日々雑感

2019年9月の日記

2019年9月30日(月)

第69期大阪王将杯王将戦挑戦者決定リーグ戦の藤井七段-三浦九段が行われ,藤井七段が勝利。A級棋士がひしめく厳しいリーグで,幸先の良いスタートとなりました。終盤の入り口では三浦九段ペースなのかと思いましたが,感想戦のコメントを読む限りでは,終始藤井七段のペースだった模様。この変化で良いと見切っていたのであれば,恐ろしい大局観ですね。残る5局も藤井七段らしい切れ味の良い将棋を期待しています。

セ・リーグ最終戦でタイガースがドラゴンズを破り,カープは4位に転落。ジョンソン投手も最優秀防御率を獲得できず,踏んだり蹴ったりの結果となりました。おそらく,これで緒方監督は退任になるものと思いますが,次の監督は育成に秀で,公平な起用ができる人物を期待したいところ。近日中に去就が発表されるハズなので,注目したいと思います。

2019年9月29日(日)

第69期NHK杯テレビ将棋トーナメントの斎藤王座-橋本八段を観戦しました。戦型は,橋本八段が飛車を振り,相穴熊に。長くなりそうだと思ってじっくり構えていたのですが,中盤の折衝で大差がつき,最後は双方の穴熊が残ったまま,橋本八段の投了となりました。個人的には,ああなってしまっては投了もやむなしと思いますが,まだ続けられると感じた視聴者の方もいそう。投げ時の難しさを感じた一局でした。

今月の詰パラを何とか解き終えました。1問だけ正解かどうか自信がない問題があるのですが,こればかりはソフトに正解を訊くわけにもいかないので,どこかで思い切るしかありません。何とか毎月上級7手詰まではこなすようにしていますが,ギリギリまで取り組めなくなっているのも事実。基礎トレーニングができなくなったら終わりなので,来月も頑張りたいと思います。

2019年9月28日(土)

ラグビーW杯で,日本代表が世界2位のアイルランド代表に勝利。前半こそ押されていたものの,後半になってからは終始日本代表ペースで試合が進み,快勝といえる内容でした。最後は,アイルランド代表が攻撃を諦め,7点差以内の敗戦で得られる勝ち点1で妥協。この勝ち方は,日本代表の実力が真に認められたといえるのではないでしょうか。初のベスト8進出へ向け有利な状況にはなりましたが,次戦のサモア代表も強敵なので,しっかり準備をして欲しいと思います。

プロ野球も大詰めに入り,タイトル争いやCS進出を懸けた戦いが続いています。セ・リーグでは,タイガースがベイスターズに勝利。今永投手が打たれ,ジョンソン投手が最優秀防御率獲得へ向けて少しだけ前進したものの,最大のライバルであるドラゴンズの大野投手は30日にあるタイガーズとの最終戦に登板予定。3回1/3を無失点に抑えられると抜かれるため,厳しい状況は変わりません。一方,CS争いではタイガースが連勝すると,カープは4位に。大野投手を攻略して欲しいと思う一方,CSに進出して来期へ向けて少しでも若手に経験を積ませたいという思いもあり,複雑な心境です。他力本願なので見守ることしかできませんが,最後まで注目したいと思います。

2019年9月27日(金)

カープは今季最終戦で敗れ,70勝70敗の5割で終了。タイガースが残り3試合を全勝すると4位,1つでも敗れれば3位という,他力本願での終幕となりました。先発のジョンソン投手は7回4失点の内容で,最優秀防御率獲得に黄信号。ライバルの大野投手,今永投手は登板予定が残っているだけに,タイトル獲得は厳しいかもしれません。全体的に冴えないシーズンだったので,今季のことは早く忘れたいと思います。

キャンペーンで当選したアマゾンギフトカードが送られてきました。気が向いたときに応募こそしているものの,まず当たることはないので,すっかり忘れていました。大した額ではないのですが,ネットでクリックしただけでもらえるのは,かなり得をした気分。最近は子育てに追われてあまりできていないのですが,マメに頑張りたいと思います。

2019年9月26日(木)

第69期王位戦七番勝負第7局2日目が行われ,木村九段が豊島王位を破り,4勝3敗で初タイトルを獲得しました。木村新王位は,46歳3ヶ月での初タイトルとなり,従来の記録を大幅に更新。今日の対局では,自陣に打った桂が最後に活躍するなど,まさに勝ち将棋鬼のごとしですね。インタビューも見ましたが,いつもの木村先生らしい軽い口調ではなかったところに,この勝負への強い思いを感じました。今後のますますの活躍を期待しています。

市川市からプレミアム商品券の案内が届きました。あまり詳しくは知らなかったのですが,小さい子どものいる家庭は対象になっている模様。バラマキ政策は決して良いとは思わないのですが,正論ばかり振りかざしていても窮屈なので,使えるものは使わせてもらうつもりです。10月1日から発売されるようなので,機を見て手に入れたいと思います。

2019年9月25日(水)

将棋クエスト5分切れ負けで,六段に昇段しました。2分切れ負けの点数が少し上がったので,このチャンスを逃してはならないと思い,一気に決めることができました。10分切れ負けのときほどの感動はないものの,とても嬉しいです。その後,2分切れ負けの点数は30点以上下がり,当分対局は不可能に。詰パラを頑張れという示唆だと思い,当面は詰将棋に集中したいと思います。

第69期王位戦七番勝負第7局1日目が行われました。運命の振り駒は,歩が4枚で豊島王位の先手に。先日の竜王戦挑戦者決定戦第3局でも先手番を握っており,運も味方につけた格好です。肝心の対局は角換わりからどんどん進み,71手目で封じ手に。ここまで豊島王位はほとんど時間を使わずに進めており,研究範囲の進行なのだと思われます。形勢は互角だと思うので,明日は押したり引いたりの熱戦を期待しています。

2019年9月24日(火)

将棋クエスト5分切れ負けモードで,2200点を突破しました。ようやく六段への挑戦権を得たと思った矢先に『2分切れ負けのレーティングで…』という例の警告が。どうやら,5分切れ負けのレーティングが2200点を超え,2分切れ負けより200点以上高くなると,ソフ指しフィルタに引っ掛かってしまうようです。私は将棋を楽しみたいだけなのですが,そのために2分切れ負けを指さねばならないというこのジレンマ。文句ばかり言っても仕方がないので,当面は2分切れ負けを頑張りたいと思います。

オープンしてから3ヶ月ほど経っているのですが,ようやく駅の高架下にあるスーパーに行ってきました。仕事で必要なものを買いに行き,手に入ったのは良かったのですが,全体的に高級志向。私はお呼びで無いという印象です。普通のスーパーは駅前に揃っているのでこれで良いのかもしれませんが,以前の方が買いたいものがあったような。珍しいものが欲しくなったときには,また行きたいと思います。

2019年9月23日(祝)

カープは延長戦の末,ドラゴンズに勝利。今期勝率が5割以上となることが確定し,CS進出にも大きく前進しました。最終戦に勝てば文句なしに決まりですが,明日の試合でドラゴンズとタイガースが敗れると,他力でも決定という状況です。特段の期待はしていませんが,どうせなら3位に入り,若手選手にCSの経験を詰ませたいところ。今季も残り1試合となりましたが,しっかり戦って欲しいと思います。

第69期NHK杯テレビ将棋トーナメントの丸山九段-佐々木五段を観戦しました。戦型は角換わりとなり,丸山九段が早繰り銀から先攻。この形は私も得意としているのですが,なかなか仕掛けがうまくいかず受けに回ることが多いので,丸山九段の指し回しに注目していました。結果的には,丸山九段の攻めが炸裂して快勝。飛車を切って桂頭を攻める手順が見えにくく,とても勉強になりました。もっとも,私は丸山九段のようにシャープに攻める棋風ではないため,同じようにやっても失敗しそう。自分なりに戦いやすい形を見出したいと思います。

2019年9月22日(日)

首筋の痛みがひどかったので,整体へ行ってきました。ちょくちょく通う場所を変えており,今回はいつもと違うところへ。同じ所へ行っているとどうしてもマンネリ化するので,違う施術を受けてみようと思ったのです。先生は癖があったものの,個人的には満足の内容。メンテナンスの方法も教えてもらえたので,暇を見つけて実践したいと思います。

ラグビーW杯のアイルランド代表-スコットランド代表を観戦しました。同じA組で戦う両チームですが,今日の試合ではアイルランド代表の強さが光った印象。パワーだけでなく,天候の悪い中でも正確なプレーが光ったように思います。厳しい戦いとなるのは確実ですが,奮闘を期待しています。

2019年9月21日(土)

今日はラグビーW杯を観て過ごしました。日本代表も強いと思いますが,流石に世界レベルのプレーは素晴らしいですね。とくに,ニュージーランド代表-南アフリカ代表の試合は1つ1つのプレーの精度が高く,どちらが勝ってもおかしくない試合内容でした。明日は,日本代表と同じA組のアイルランド代表-スコットランド代表の試合があるので,楽しみに待ちたいと思います。。

プロ野球セ・リーグでジャイアンツが優勝。カープは今日も敗れ,CS進出がいよいよ危なくなってきました。残る2試合を1勝1敗で終えられればおそらく大丈夫だと思いますが,今のままでは2連敗も十分ありそう。緒方監督の暴力事件やバティスタ選手の薬物違反など,暗い話題ばかりの今シーズンですが,何とか3位になるべく残り試合を頑張って戦って欲しいと思います。

2019年9月20日(金)

ラグビーW杯日本大会が開幕しました。開幕戦は,日本代表対ロシア代表。ミスから先制されたときはどうなるかと思いましたが,徐々に落ち着きを取り戻すと実力を発揮し,快勝となりました。4トライを挙げ,ボーナスポイントを獲得できたのも好材料。次戦は世界1位の強敵アイルランド代表ですが,日本らしいラグビーを期待しています。

大相撲秋場所で,小結の阿炎関が勝ち越し。突っ張りを中心とした早い動きの取り口は,錣山親方の現役時代を彷彿とさせ,非常に好きな力士です。関脇の貴景勝関の大関復帰が決まり,栃ノ心関が大関に残留できれば,関脇の席が1つ空く計算。残り2日も勢いのある相撲を期待しています。

2019年9月19日(木)

カープは7点差を逆転されて敗戦。4連覇が完全に消滅しました。それでも,天敵の今永投手から7点を挙げ,ジョンソン投手の最優秀防御率獲得に大きく前進。ジャイアンツを簡単に優勝させないためにも,ベストの結果だったのではないでしょうか。まずは3位を確定させ,CSへ向けて準備に入って欲しいと思います。

今月の詰パラを解き始めました。今月も骨のある問題が多そうで,さっそく暗雲が垂れ込めています。先月の二の舞にならぬよう,今月こそは早めに頑張らねば。今月は2度の3連休があり,会社へ通う日が少ないので,家でも時間を見つけて取り組みたいと思います。

2019年9月18日(水)

青崎有吾著『図書館の殺人』を読了。シリーズ4作目に入り,登場人物の過去が徐々に描かれていく一方,謎解きは意外性重視となっている印象です。本作は,論理的帰結としては成立しているものの,動機にはピンとこない面があるのも確か。これはこれで面白いのですが,期待値が高いだけに,次回作では原点に立ち戻ったトリック重視の作品を期待しています。

第67期王座戦五番勝負第2局が行われ,永瀬叡王が斎藤王座を破り,対戦成績を2連勝としました。中盤までは先手の斎藤王座が指せそうでしたが,永瀬叡王の粘りの前に攻めを誤り,混戦模様に。最後は上部脱出を阻まれ,わかりやすくなってしまいました。斎藤王座としては,先手番の上,有利な局面のあった将棋で敗れたのは痛い。永瀬叡王が勝てば,豊島名人,渡辺三冠とともに3強時代となりそうなので,第3局にも注目したいと思います。

2019年9月17日(火)

元関脇逆鉾の井筒親方が亡くなったそう。実家には,サイン会でもらった手形入りの色紙もあるなど好きな力士だっただけに,ショックです。普通に考えれば,実弟でもある元関脇寺尾の錣山親方が継承することになるハズですが,錣山親方は貴乃花一門に参加した影響で時津風一門から離れており,一筋縄ではいきそうにありません。個人的には,過去のことは水に流して…と思いますが,果たして。

ラグビーW杯の開幕が近づいていますが,プロ野球もいよいよ佳境。カープは明日,ベイスターズとの最終戦。敗れると2位の目がほとんどなくなるだけでなく,今期対戦成績も負け越しとなります。今後のCSを占ううえでも,非常に大事な試合。ベイスターズの先発は苦手の今永投手ですが,打線の意地を期待しています。

2019年9月16日(祝)

カープはスワローズに連敗。ドラゴンズの自力CSが復活するなど,3位確保すら怪しくなってきました。CS進出ラインは5割と見ているので,残る4試合を1勝3敗で乗り切れば達成できる数字。まだ有利な状況ではあるものの,今の状態では4連敗もあり得るので,安心はできません。今後は試合間隔も空いてくるので,しっかり調整して臨んで欲しいと思います。

今日は涼しい1日でしたが,明日はまた暑くなるそうですね。子どもがやや体調を崩し気味なので,気温の変動が激しいのは少し気になります。休みの日は子どもとのんびり過ごすのが日課ですが,気候も良くなってきたので,少しくらいはどこかへ連れて行くのも良いかなと感じる今日この頃。なかなか余裕はありませんが,ちょっと考えてみたいと思います。

2019年9月15日(日)

MGCが行われ,男子は中村選手と服部選手,女子は前田選手と鈴木選手が東京五輪代表に内定しました。個人的には,レースで勝った選手が選ばれるという選考方法は,明瞭で好感が持てます。残る1枠は,今後に行われる3レースの結果次第。基準タイムを突破できる選手が出なければ,今大会3位の男子は大迫選手,女子は小原選手が代表となります。今後のレースはタイムとの戦いとなるので,思い切った飛び出しなども期待したいと思います。

第69期NHK杯テレビ将棋トーナメントの豊島名人-村山七段を観戦しました。矢倉模様から豊島名人が4筋,村山七段が6筋に位を取り,あまり見たことのない力戦となりました。私はこの形から打開できる自信がなかったのですが,流石は豊島名人。右辺に金銀を盛り上げて攻めを見せ,動いてきた村山七段の攻めをしっかり見切り,快勝となりました。敗れたものの,村山七段が終盤に見せた△9二香の粘りは,なかなか指せない手。プロのレベルの高さを感じた一局でした。

2019年9月14日(土)

試合は観戦できていないのですが,カープはジャイアンツに勝利。残りも6試合となり,4連覇は絶望的ですが,最後に一矢報いることができたのは良かったです。これで,今期のジャイアンツ戦は,14勝10敗1分。終盤の勝負所で随分負かされましたが,嫌なイメージを持たせることは出来たのではないでしょうか。CS自力進出まであと4勝なので,きっちり勝って決めて欲しいと思います。

市川駅高架下に新規オープンするブックファースト シャポー市川店の開店日が明らかになりました。1か月後の10月15日ということで,今から楽しみです。帰りに立ち寄るには少し遠回りをしなければなりませんが,書店ができたのは嬉しい限り。個性的な品揃えを期待しています。

2019年9月13日(金)

青崎有吾著『風が丘五十円玉祭の謎』を読了。シリーズ3作目は連作短編集でした。本格ミステリながら,徐々にライトノベル風の作風になってきていますが,おそらく,著者が本当に目指したい方向性なのだと思います。次回作へ向けての伏線もあり,これまでの作品を補完するような内容の短編が中心。シリーズ全体を読みたい方にはオススメです。

今日は休日出勤の代休だったのですが,代休の日に予定を集めてしまったこともあり,朝から大忙し。久しぶりにクタクタになりました。今週末は3連休のカレンダーですが,明日は出勤の予定。それでも,連休があるのは幸せなので,明日は目一杯頑張りたいと思います。

2019年9月12日(水)

カープはドラゴンズに勝利し,CS進出に大きく前進しました。明日からのジャイアンツ戦に連勝し,カープ強しの印象を植え付けてCSに臨みたいところです。明日の予告先発は九里投手。やや出来不出来のある投手だけに,良い方の投球が見られることを期待しています。

B級1組順位戦,C級2組が行われています。昨日のB級2組とは異なり,B級1組は若手実力者が引っ張る展開。既に終局している将棋も多いのですが,本日の注目は斎藤王座-畠山七段の師弟対決です。畠山七段は,今日の対局に勝つと八段昇段だそう。昨年に続き,師匠が意地を見せるのか,注目したいと思います。

2019年9月11日(水)

B級2組順位戦が行われています。今期は,丸山九段,藤井九段,近藤六段の3人が連勝スタートでしたが,藤井九段と近藤六段が敗れ,全勝は丸山九段1人に。1敗には中堅,ベテラン棋士がずらりと並び,混戦模様となっています。最近は若手の活躍が目立っていたB級2組ですが,今期はベテラン勢の巻き返しなるか。今後の戦いに注目したいと思います。

カープは延長戦の末,ドラゴンズに惜敗。残り10試合を切る中,痛恨の敗戦となりました。3位争いでリードこそしているものの,競った試合を勝てないのが今期のカープ。懸案の中継ぎ陣の不安定さを改めて露呈した内容でした。本拠地でのCS開催のためには,もう1つも負けられない状況。明日は野村投手が久々の先発予定なので,気持ちの入った投球を期待しています。

2019年9月10日(火)

青崎有吾著『水族館の殺人』を読了。先日読んだ『体育館の殺人』の続編で,今回はアリバイ破りの内容でした。2作目ということもあり,今後を見据えたサブストーリーも充実。本筋のアリバイ破りも非常に論理的で悪くない印象でした。4作目まで発表されていますが,残る作品も手に入れているので,引き続き楽しみたいと思います。

第60期王位戦七番勝負第6局2日目が行われ,木村九段が豊島王位を破り,対戦成績を3勝3敗としました。今日は木村将棋の真骨頂といえそうな受けの好局で,中盤以降は豊島王位の攻めを完封し,圧倒しました。第7局は改めて振り駒になりますが,豊島王位が先手なら角換わり,木村九段が先手なら相掛かりが有力かと。個人的には,木村九段の初タイトルを期待していますが,果たして。

2019年9月9日(月)

今朝の台風は猛烈でした。西日本に住んでいた時間も長いので,大型の台風が近くを通ったこともありますが,中心が千葉市付近を通ったこともあり,かなりの風雨でした。幸いにして我が家には被害はなかったものの,電車は予定通りに動かず,通勤だけでヘトヘトに。あまりよいスタートとは言えませんが,今週も頑張りたいと思います。

第60期王位戦七番勝負第6局1日目が行われました。木村九段の先手で始まった対局は,相掛かりに。一手一手が難しい手将棋模様から,木村九段が▲7七金と上がったところで封じ手となりました。▲7七金は初めて見る手で,木村九段はこの手に賭けたといっても過言ではない印象。個人的には先手が指せそうに見えるので,明日は木村九段らしい受けが炸裂するのか,注目したいと思います。

2019年9月8日(日)

今日は子どもと散歩に出掛けました。子どものリズムを乱さずに出掛けるのは意外と大変なので,ついつい家の中で遊んでしまうのですが,やはり外に出るのは気持ちが良さそう。幸いにして江戸川の河川敷が近いため,散歩をする環境が整っているのは好都合です。土日以外はなかなか触れ合える時間もないので,時間を大切に生活したいと思います。

第69期NHK杯テレビ将棋トーナメントの行方八段-佐藤(天)九段を観戦しました。解説は,佐藤九段の師匠で行方八段の兄弟子でもある中田八段。弟弟子と弟子の対局ということもあってか,形勢判断などもハッキリ述べていて,わかりやすい解説だったと思います。肝心の対局は,中盤までは佐藤九段ペースに見えたのですが,いつの間にか行方八段が優勢に。最後は玉頭を開拓したのがうまく,快勝となりました。快勝とは書いたものの,終局後に中田八段の指摘があったように,最終盤の▲1四銀を△同玉と取る変化は,先手が勝ちそうなものの,素人目には難解。観戦記には何らかのコメントがあると思うので,楽しみに待ちたいと思います。

2019年9月7日(土)

今日は朝から子どものものを買い出しに行きました。必要なことではあるものの,子どもの生活サイクルが乱れてしまうのはやや気掛かりなところ。今日も買い物の途中で寝てしまい,昼寝の時間がいつもより短くなってしまうなど,大人の都合で振り回してしまっていると感じる部分もあります。もっと意思表示ができる歳になればわかりやすいのですが,今は親が悟ってあげるしかないところが難しい。歳は食っていますが,親としては新米なので,日々頑張って成長したいと思います。

カープの赤松選手が引退を発表。胃がんからの復活を目指し,ファームでトレーニングを積んでいましたが,成績も振るわず決断したようです。新井選手の人的保証として加入して11年,意外性のある打撃と華麗な守備,素晴らしい脚力が印象的でした。引退試合では,持ち味を披露してくれることを期待しています。

2019年9月6日(金)

第69期大阪王将杯王将戦二次予選で,羽生九段が郷田九段を破り,挑戦者決定リーグ入りを決めました。残る一枠は佐藤(天)九段と三浦九段の勝者のため,藤井七段を除いて全員がA級棋士という,凄い顔ぶれとなりました。藤井七段にとっては厳しい相手ばかりですが,このリーグを勝ち抜いて挑戦者になれれば本物。どんな戦いを見せてくれるのか注目したいと思います。

カープの永川選手が引退を発表。弱小時代に守護神として活躍し,一時代を築いた抑え投手でした。私と同い年の松坂世代の選手の中ではやや地味な存在ではありましたが,独特のフォームから繰り出される力のあるストレートと落差の大きいフォークボールが非常に印象深かったです。引退試合もあるそうなので,打線が早めに点を取り,登板のチャンスがある展開にして欲しいと思います。

2019年9月5日(木)

青崎有吾著『体育館の殺人』を読了。ライトノベル風の表紙に抵抗を感じ,なかなか購入の踏ん切りがつかなかったのですが,内容自体は本格ミステリで,とても楽しめました。軽いノリの作品ではありますが,暗い話があまり好きでない私には向いている印象。続編も手に入れたので,暇を見つけて読み進めたいと思います。

第32期竜王戦挑戦者決定三番勝負第3局が行われ,豊島名人が木村九段を破り,初の竜王位挑戦を決めました。広瀬竜王との七番勝負に勝てば,竜王名人となり,名実ともに棋界のトップに立つことになります。広瀬竜王も竜王戦へ向けて調子を整えていると思うので,熱戦を期待しています。

2019年9月4日(水)

久しぶりに小説を読み始めました。今年の目標である山岡荘八著『徳川家康』は二十二巻まで進んでいるものの,歴史小説は今の私には重い印象。調子が上がってくればまた読めると思うので,当面はミステリを中心に楽しむつもり。読み終えたら,この日記でも随時紹介していきたいと思います。

カープはスワローズに敗北。打線のリードを中継ぎ投手陣が守り切れず,最後はフランスア投手がサヨナラ満塁弾を浴びるという厳しい敗戦となりました。CSへ向け,不安定な救援陣の立て直しが急務ですね。一方,打線では長野選手の調子が上がってきているのが好材料。元々,夏場には強い選手ですし,せっかくカープの一員となってくれたので,活躍を期待しています。

2019年9月3日(火)

将棋クエスト10分切れ負けで六段に昇段しました。昇段の一局は,振り穴相手に震えまくって必敗になったものの,粘りまくって逆転勝ち。普段なら棒が折れていてもおかしくない局面でしたが,二度とないチャンスかもしれないという強い想いが頑張りに繋がったと思います。詰パラの初級すらまともに解けない棋力で六段とはチャンチャラおかしい気もしますが,とても嬉しい。これをバネに,引き続き頑張りたいと思います。

カープはジョンソン投手の快投で快勝。やはり,ここ一番で頼りになるのは,ジョンソン-石原のバッテリーですね。會澤選手の長打力も魅力的ではありますが,大事な試合ではやはりベテランの駆け引きに一日の長があるという印象。今年はもはや日本一しか目指すものがないので,短期決戦へ向けて準備を整えて欲しいと思います。

2019年9月2日(月)

第67期王座戦五番勝負第1局が行われ,千日手指し直しの末,永瀬叡王が斎藤王座を破り,白星発進となりました。2局とも難しい将棋でしたが,先手番ながら千日手にして指し直しを選ぶのが,永瀬叡王らしいところ。ただ,時間の使い方を見る限りでは,何か誤算があったのかもしれません。いずれにせよ,初の二冠へ向け,永瀬叡王にとっては幸先の良いスタート。斎藤王座としては正念場ですが,次局は2局連続の先手番なので,積極的な作戦を期待しています。

今月の詰パラ,将棋世界,アマレンが届きました。ざっと目を通しただけですが,詰パラは初級すら全問正解ならず。自分の弱さに呆れるばかりです。終盤がヘロヘロなのは今に始まったことではないので,序盤からしっかり指して逃げ切りを図るしかないところ。六段昇段も目の前まで近づいているので,めげずに頑張りたいと思います。

2019年9月1日(日)

携帯を買い替えました。4年近く使っていましたが,充電が持たなくなり,最近のアプリも使えなくなってきたので,思い切って新しくしました。最近は将棋の対局と観戦くらいしか使ってないので,値段を抑えてコスト重視の選択。今のところ快適に使えているので,長く使えるよう大事に扱いたいと思います。

第69期大阪王将杯王将戦二次予選では,藤井七段が谷川九段に勝利。谷川九段の見落としもあり,仕掛けから一瞬での終局となりました。藤井七段にとっては,挑戦権獲得へ向け,リーグ入りはまたとないチャンス。この機会を活かせるか注目したいと思います。また,第69期NHK杯テレビ将棋トーナメントの佐藤(康)九段-安用寺六段は,佐藤(康)九段が快勝。角交換振り飛車に対する銀冠はとても優秀だと思いますが,本譜の▲6六銀型はあまり指さないので,勉強になりました。観戦記を楽しみに待ちたいと思います。

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