日々雑感

2019年12月の日記

2019年12月31日(火)

今年も大晦日を迎えました。年末とは思えない暖かい1日で,子どもと散歩などをして,いつも通りの生活。今年も特別なことは何もできませんでしたが,子どもが無事に成長してくれただけで嬉しく思います。この時期は病院も開いていないため,体調だけは崩さぬよう気をつけなくては。以前のように年越しだけは夜更かしという生活でもないので,規則正しい生活で新年を迎えたいと思います。

昨晩はあまり年賀状に取り組めなかったものの,何とか今朝の一便には間に合いました。令和になったこともあり,これを機に年賀状の枚数も絞り込むつもりです。私が出しているため,返事をいただいているという状態の方には,そろそろ遠慮しようかなと思っています。年賀状だけの付き合いの方とは疎遠になってしまうのかもしれませんが,出すことの大変さを痛感する日々でもあり,有難迷惑な面もあるかと。頂いた方には返事は必ず出しますので,遠慮なくお送りください。

2019年12月30日(月)

2020年1月発行のアマレン,詰将棋パラダイス,将棋世界が届きました。早めに送ってもらえて感謝しています。これで,お正月は将棋雑誌を楽しめそう。もっとも,子どもと過ごす時間は,将棋雑誌などは読んでいられないのも事実。空き時間を見つけて楽しみたいと思います。

ようやく年賀状のデザインを決めました。何かとバタバタして慌ただしく,夜も子どもと一緒に寝てしまい,なかなか時間が取れず。言い訳にしかなりませんが,小さい子どもがいると,なかなか大変ですね。何とか今晩中にコメントを書き,明日朝には投函予定なので,到着までしばらくお待ちください。

2019年12月29日(日)

将棋の日を観戦しました。放送をすっかり忘れており,10時半にチャンネルを変えたときには,すでに10秒将棋の決勝戦。藤井七段が安定した指し回しで戸辺七段を破り,優勝を果たしました。続いて行われた次の一手名人戦は,永瀬二冠-渡辺三冠の顔合わせ。大熱戦でしたが,永瀬二冠の正確な受けが光った印象です。JT杯は何度も行ったことがありますが,将棋の日は未参加。機会があれば,一度でいいので参加したいと思います。

今期の将棋クエストを振り返ると,10分切れ負けは2223点,5分切れ負けは2222点で,いずれも最高Rを更新中。負けて1年を終えるのが嫌なので,今年はこれで打ち止めにしたいと思います。10分切れ負けは15連勝中,5分切れ負けは11連勝中と好調なので,この勢いを何とか持続したいところ。無料で指せるアプリはこれしかないので,来年も引き続き楽しみたいと思います。

2019年12月28日(土)

冬休みに入りました。今年は来年1月5日まで休みなので,異例の9連休となります。嬉しい半面,普段は人任せになっている子育てを真面目にやらねばならないので,意外と大変です。長い休みがあると,かなり懐いてくれる感触はあるので,この期間くらいは一生懸命頑張りたいと思います。

先ほど「一生懸命」と書きましたが,私が学生の頃は「一所懸命」が正しく,「一生懸命」はその派生語だと学んだ記憶があります。ところが,最近の国語辞典を見てみると,「一生懸命」も項目立てされているものがほとんど。もちろん,「一所懸命」の派生語であるとは書かれていますが,詳しいものには江戸時代の浄瑠璃に使われているなどの説明があり,むしろ昔から使われていたという方が正しいのかもしれません。日本語をもっと勉強しなくてはと感じる今日この頃です。

2019年12月27日(金)

第45期棋王戦挑戦者決定二番勝負第2局が行われ,本田四段が佐々木五段を破り,史上初の棋戦参戦1年目での挑戦権獲得を果たしました。正直なところ,第2局にもつれ込めば佐々木五段持ちだと思っていたのですが,本局は序盤から本田四段の良さばかりが目立った内容でした。タイトル挑戦を決め,本田四段は五段への昇段が決定。史上2番目のデビューから1年2ヶ月でのタイトル挑戦となります。渡辺棋王の調子を考えるとタイトル奪取への道は険しいですが,若手らしい勢いのある将棋を期待しています。

カープの菊池選手が残留を表明。獲得に関するニュースがほとんどなく,おそらく残留になるのだろうと思っていました。年俸3億円の4年契約とのことで,これでほぼ生涯カープの一員として戦うことになるのだと思います。カープにとっては,菊池選手はペナント奪回のために必要な戦力なのは確か。これで来期も優勝を狙える布陣になったと思うので,頑張りを期待しています。

2019年12月26日(木)

将棋世界1月号付録の『伊藤果一門の詰将棋』を読了。伊藤八段,及川六段,上田女流四段の3先生がそれぞれ3手,5手,7手詰を合わせて20題ずつという,豪華な出題でした。それぞれ特徴があったものの,解きやすい問題ばかりで,誰にでも楽しめる内容。伊藤八段が双玉作品を作るのは知らなかったので,意外でした。まだ手をつけていない方は,是非ご解答あれ。

このところ,会社の休み時間に書店へ行き,いろいろな国語辞典を比較しています。短時間なのでなかなか進みませんが,いろいろな特徴が見えてきました。収録語数が多いものほど良いとは限らず,語訳もさまざま。きちんと日本語を考えて本を作ってこなかったことを,改めて痛感しています。全体的な傾向としては,収録語が保守的な辞書ほど語訳も厳密で難解。今のところ,どれもしっくりこないので,今後の改訂なども見ながら考えたいと思います。

2019年12月25日(水)

A級順位戦の渡辺三冠-広瀬八段が行われています。戦型は角換わりの最新形。私も一通りの定跡は知っているものの,研究で勝負が決まりそうなこともあり,やる気がしない形の一つです。本譜は渡辺三冠が研究手を披露。午後11時現在の形勢は,後手の広瀬八段がやや良さそう。とはいえ,双方の玉が薄くなり,ミスが全く許されない終盤戦となっているので,可能な限り観戦してから休みたいと思います。

今日はクリスマスでしたが,我が子はまだサンタクロースを認識しているようすもないため,普段通り過ごしました。来年には,いよいよクリスマスプレゼントを用意しなくてはいけないかもしれませんね。大変ではあるものの,それはそれで楽しそう。少しずつ構想を練っておきたいと思います。

2019年12月24日(火)

残っていた詰パラのあと1問を解き終えました。これで心置きなく新年を迎えることができます。指し将棋も好調で,将棋クエストで最高Rと連勝記録を更新中。七段はまだまだ遠いですが,頑張れば不可能ではない気すらしてきます。もっとも,いまが調子のピークなのは間違いなく,いずれ落ちてくるのは明白。気持ちよく新年を迎えられるよう,適当なところで今年の対局は締めたいと思います。

そろそろ,来年の手帳を手に入れなくてはなりません。以前は取引先の方が持ってきてくれるものでまかなえていたのですが,最近は経費が厳しいのか,あまり良いものが手に入らなくなっています。将棋手帳2020は持っていますが,ビジネスで使うにはあまりに厳しいデザイン。カバーをかけて使えないか,検討したいと思います。

2019年12月23日(月)

今月の詰パラの仕上げ作業に入っています。詰将棋学校が無いため,中級まで解くのが目標となっていますが,中級の1題を除いて終了。この問題は出題取り消しが発表されているため,実質的には終わっています。ただし,重複出題ということで,解けない訳ではなさそう。となると,何としても解答したくなるのが人情です。とりあえず初級の解答だけ取りまとめて郵送で送り,中級はじっくり考えたいと思います。

最近,紙の国語辞典が欲しいと思うようになりました。先日,『岩波国語辞典 第八版』が発売されたのですが,新聞の書評などにも載っており,久しぶりに辞書を買いたいと思ったのです。もっとも,買っただけで満足し,調べるのはネットで検索という気はするのですが,たまにはそういう贅沢も良いかと。これまで『三省堂国語辞典』を使ってきて馴染みもあるので,改訂版を待つかも含め,書店で見比べ検討したいと思います。

2019年12月22日(日)

こどもが体調を崩して1週間近く。随分甘えることが好きになりました。これまで,元気一辺倒だったこともあり,自分から甘えてくることはほとんどなかったのですが,禁断の歓びを知ってしまった感もあります。これも成長の一環なのでしょうか。甘やかしてばかりいてはいけませんが,懐いてくれるのは嬉しい面もあるので,当面は好きなようにさせたいと思います。

第69回NHK杯テレビ将棋トーナメントの屋敷九段-野月八段を観戦しました。立ち上がりは,左美濃対雁木の力戦形になりそうでしたが,野月八段が中飛車に変化。これはこれで一局ですが,居飛車党に飛車を振らせたという意味では,先手が満足なのかもしれません。本局は,野月八段が中盤で大捌きを敢行。屋敷九段は駒得を主張して受けに回りましたが,駒の働きが大差で,思わしい局面はなかったように思います。そのまま最後までリードを保った野月八段の快勝譜に。プロらしい細かい応酬が楽しめた一局でした。

2019年12月21日(土)

今日はこどもと10分ほど外を散歩したものの,あとは家でのんびり。やはり,1歳半ではなかなか体力も戻らないのだと思います。今週末は明日も寒さが続くようで,外出する気が起きないのも事実。年末年始はいずれにせよバタバタするので,明日も可能な限りゆったり過ごしたいと思います。

そろそろ年賀状を作らねばなりません。ソフトこそ買ったものの,まだ内容をまともに見ておらず,今年は元旦に到着するように作るのは難しいかもしれません。とくに,子どもの体調が回復するまでは,そちらが最優先。年内には投函できるよう,頑張りたいと思います。

2019年12月20日(金)

今週もあっという間に終わっていました。こどもが初めて大きく体調を崩したこともあり,看病に追われる1週間でした。もっとも,私は仕事に行っている時間も長く,夜くらいしか協力できていませんが,それでも十分に目が回るほど忙しかったです。幸いにして我が子の体調も回復基調にあるので,週末にぶり返さぬよう,気をつけたいと思います。

第33期竜王戦1組1回戦で,渡辺三冠が佐藤(和)七段に敗北。今期は豊島竜王名人以外には全勝中でしたが,遂に土がつきました。それでも,今期成績は27勝5敗で勝率.844。まだ,年間勝率の最高記録を更新を狙える成績です。2位には,本日渡辺三冠に勝った佐藤(和)七段,3位には藤井七段がつけています。年明けから佳境に入る棋戦も多いので,挑戦権だけでなく個人タイトルにも注目したいと思います。

2019年12月19日(木)

我が子のインフルエンザは少しずつ良くなってきましたが,まだまだ体調が万全ではなく,寝転がっていることも多いです。これまで,よくそれだけ立っていられると感心するほど元気な子だったので,よほど調子が優れないのだと思います。私自身もやや風邪気味で体が重く,なかなか治らないのが気掛かり。早く一緒に休むよう心掛けたいと思います。

仕事で国会図書館へ行きました。いつものことですが,朝から大勢の人が来ていて,とても驚かされます。世の中には,勉強熱心な方がたくさんいるのですね。専門書をはじめ,どんな本でも揃っているので,とても重宝しています。本を借りたり,コピーを取ったりするのに時間が掛かるのは玉に瑕ですが,会社から近いのはメリット。ネットで調べるのも良いのですが,きちんとしたことは文献を当たるのが一番なので,これからもマメに通いたいと思います。

2019年12月18日(水)

こどもの熱は上がったり下がったりを繰り返しています。解熱剤を飲めば下がるのですが,切れるとまた熱が上がってくるような状況です。まだ,インフルエンザウイルスを易々と撃退できるだけの免疫力はないのでしょうね。時間は掛かると思いますが,きちんと治せるよう見守りたいと思います。

B級2組順位戦が行われています。全勝の丸山九段は早い時間帯に勝利を収め,1敗対決の鈴木九段-大石七段は鈴木九段が勝利。今期のB級2組は,ベテラン勢の活躍が目立ちます。そんな中,若手の近藤(誠)六段も1敗を守り,2期連続昇級へ向けて前進。鈴木九段とともに順位が悪いだけに,1つも負けられませんが,最後まで昇級戦線を盛り上げてくれることを期待しています。

2019年12月17日(火)

こどもが熱を出しました。夜中に高熱を発し,朝から病院へ行ったのですが,診断結果はインフルエンザA型。家族ももらわないように気をつけねばなりません。まだ熱が下がっていないこともあり,今晩はちゃんと見守る必要がありそう。体力勝負となりそうですが,年末まであと少しなので,頑張りたいと思います。

午後は子どもと一緒に寝ていました。私もそれなりに疲れが溜まっていたのかもしれません。ぐっすり休んで,かなり体調も良くなったように思います。想定外ばかりの生活ではありますが,子どもがいると変化に富んでいて面白い。まずは病気をしっかり治せるよう,サポートしたいと思います。

2019年12月16日(月)

山岡荘八著『徳川家康(二十六)』を読了。全26巻,13,000ページあまりの大作で,これを読み切れたことは自信になります。平和をひたすら希求する徳川家康像が提示され,新たな目が開かれた気がしました。次は,北方謙三著『三国志』が止まったままになっているので,詰パラを解きながら読みたいと思います。

第45期棋王戦挑戦者決定二番勝負第1局が行われ,佐々木五段が本田四段を破り,決着は2局目に持ち越しとなりました。本局は,序盤で本田四段が1歩得となりましたが,佐々木五段が手厚い指し回しでペースを握ると,そのまま押し切りました。佐々木五段にとっては,本田四段の十八番である相掛かりで勝ったのは大きいところ。第2局は改めて振り駒となるので,先後にも注目したいと思います。

2019年12月15日(日)

昨日の移動で疲れたのか,体調が思わしくありません。熱こそないものの,全身がけだるいです。明日から会社なので,今晩中に何とか回復しなくては。個人的に万能薬だと思っている葛根湯さえあれば戦える体質なので,こんばんは暖かくして早めに休みたいと思います。

第69回NHK杯テレビ将棋トーナメントの斎藤七段-豊島竜王・名人が行われ,斎藤七段が勝利。相矢倉脇システムからねじり合いなりましたが,斎藤七段の端攻めが厳しく,快勝となりました。脇システムは攻めが切れるかどうかという戦いになりやすいのですが,本譜のように盤面全体で戦えるなら先手を持ってもやれそう。ちょっと研究してみたいと思います。

2019年12月14日(土)

仕事関係のお通夜があり,立川まで行ってきました。通ったことは何度もあるものの,立川駅で降りるのは初めてかもしれません。とても大きな駅で,駅前も栄えており,これなら都心まで出なくても問題無さそう。個人的には,こういう街に住む方が生活しやすい気がします。もっとも,通勤は大変になるので,一長一短。今のところ引っ越す予定はありませんが,定年になり余力があったら,どこで暮らすか改めて考えてみたいと思います。

電車での移動で疲れたのか,いつも以上にクタクタです。座って移動しているだけでも,随分疲れるものですね。かつては,日帰りで博多まで新幹線で行ったこともありますが,とてももうそんな体力はありませんね。子どもが大きくなっていくと,移動することも増えてくるので,体力増強に努めたいと思います。

2019年12月13日(金)

山岡荘八著『徳川家康(二十五)』を読了。大坂の陣も終わり,いよいよ終わりに差し掛かってきました。ここ数巻は家康が善人に描かれ過ぎているようにも感じますが,実際のところはどうだったのだろうとかえって興味を持っています。残すところあと1巻なので,一気に読み切り今月の詰パラに取り掛かりたいと思います。

第61期王位戦の佐藤(天)九段-渡辺三冠が行われ,渡辺三冠が勝利。後手の渡辺三冠が,相掛かりでいきなり香を捨てる意表の仕掛けを敢行しましたが,この攻めがかなりうるさかった模様。アマチュアにはとても繋げられそうにない細い攻めでしたが,技を駆使して手をつなぎ,そのまま押し切りました。渡辺三冠は,今期27勝4敗と絶好調で,敗れたのは豊島竜王・名人のみ。史上最高勝率更新なるか,注目したいと思います。

2019年12月12日(木)

A級順位戦の三浦九段-佐藤(康)九段とC級2組順位戦が行われています。年末が近づき,順位戦も中盤の勝負所に。三浦-佐藤(康)は,勝った方が挑戦権争いに踏みとどまる大きな一戦です。C級2組でも全勝の高見七段,牧野五段が対局しており,昇級争いのトップを維持できるのか注目されます。明日も仕事があるのであまり夜中までは粘れませんが,可能な限り観戦したいと思います。

年賀状を購入しました。もうあまり出さなくなっていますが,はがきは手数料を払えば切手に換えてもらえることもあり,比較的気楽に買うことができます。例年,妻の伝手で買っているのですが,今でも厳しいノルマがあるのでしょうか。いよいよ年の瀬が押し迫ってきたと感じる今日この頃です。

2019年12月11日(水)

携帯を忘れて出勤しました。仕事で私物の携帯は使わないので,大して影響はないのですが,忘れること自体には多少の問題を感じます。そもそも,携帯は将棋の携帯中継とネット対局くらいにしか使わないので,宝の持ち腐れではあるのですが,昨今は携帯が無いと連絡手段がないのも事実。忘れないよう,気をつけたいと思います。

第5期叡王戦本戦トーナメントの菅井七段-増田六段が行われ,菅井七段が快勝。中飛車から華麗に捌き,持ち時間を半分以上残しての勝利となりました。両者とも将来を嘱望されていますが,このところ一時期ほど活躍できていない印象。菅井七段は,叡王戦だけでなく初のA級昇級も射程にとらえているので,飛躍を期待しています。

2019年12月10日(火)

今日は会社の創立記念日で休みだったので,子どもの1歳半健診に行ってきました。先週は市の集団検診でしたが,今週は個別健診。特に異常もなく,無事に終えることができました。予防接種も一通り終え,次は3歳になってから。我が子ながらよく頑張ったと思います。今日は様子をしっかり見ながら過ごしたいと思います。

夕方からは家の床下点検。平日に休みがあると,つい予定を詰め込んでしまいます。予防はちゃんとしていますが,幸いにしてシロアリの被害もなく一安心。費用は掛かりますが,家がダメになってしまうと住む場所がなくなってしまうので,これからも定期的に点検を行いたいと思います。

2019年12月9日(月)

第45期棋王戦挑戦者決定トーナメント敗者復活戦決勝が行われ,佐々木五段が広瀬八段を破り,挑戦者決定二番勝負に進出しました。これで,挑戦者決定戦は本田四段-佐々木五段の若手対決に。どちらが勝っても初のタイトル挑戦となります。1つ負けられるという点では本田四段が有利なのは確かですが,実績面では昨年最多勝の佐々木五段に一日の長があります。シャープな攻め将棋の本田四段に対し,手厚い将棋の佐々木五段という,好対照な棋風の両者。どちらにとっても棋士人生を賭けた大勝負だと思うので,挑戦者決定戦が熱戦となることを期待しています。

今日は他にも第91期ヒューリック杯棋聖戦二次予選の羽生九段-千田七段が行われ,羽生九段が勝利。矢倉から激しい叩き合いとなりましたが,羽生九段の読みが一枚上だったように思います。若手有望株の千田七段に勝ってしまうあたりは,流石は羽生九段。タイトル戦にこそ絡めていないものの,未だ棋界上位の実力を持つのは間違いありません。タイトル通算100期へ向け,調子を上げていって欲しいと思います。

2019年12月8日(日)

子どもと河川敷へ散歩に行きました。先週は天気が悪く行けなかったので,2週間ぶりでしたが,土手を自力で上がれるようになっているなど,いろいろ成長を感じてビックリしました。僅かな期間でこれだけ出来るようになるのは,素晴らしい限り。私も成長に置いていかれないよう,頑張りたいと思います。

第69回NHK杯テレビ将棋トーナメントの行方九段-久保九段を観戦しました。角交換型振り飛車から行方九段が鋭い踏み込みで優勢に。その後,行方九段が攻めを誤り逆転しましたが,最後は久保九段が詰みと見て踏み込んだのが良くなく,再逆転で行方九段の勝ちとなりました。行方九段の将棋は,本局で見せたと金の活用のように本筋の手が多く,アマチュアの勉強には最適。次局も行方九段らしい将棋を期待しています。

2019年12月7日(土)

第32期竜王戦七番勝負第5局2日目が行われ,豊島名人が広瀬竜王を破り,4勝1敗で竜王位を獲得しました。終盤までは広瀬竜王が優勢に見えましたが,最終盤で誤算があったようで,逆転となりました。これで,豊島新竜王は,史上4人目の竜王・名人に。これまでの3人は,谷川九段,羽生九段,森内九段といずれも永世名人を獲得し一時代を築いた大棋士となっているので,更なる活躍を期待しています。

今日はとても寒い1日でした。雪こそ降りませんでしたが,外出する気力も湧かず,家でのんびり。最近は子ども中心の生活になり,特段の用事が無ければ,寒い日に頑張って出掛けようと思わなくなりました。

2019年12月6日(金)

第32期竜王戦七番勝負第5局1日目が始まりました。角換わりとなった本局は,両者が妥協なく進め,1日目で早くも勝負所に。個人的には,金銀が分裂している広瀬竜王側を持って指せる気がしないのですが,実際はいい勝負なのでしょうね。今シリーズは終盤まで競り合いが続く将棋ばかりなので,明日もねじり合いの熱戦を期待しています。

子どもが早く休んでくれたので,溜まりに溜まっていたNHK杯テレビ将棋トーナメントの録画を観戦しました。一晩で何局も見るのは難しいので,残念ながら中盤の面白いところまでは早送りで。本当はそこまでが難しいのですが,どうしても面白いところを中心に観てしまいます。序盤戦術がいくら進歩しても,最後の勝敗を分けるのは終盤力。少しでも向上させるべく,地道に詰将棋を頑張りたいと思います。

2019年12月5日(木)

B級1組順位戦,C級2組順位戦が行われています。最近は,順位戦もA級くらいしか並べられていないのですが,今日は子どもも早く寝たので,しっかり観戦の予定です。もっとも,昨日の夜更かしが祟り,とても日付が変わるまでは起きていられそうにありません。可能な限り観戦して休みたいと思います。

今週末は関東地方でも雪が降る可能性があるようですね。ここ数年,寒さへの備えはしっかりしているつもりですが,子どもも小さいですし,一段としっかり準備する必要がありそうです。とくに,停電になると暖房器具が使えなくなるので,最悪の事態を想定しておくことが肝心。万全の備えを心掛けたいと思います。

2019年12月4日(水)

家を少しだけ模様替えしました。このところ,こどもがいろいろなところに登れるようになってきたので,遊べるスペースを拡張し,危ないところには近寄れないように柵を設けました。好きに遊ばせてあげるのが最良なのかもしれませんが,怪我をしては元も子もない。最良の形を見つけるべく,日々模索を続けたいと思います。

A級順位戦の久保九段-稲葉八段が行われ,稲葉八段が勝利。模様替えなどで遅くなってしまったこともあり,決着まで観ることができました。中盤はかなり稲葉八段が悪そうに見えましたが,久保九段の玉も非常に薄く,うまくまとめるのは大変だったのかもしれません。感想戦のコメントは明日になりそうなので,アップされたら改めて並べたいと思います。

2019年12月3日(火)

子どもの1歳6ヶ月健診に行ってきました。なかなか平日に休む余裕はないのですが,休日出勤の代休が残っていたので,思い切って行ってみることにしたのです。発育は順調で虫歯もないとのことで,一安心。よく頑張ったので,帰りにおもちゃを買ってあげ,満足感のある1日でした。

今季限りでカープを引退した岩本元選手,庄司元選手,飯田元投手がカープの球団職員となるそうです。第二の人生で苦労する選手も多いと聞いているので,こうやってポストが用意されることには,ファンとして嬉しく感じます。他にも,田中(広)選手が推定3000万円減の年俸1億5000万円で契約を更改。今年は戦力として全く機能しなかったので,奮起を期待しています。

2019年12月2日(月)

第45期棋王戦決勝トーナメント勝者組決勝が行われ,本田四段が広瀬竜王を破り,挑戦者決定二番勝負に進出しました。本田四段は,デビュー以来棋王戦は負け知らず。一次予選から勝ち上がり,一気に挑戦者決定戦まで上り詰めました。同じく敗者復活戦準決勝も行われ,こちらは佐々木五段が丸山九段を破り,広瀬竜王との決勝に進出。個人的には若手の飛躍に期待していますが,渡辺棋王への挑戦権を獲得するのは果たして。

今日は他にも第78期A級順位戦の糸谷八段-羽生九段が行われました。角換わりの最新形から糸谷八段が一方的に攻める展開となり,そのまま緩まず攻め切り快勝。午後9時前という,A級順位戦にしてはかなり早い終局となりました。このところ,羽生九段の将棋の出来不出来が激しいのがやや気掛かり。一時的なものだとは思いますが,早期の復活を期待しています。

2019年12月1日(日)

第5期叡王戦本戦二回戦の豊島名人-千田七段が行われました。矢倉となった本局は,懐かしの脇システムに。先月の将棋世界でも特集が組まれており,最近の流行なのかもしれません。もっとも,私は攻めが下手なので,この戦型は全くダメ。大会等でも先手を持って何局も指したことがありますが,いつも攻めが切れて負けてしまいます。本局は,豊島名人がらしく鋭い攻めを決めて快勝。なかなか真似するのは難しいですが,先手番で行き詰まっている部分もあるので,参考にしたいと思います。

このところ,日曜に出勤等で家を空けていることが多く,NHK杯の録画が溜まってきました。今日は永瀬叡王-郷田九段の好カードだったのですが,結局観戦する時間が取れず。無理をすれば観られなくはないのですが,月並みながら親バカで子どもはとても可愛いので,一緒にいる時間くらい遊んで過ごしたいと感じます。もっとも,これは昼間に仕事に出掛けているからであって,ずっと一緒にいたら大変そう。親と遊んでくれる時間もそう長くはないので,今の時間を大事にしたいと思います。

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