日々雑感

2019年2月の日記

2019年2月28日(木)

ローソンオリジナル仕様の廉価版文庫で発売された『決戦!大阪城』,『決戦!本能寺』,『決戦!川中島』を購入しました。カバーなしのため安っぽい見た目ですが,中身は変わりませんし,価格も文庫版の6割程度。サラッと読むだけなので,個人的にはこれで十分という印象です。個人的には,価格が安くなるなら,このようなペーパーバック仕様も大歓迎。今後も思い切った企画を期待しています。

久しぶりに将棋クエストで対局し,七段の方に勝利。相手が真剣ではないのは重々承知ですが,それでも素直に嬉しいです。話は変わって,明日はいよいよ『将棋界の一番長い日』。1敗の豊島二冠が自力の状況ですが,敗れれば2敗の広瀬竜王-羽生九段の勝者とのプレーオフとなります。個人的にはもう1局楽しめる方が嬉しくはありますが,果たして。まずは,明日の5局が熱戦となることを期待しています。

2019年2月27日(水)

山岡荘八著『徳川家康(十四)』を読了。いよいよ文禄・慶長の役が始まり,豊臣政権も終わりに差し掛かってきました。まだ物語の中盤ですが,すでにここまで進んだことを考えると,関ケ原の戦いや大坂の陣が相当しっかり描かれているのでしょうね。今後もじっくり読み進めたいと思います。

このところ,子どもの抱っこ時間が増え,ひざだけでなく腰も少し痛いです。仕事で長時間座っていることが多いのも,腰痛に拍車をかけている気がします。幸いにして今日は早く寝てくれたので,私も早く休まねば。時間もあるので,柔軟体操もしっかりやりたいと思います。

2019年2月26日(火)

祖父江孝男著『文化人類学入門 増補改訂版』を読了。文化人類学の入門書として評価の高い本だそうで,1990年の改訂から30年近く読み継がれている本です。タイトルは敷居が高い感じですが,素人の私が読んでもわかりやすく,勉強になりました。しばらくは,新書と歴史小説の二本立てで楽しみたいと思います。

子どもが少しアレルギーが出たようです。私は会社に行っていて症状自体は見ていないのですが,それほど重篤な症状が出ずに済んだことはせめてもの救いだと思います。アレルギー表示が推奨される食品だったこともあり,今後はアレルギー表示に気をつけねば。注意深く生活したいと思います。

2019年2月25日(月)

第68期王将戦七番勝負第4局2日目が行われ,渡辺棋王が久保王将を破り,4連勝で王将位を奪取しました。今期を振り返ってみると,渡辺棋王の作戦選択が巧妙で,序中盤でリードを奪い久保王将に力を出させませんでした。私自身は振り飛車は指さないものの,振り飛車党の火が消えるのは惜しいので,捲土重来を期待しています。

今朝は千葉の大動脈である総武線が朝から止まっており,通勤にいつもの倍近くの時間が掛かりました。ほとんどの時間を満員電車で立って過ごしたため,すっかりくたびれました。先日から調子の悪い右ひざの状態も相変わらずで,疲労がたまっているのかも。今週はまだまだあるので,早めに休みたいと思います。

2019年2月24日(日)

NHK杯テレビ将棋トーナメントの郷田九段-広瀬竜王を観戦しました。郷田九段の矢倉模様に対し,広瀬竜王が積極策を採り,いきなり激しい戦いとなりました。仕掛けたところでは広瀬竜王が指せそうでしたが,郷田九段も最強の指し回しで応戦し,一手を争う終盤戦に。広瀬竜王の方が指せそうな局面もありましたが,と金を捨てて飛車を成り込んだ順がパッとせず,郷田九段が優勢に。最後はしっかり即詰みに討ち取りました。これで,NHK杯の準決勝は森内九段-郷田九段,羽生九段-丸山九段の顔合わせとなり,羽生世代が4強を独占。今期も残すところあと3局ですが,熱戦を期待しています。

第68期王将戦七番勝負第4局1日目が行われました。久保王将が三間飛車から雁木に変化し,相居飛車調の戦いとなりました。封じ手の局面は,渡辺棋王が指せそうな印象。久保王将としてもこのまま一方的に敗れるわけにはいかないので,意地の頑張りを期待しています。

2019年2月23日(土)

子どもの転倒に備え,保護用のシートを敷きました。家具を移動させる必要があり,少々面倒でしたが,クッション性があり少し安心できます。このところ,予測不能の行動に出ることが多く,なかなか気が休まる時間がないのも事実。少しでも安全に暮らせるよう,日々改善を心掛けたいと思います。

このところ,子どもがたまに夜泣きをするようになりました。そのくせ,朝起きる時間は比較的一定なので,ちょっと寝不足気味です。子どもは睡眠時間が足りなければ昼寝をするのですが,こちらは昼寝をすると夜に眠れないのが泣き所。今日はせっかくの休日なので,早めに休みたいと思います。

2019年2月22日(金)

第4期叡王戦挑戦者決定三番勝負第3局が行われ,永瀬七段が菅井七段を破り,高見叡王への挑戦権を獲得しました。これまでの実績から考えても,永瀬七段にとっては初タイトル獲得へ向け,またとないチャンスだと思います。一方の高見叡王にとっても,永瀬七段は強敵とはいえ,実績十分の相手を迎え撃つよりは楽な面もあるのではないでしょうか。7番勝負では,20代らしいキビキビとした将棋を期待しています。

今週は1週間がとても長かったように思います。本もたくさん読みましたし,充実していたのですが,その分だけ疲れもたまったように思います。今週末は2日とも休める予定なので,しっかりリフレッシュせねば。ひざの痛みも一進一退なので,あまり無理はしないよう心掛けたいと思います。

2019年2月21日(木)

岡田尊司著『愛着障害の克服』を読了。先日読んだ同著者の『愛着障害』でどういう病なのかということはある程度勉強したので,どうせなら克服法についても学ぼうと思ったのです。内容については細かく述べませんが,子育てに繋がる内容も多く,読んでよかったと思える内容でした。このところ,文庫より新書の方が興味惹かれるタイトルのものが多いので,気になるものをいくつか購入して読んでみたいと思います。

はやぶさ2が小惑星リュウグウへの着陸態勢に入りました。予定通り進めば,明朝には着陸の予定です。初代はやぶさに続き,この試みが成功すれば,世界の小惑星探査を牽引していると言っても過言ではありません。非常に難しいミッションだと思いますが,是非成功させてほしいと思います。

2019年2月20日(水)

今日は春のように暖かい1日でした。朝晩くらいしか外出しない人間ですが,普段よりかなり過ごしやすかった気がします。このまま春を迎えてくれると嬉しいのですが,まだ2月。今週は暖かい日が続くようですが,そのうち寒の戻りがあるのでしょうね。これだけ気温が高いと花粉の飛散も増えそうなので,マスクをするなど対策を怠らないようにしたいと思います。

今朝のニュースで,魏の武帝曹操の墓から白磁が出土していたことが明らかになりました。従来は6世紀頃が起源と言われていましたが,この発見が正しければ歴史的な発見といえそうです。現代になっても,まだ三国時代の新しい発見があるのですね。歴史ロマンを感じたニュースでした。

2019年2月19日(火)

岡田尊司著『愛着障害』を読了。子をもつ親になり,本書のような精神科の分野も含め,以前より幅広く興味をもてるようになった気がします。まだ一読しただけできちんと理解はできていないのですが,乳幼児期の母親との接し方が人生に大きな影響を与えると述べられており,非常に興味深い内容でした。著者は他にもいろいろな本を出しているので,何冊か読んでみたいと思います。

第4期叡王戦挑戦者決定三番勝負第2局が行われ,菅井七段が永瀬七段を破り,対戦成績を1勝1敗のタイとしました。戦型は,後手となった菅井七段が,3三金型の三間飛車に。力がなければ指しこなせませんが,具体的な対策はなく,個人的には非常に嫌な形です。本譜も菅井七段が中盤の折衝で大きくリードし,そのまま逃げ切り快勝。永瀬七段の終盤の頑張りは凄まじいものがありましたが,如何せん中盤までの差が大きすぎたように思います。2局続けて長手数の戦いとなり,22日に行われる第3局も楽しみ。熱戦を期待しています。

2019年2月18日(月)

第45期岡田美術館杯女流名人戦五番勝負第4局が行われ,里見女流名人が伊藤女流二段を破り,女流名人戦10連覇を果たしました。女流棋戦10連覇は,元女流棋士の林葉直子氏が女流王将戦で達成して以来の快挙です。女流名人戦は女性奨励会員が参加できないこともあり,まだまだ連覇が伸びそうな予感。どこまで記録を伸ばすことができるか,注目したいと思います。

このところ,ひざに痛みを感じます。革靴を履いて歩いているときだけしか感じないので,歩き方が悪いのだと思いますが,原因はよくわかっていません。思い当たることとしては,かかとが無駄に減らないよう着地に気をつけており,余分な力が掛かっているの可能性も。これ以上悪化させないためにも,いろいろ試して原因を追究したいと思います。

2019年2月17日(日)

NHK杯テレビ将棋トーナメントの豊島二冠-羽生九段を観戦しました。角換わり腰掛け銀から羽生九段が先攻し,難解な中盤戦となりました。本局で一番感心したのは,豊島二冠の▲2六桂に対し,受けずに△5六歩と攻め合ったこと。素人目には△4三金と上がってじっくり指すくらいしか見えないところなので,強者の姿勢を感じました。結果は,羽生九段が豊島二冠を破り,ベスト4進出を決めました。これで,ベスト4は森内九段,丸山九段と羽生世代が独占。来週は広瀬竜王-郷田九段の顔合わせですが,羽生世代のベスト4独占なるか,注目したいと思います。

子どもがすぐひっくり返ったり,もの叩きつけたりするので,クッションマットを買うことにしました。家は少々ボロボロになっても構わないのですが,子どもが怪我をすると大変。子どもがどんどん動くようになり,常に目を離さないで過ごすことは難しいので,備えだけはきちんとしておこうと思ったのです。今後も成長に合わせて家の改造が必要になりそうですが,粘り強く取り組みたいと思います。

2019年2月16日(土)

第12回朝日杯将棋オープン戦の準決勝,決勝が行われ,藤井七段が二連覇を果たしました。準決勝の行方八段戦,決勝の渡辺棋王戦ともに盤石の内容で,強さを見せつけました。昨年の優勝でベスト16からの登場だったとはいえ,トップ棋士4人をなぎ倒す圧巻の強さ。来年度こそは,タイトル争いに絡む活躍を見せて欲しいと思います。

久しぶりに会社用の服を買いました。基本的にダメになるまで着る派ですが,何年も買っていないとさすがに傷みが激しく,重い腰を上げたのです。近所でパパっと買ったのですが,思っていたよりも良さそうなものが手に入り,とりあえず満足。さっそく,来週になったら着ていきたいと思います。

2019年2月15日(金)

今月の詰パラ上級7手詰までを解き終えました。本来ならば,続いて9手,11手詰に挑んでいくべきだと思いますが,私にとってはレベルが高すぎ,負荷が大きいのも事実。解ければ自信になりますが,手が見えないとストレスになるので,気晴らしとしては一長一短という気がします。長く続けていくには,無理のない範囲で頑張ることも肝要。来月へ向け充電しつつ,気が向いたら挑戦したいと思います。

ブックカバーを数点購入しました。本を読むにあたり,ちゃんとしたブックカバーをかけていると,それだけで意欲が湧きます。カバーより中身が重要なのは百も承知ですが,本を読むモチベーションが下がり気味なため,ちょっと贅沢をしようと思ったのです。幸いにして安くて気に入ったものが手に入ったので,手に馴染むよう使い込みたいと思います。

2019年2月14日(木)

今月の詰パラを解いています。少し難解なものもありますが,全体的に解きやすい印象で,この調子なら何とかなりそうです。以前はかなり苦労しましたが,毎月やっていると早くなるものですね。将棋の実力向上につながるかどうかは微妙なところですが,引き続き頑張りたいと思います。

B級1組順位戦が行われています。すでに終局した対局で,野月八段が畠山七段に勝ち,木村九段が橋本八段を破ったため,本日の昇降級決定はなくなっています。残る対局は熱戦が多数。私が応援している郷田九段も渡辺棋王と熱戦を繰り広げているので,今日は可能な限り観戦したいと思います。

2019年2月13日(水)

山岡荘八著『徳川家康(十三)』を読了。これでようやく半分が終わりました。今回は小田原征伐を終え,家康が関東に移封されるところまで。政治的な争いが中心で退屈な展開ではありますが,知らないことも多く,それなりに楽しめました。年内に読み終えるのが目標なので,今後も地道に読み進めたいと思います。

このところ,子どもの成長が激しく,ついていけません。今日は夕食後に寝かしつけ,ホッと一息ついたところで,寝室で物音が。行ってみると,まるで座禅を組んだかのように座りこんで寝ていました。ちゃんと横にして寝かせたのに,どうしてこういうことになるのか。理解を完全に超えていますね。寝相が悪いのは健康な証拠だと前向きに考えることにします。

2019年2月12日(火)

競泳の池江選手が白血病と診断されたことを公表しました。昨日,テレビで白血病からの復帰を目指す若手Jリーガーの話を観たばかり。東京五輪での活躍を期待されている若手選手だけに,とても驚いています。自分では防ぎようのない病気だけに無念だとは思いますが,まずは治療に専念し,回復してくれることを祈るばかりです。

久しぶりにネット対局をしたのですが,今年に入ってからのマイブームはelmo囲い。ソフト由来の囲いですが,舟囲いよりも固く手数も掛からないため,愛用しています。指した感触だと,振り飛車側が距離感を掴めず,苦労している印象。意外と懐が深く,粘りが利くところも気に入っています。おそらく,今後もソフト由来の新戦法や囲いが登場するハズ。少しでも新しいものを取り入れられるよう,頑張りたいと思います。

2019年2月11日(祝)

第4期叡王戦挑戦者決定三番勝負第1局が行われ,永瀬七段が菅井七段を破り,挑戦へ王手を掛けました。まさに永瀬流負けない将棋の面目躍如と言える将棋で,菅井七段の捌きを完封。優勢になってか手堅い指し回しで勝ち切り,充実ぶりを伺わせる内容でした。第2局もおそらく今日のような粘り強い終盤戦が展開されるはず。好局を期待したいと思います。

この3連休は雪が降ったりしたこともあり,こどもと家で過ごす時間が長かったのですが,観察しているとなかなか面白い。教育テレビをつけていたのですが,音楽や体操などは注目して観るのに,しりとりになった瞬間に興味を失うなど,好みがハッキリしてきました。しりとりはまだ面白さがわからないだけという気もしますが,好き嫌いをかなりはっきり示すようになり,興味深いところ。日々成長していて感心することばかりですが,親も負けずに頑張りたいと思います。

2019年2月10日(日)

第44期棋王戦五番勝負第2局が行われ,渡辺棋王が広瀬竜王を破り,対戦成績を2勝としました。角換わりから前例のない戦いとなりましたが,戦いながら玉を固めた渡辺棋王の巧さが光りました。これで,王将戦も含めて,ダブルタイトル戦で5連勝。内容も充実著しく,一気に二冠達成なるか,注目したいと思います。

NHK杯テレビ将棋トーナメントの丸山九段-久保王将を観戦しました。丸山九段の先手で始まった対局は,久保王将の角交換振り飛車に,久保王将が25に桂をはねて歩をかすめ取る積極策に出たため,いきなり激しい戦いとなりました。非常に難しい将棋でしたが,久保王将の攻めを全部手抜いて攻め合った丸山九段の判断が秀逸で,快勝。とても勉強になる踏み込みだったので,観戦記も楽しみに待ちたいと思います。

2019年2月9日(土)

今日は雪の一日でした。思っていたほど積もらなかったので,雪かきなどの作業は発生せず一安心。たたでさえ,こどもを抱くことで腰痛気味なので,これ以上の肉体労働は勘弁して欲しいと願っていました。しかし,油断は禁物で,月曜はまた雪の予報。外出できるのは明日だけになりそうなので,計画的に行動したいと思います。

アマレンの懸賞詰将棋と次の一手を解きました。このところあまり将棋をやっていないこともあり,かなり時間が掛かりましたが,それなりに自信はあります。たとえ大会に出られない状況であったとしても,将棋への情熱は持ち続けたいですし,いま以上に弱くなることは耐えがたい。来月も頑張りたいと思います。

2019年2月8日(金)

長岡裕也著『羽生善治×AI』を読了。私自身,将棋は好きなものの棋士の生活にはあまり興味がないこともあり,知らないことも多く楽しめました。将棋通の方には物足りない内容かもしれませんが,一般向けとしては非常にわかりやすく書かれているように思います。興味のある方はご一読あれ。

いつの間にか,こどもがつかまり立ちをできるようになりました。2月に入ってようやくハイハイが上手になったばかりなのに,恐るべき成長の早さです。体を動かしまくっているせいか,ウエストなどもかなり引き締まり,だんだん人間らしい体形に。成長の速さに置いていかれないよう,頑張りたいと思います。

2019年2月7日(木)

第68期王将戦七番勝負第3局2日目が行われ,渡辺棋王が久保王将を破り,対戦成績を3勝としました。結果的に見ると,昨日の端を絡めた仕掛けが巧妙で,どこまで行っても端が負担になり,振り飛車側が面白くない展開だったように思います。この仕掛けで居飛車がやれるなら,ゴキゲン中飛車対策としてはかなり有力な印象。私自身,ゴキゲン中飛車対策に悩んでいることもあり,しっかり研究したいと思います。

今日は知人の通夜があり,参列しました。このところ,お世話になった方が亡くなることが増え,そういう年齢になったのだとつくづく感じます。私自身,まだまだ若いつもりではありますが,気がつくと職場でもベテランの域に。体には十分に気をつけて頑張りたいと思います。

2019年2月6日(水)

第68期王将戦七番勝負第3局1日目が行われました。渡辺棋王の先手番で始まった対局は,久保王将のゴキゲン中飛車に。渡辺棋王は2枚の銀を繰り出す急戦に出て,早くも戦いが始まりました。端を絡めた斬新な仕掛けを繰り出したところで,今日は封じ手に。個人的には,居飛車を持って悪くないとみます。明日は力強いねじり合いを期待しましょう。

昨日のC級1組順位戦は,既報の通り杉本七段と藤井七段の師弟がともに敗れ,藤井七段は昇級争いから大きく後退しました。デビューからの順位戦連勝記録の更新もならず,改めて中原十六世名人や加藤九段の偉大さを感じます。他力とはいえ,まだ可能性がなくなった訳ではないのも事実。最終局へ向け気持ちを立て直して欲しいと思います。

2019年2月5日(火)

北方謙三著『三国志(1の巻)』を読了。黄巾の乱から孫堅の討ち死にまでが描かれていました。北方作品を読むのは久しぶりですが,いつもながら硬派な印象。従来の三国志とはやや異なるイメージではありますが,これはこれで悪くないと感じます。中でも,劉備を英雄として描いているのは好印象。個人的には,曹操と劉備は三国史屈指の英雄だと思っており,劉備が運が良いだけの善人として描かれている作品には違和感を感じていました。これから群雄割拠の時代に入るので,次巻以降も楽しく読みたいと思います。

長岡裕也著『羽生善治×AI』を購入。宝島社発行ということもあり,将棋という検索ワードに引っ掛からず,発売に気づけていませんでした。長岡五段が羽生九段との研究などについて,どこまで明らかにしているのか楽しみです。書籍購入と同時に,徳間書店のPR誌『読楽』も入手。ミステリ中心ですが,気になる若手作家の読み切り作品もあったので,楽しみたいと思います。

C級1組順位戦9回戦が行われています。ニュースでも報道されている通り,本日の対局で杉本七段と藤井七段が勝てば,史上2例目の師弟同時昇級。杉本七段は船江六段,藤井七段は近藤六段と対局していますが,午後10時現在,どちらも熱戦で勝敗の行方は分かりません。可能な限り観戦し,休みたいと思います。

2019年2月4日(月)

今日の昼は春のように暖かい1日でした。今後も,突然暖かい日がある一方,真冬のように冷え込む日も多く,体がついていくか心配です。インフルエンザの流行も過去最高と言われていますし,雨が少なく乾燥している日も続く予報。体調管理には十分気をつけて生活したいと思います。

このところ,順調に体重を減らせています。自分が思っている以上に絞れているので,かえって心配になるくらいです。基本的に食べ過ぎだったということなのでしょうね。ここまで絞れたのは久しぶりなので,何とか維持したいところ。リバウンドせぬよう,自制心を持って生活したいと思います。

2019年2月3日(日)

NHK杯テレビ将棋トーナメントの三枚堂六段-森内九段を観戦しました。鋭い攻めが持ち味の三枚堂六段に対し,森内九段は腰の重さが特徴。本局は,両者の良さが存分に発揮された好局でした。結果は,三枚堂六段の鋭い攻めを凌いだ森内九段が逆転勝ち。見所の多い内容だったので,観戦記を楽しみに待ちたいと思います。

ここ数日,こどもの成長の早さに驚いています。つい最近,ようやく自力で移動できるようになったばかりなのですが,いつの間にかハイハイを覚え,低いテーブルの上から物を取ることもできるようになりました。ベッドの枕元に目覚まし時計などを置いていたのですが,あっという間に遊びの餌食に。油断も隙もありませんね。事故だけは起こさぬよう,気を配って生活したいと思います。

2019年2月2日(土)

安部龍太郎著『信長になれなかった男たち』を読了。戦国時代の小ネタが中心のエッセイ集でしたが,豊臣政権時代の東北の擾乱についてなど,知らなかったことも多く,とても面白かったです。たまにはこういう歴史関連の新書を読むのも良いものですね。他にも面白そうな作品がないか,書店で眺めてみたいと思います。

第44期棋王戦第1局が行われ,渡辺棋王が広瀬竜王を破り,防衛へ向けて幸先の良いスタートを切りました。相掛かりから,先手番の広瀬竜王が6筋の歩をかすめ取る意欲的な構想を見せましたが,手損も大きく,結果的にはあまりうまくいかなかったという印象です。渡辺棋王としては,次の先手番に勝ち,7連覇へ向けて王手を掛けたいところ。まずは,広瀬竜王がどのような戦型で迎え撃つのか,注目したいと思います。

2019年2月1日(金)

プロ野球がキャンプイン。いよいよ球春の季節となりました。カープの注目は,何と言っても人的保証で加入した長野選手。これまでの補償選手と違い,タイトル獲得経験もあるバリバリの現役だけに,即戦力としての活躍が期待されます。長野選手が活躍すれば,4連覇も視界に入ってくるハズ。まずはチームに馴染み,万全の準備をしてシーズンを迎えてくれることを期待しています。

昨日のA級順位戦8回戦一斉対局は,豊島二冠,糸谷八段,久保王将,稲葉八段,深浦九段が勝利。三浦九段が敗れ,深浦九段が勝ったことにより,残り1枠の降級決定は最終局にもつれ込みました。深浦九段は1敗の広瀬竜王を破ったのですが,右玉の左辺の駒を全部中央へ使う美しい指し回しに感動。これぞA級という内容だったと思います。一方の挑戦権争いは,豊島二冠が1敗でトップに。最終局は分が悪い久保王将戦ですが,勝って挑戦を決めることができるか注目です。今月は勝負の掛かった順位戦やタイトル戦も多いので,観戦を楽しむ1ヶ月にしたいと思います。

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