構な値段がするので,いただけるのは大変助かります。一方,もらってあまり嬉しくないのは将棋手帳。以前は良かったのですが,最近はビジネスで明らかに使えない色の表紙になり,お蔵入りにするより他ありません。以前のように黒い表紙に戻ることを期待しています。

2018年12月7日(金)

海道龍一朗著『真剣』を再読。歴史熱に火が付いたこともあり,10数年ぶりに手に取りました。改めて読んでみると,デビュー作とは思えない,素晴らしい力作。本作を読み,大型新人の登場に胸を躍らせたことを改めて思い出しました。それだけに,あえて欠点を指摘するならば,歴史的背景を語る文章が第三者的視点で書かれていること。登場人物の視点で語られていないため,やや物語に入り込みにくい感もあります。他の作品にも同様の傾向があり,そこをどう脱するかが飛躍への鍵かと。昨今では珍しい骨太の歴史作家だけに,本作を超える傑作の登場を心待ちにしています。

六段の幻を現実にするべく対局に勤しみましたが,無残にも大敗。大きくレーティングを下げ,六段の影すら見えなくなってしまいました。実力不足は承知していましたが,慢心まで伴っては勝てる訳もありませんね。真摯に反省し,真の実力を身につけるべく,一からやり直したいと思います。

2018年12月6日(木)

将棋の調子が上がってきました。最近は,帰宅時に将棋クエストで指していますが,5分切れ負けで六段昇段が手の届くところまで来ています。将棋倶楽部24や将棋ウォーズと比べると段位認定が少し甘い気はするものの,六段になれれば自己満足度は高そう。一局一局丁寧に指し,頑張って昇段したいと思います。

昨日のA級順位戦で,阿久津八段が久保九段に破れ6連敗。寝る前に見た局面は,阿久津八段が必勝と言っても過言ではなく,A級初勝利は確実だと思いましたが,将棋は恐ろしいですね。阿久津八段としては,残り3局をすべて勝つしか残留の目はなく,かなり厳しいですが,何とか初勝利を挙げて欲しいと思います。

2018年12月5日(水)

第31期竜王戦七番勝負第5局2日目が行われ,羽生竜王が広瀬八段を破り,100期目のタイトル獲得に王手を掛けました。封じ手以降,両先生の指し手のレベルが高すぎ,素人には理解不能な展開に。棋界最高位を争う戦いにふさわしいハイレベルな内容でした。次局も熱戦は必至。まずは戦型選択に注目したいと思います。

こどもが初めて笛の音を鳴らしました。吸っても吐いても鳴る特殊な構造となっており,おそらく吸い込んで鳴っているものと思います。今日は偶然鳴ったという感じでしたが,徐々にコツを掴んでくるのでしょう。成長が著しい毎日ですが,私も置いていかれないようにしたいと思います。

2018年12月4日(火)

第31期竜王戦七番勝負第5局1日目が行われました。5局目にして初の矢倉模様。羽生竜王が果敢な自陣角を放ち,ペースを握ったように見えます。実際の形勢は難しいのだと思いますが,自ら将棋を作っていくという羽生竜王の強い意志を感じる展開です。封じ手は△6二金が最有力ですが,私なら行きがけの駄賃で△8六歩と突く手も考えそう。この勝負を制した方が竜王位に大きく近づくので,今日は早めに帰宅して決着のようすを観戦したいと思います。

山手線の新駅名が高輪ゲートウェイに決まりました。中途半端にカタカナが混ざり,格好悪いことこの上ないです。ゲートウェイは英語で出入口という意味だそうですが,歴史的経緯はともかく,山手線と京浜東北線では途中駅にすぎず,意味も通りません。おそらく,通称高輪駅となるのではないでしょうか。再考を期待したいところですが,果たして。

2018年12月3日(月)

伊坂幸太郎著『ホワイトラビット』を読了。摩訶不思議な立てこもり事件を描いた小説でしたが,脱線が多く,要するに何の話だったのかよくわからない小説でした。つまらなくはないのですが,一般向けではないという印象。伊坂ファンなら,読んでも良いかなと思います。

ハードカバーを読んだのは久しぶりでしたが,電車で読もうと思うと,ブックカバーが欲しい。紙のカバーとは手触りが違いますし,読もうという気持ちも湧いてきます。文庫本用のものはいくつか持っていますが,単行本用のものは書店でもあまり見かけません。どこかへ出かけたときにでも,少し探してみたいと思います。

今月の詰パラ,将棋世界,アマレンが届きました。詰パラでは,短編コンクールで2度目の入選。超平易作のため,評点はビリかもしれませんが,掲載されたこと自体は嬉しく思います。自作も載ったことですし,久しぶりに短編コンクールにも挑戦予定。1問でも多く解けるよう頑張りたいと思います。

2018年12月2日(日)

こどもを抱いていてバランスを崩し,危うく落っことしそうになりました。何とか近くのベッドへ倒れ込み,大事には至りませんでしたが,太ももの裏を少し痛めた感じがします。まさに油断禁物ですね。このところなかなか疲れが抜けませんが,今年もあと1ヶ月弱。何とか頑張って乗り切りたいと思います。

NHK杯テレビ将棋トーナメントの山崎八段-丸山九段を観戦しました。力戦調の立ち上がりから山崎八段がペースを掴み,中盤で大優勢に。自玉は薄いものの,プロなら十分に逃げ切れそうな格好でした。ところが,決めに行ったところで丸山九段に上手い受けがあり,あっという間に逆転。最後は大差となってしまいました。山崎将棋の魅力は奔放な指し回しですが,最近は終盤での逆転負けが目立つ印象。難しい年齢に差し掛かっているのだと思いますが,何とか復調して欲しいと思います。

2018年12月1日(土)

今日は朝からこどものおもちゃなどを買いに行きました。昨今はいろいろなおもちゃがあり,電子的に音が出るものなども多いのですが,なるべくアナログなものを買って与えるようにしています。私自身が昭和の人間のため,幼少期からデジタルに囲まれて生きることに抵抗があるのかもしれません。この時期の知的刺激は将来に与える影響が大きいと聞くことが多いので,定期的に時期に合ったおもちゃを買い与えたいと思います。

夕方からは,第4期叡王戦本戦の菅井七段-羽生竜王を観戦しました。戦型は菅井七段のゴキゲン中飛車となり,力強いねじり合いに。難解な将棋でしたが,秒読みに入ってすぐに羽生竜王が間違え,そのまま差が詰まらず終局となりました。余談ですが,本局で藤井七段が解説デビュー。期待の棋士だけに,そちらの方面でも活躍を期待しています。

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