日々雑感

2020年1月の日記

2020年1月31日(金)

宮城谷昌光著『呉漢(下)』を読了。全体的に,歴史をサラッと解説したという印象で,最後まで呉漢という人物がよくわからなかったように感じます。宮城谷先生の作品でなければ十分に面白いのですが,期待値が高いだけに,物足りなさを覚えたのも事実。昔の作品は面白かったと思い込んでいるだけかもしれないので,『晏子』や『楽毅』など,好きだった作品をもう一度読み直してみたいと思います。

今月の詰パラ中級が,どうしても1問だけ解けません。これだけ考えて解けないのですから,おそらくどこかに穴があるのだと思いますが,全くわかりません。とりあえず解けた分だけの解答はメールで送ったので,ギリギリまで考えるつもり。0時を過ぎたら,ソフトに解答を押してもらってから休みたいと思います。

2020年1月30日(木)

新型コロナウイルスによる肺炎が広がっていますが,その影響でマスクが品薄に。近所のホームセンターなどでも,すべて売り切れのようです。花粉症の身としては,マスクが手に入らないのはとても困ります。一時的なものだとは思いますが,どこかで売っていたら手に入れておくのが無難かもしれません。はやく通常の状態に戻ることを期待しています。

昨日のA級順位戦は,羽生九段,久保九段,稲葉八段が勝利。久保九段は勝ったものの降級が決まり,羽生九段,稲葉八段は残留を決めました。挑戦者はすでに渡辺三冠に決まっていますが,降級争いは熾烈。佐藤(天)九段,糸谷八段,木村王位が陥落の危機にあり,それぞれ1/8,2/8,5/8の確率となっています。数字的には木村王位が苦しいですが,勝てば助かるというのがこの世界。熱戦を期待しています。

2020年1月29日(水)

A級順位戦8回戦一斉対局が行われています。午後10時前に渡辺三冠-糸谷八段が終局し,渡辺三冠が勝って8連勝。続いて午後10時半過ぎに広瀬八段-佐藤(天)九段が終局し,広瀬八段が勝って5勝目を挙げました。敗れた糸谷八段,佐藤(天)九段はともに3勝5敗となり,最終局に残留をかけて戦うこととなりました。残る羽生九段-木村王位,稲葉八段-佐藤(康)九段,久保九段-三浦九段は,午後10時45分現在,まだまだ難しそう。強いて言えば,久保九段は少し指しやすそうに見えます。これらの対局は0時越えが確実なので,可能な限り観戦してから休みたいと思います。

日本語は本当に難しいと感じる今日この頃。辞書を引きながら仕事をするようになって1ヵ月あまりが経ちましたが,毎日新しい発見があります。普段何気なく使っている言葉でも,改めて辞書で引いてみると知らないことばかり。アプリなども含め,5冊くらいが現在の主力ですが,今のところ『岩波国語辞典』と『三省堂国語辞典』の2冊がしっくりくることが多いです。いろいろ引き比べ,自分に一番合ったものを探していきたいと思います。

2020年1月28日(火)

詰パラがあと1問解けません。1週間以上考えているので,かなりの変化を読んだと思うのですが,どうしてもあと一歩届かない。限定合などもあるので,本命だと思うのですが,この順が罠だったとすると厳しいかもしれません。残すところ今月もあと3日。最後まで諦めずに取り組みたいと思います。

今日は寒い1日だったものの,千葉県では雪は積もらず,通勤ダイヤも乱れず助かりました。これで終わりかと思いきや,今晩は大雨で,明日は3月下旬並みの暖かさだそう。1月はあまり雨が降らないという認識でしたが,これまでの常識は通用しない時代に。新型肺炎の感染も世界的に広がっているようですし,体調管理には十分気をつけたいと思います。

2020年1月27日(月)

第5期叡王戦準決勝で,豊島竜王・名人が佐々木五段を破り,挑戦者決定三番勝負に進出しました。渡辺三冠との激突で,名人戦の前哨戦となります。今年度の対戦成績は,4勝3敗で豊島竜王・名人がリード。棋聖位こそ奪取されたものの,ほぼ互角と言えます。この三番勝負は激戦必至。熱戦が繰り広げられることを期待しています。

折田アマのプロ編入試験第3局が行われ,山本四段に勝利。これで成績を2勝1敗とし,プロ入りに王手を掛けました。次局は,棋王戦挑戦者となった本田五段という厳しい当たりだけに,今日の勝利は大きい。今後も厳しい戦いが続きますが,後悔の無い戦いを期待しています。

明日は都心でも雪が降りそうな予報。この時期はなかなか休むわけにもいかず,電車が動いていれば頑張って通勤するつもりです。こういう日本人的な頑張りはあまり好きではないのですが,お金をもらって働いている以上はやむを得ない面もあるかと。あまり交通機関が乱れないことを祈るばかりです。

2020年1月26日(日)

大相撲初場所で,徳勝龍関が貴景勝関を破り,涙の初優勝。勢いの差はあれど,厳しい取組になると予想していましたが,組み止めて力強い寄りで勝負をつけました。優勝インタビューもユーモアがあって面白く,相撲界で貴重なキャラクターという印象。来場所は注目されると思いますが,プレッシャーに負けず頑張って欲しいと思います。

第69期大阪王将杯王将戦第2局は広瀬八段が勝利。難解な戦いでしたが,常に積極的に攻めた広瀬八段の勢いが上回った印象です。昨今の角換わりは難解で急所がわからないため,観戦記を早く読みたいところ。おそらく,将棋世界3月号には間に合わないと思うので,しばし待ちたいと思います。

今日は第69回NHK杯テレビ将棋トーナメントの丸山九段-佐藤(康)九段も放映されました。佐藤九段のダイレクト向かい飛車に対し,丸山九段はオーソドックスに銀冠に構え,自陣角から作戦勝ちに。佐藤九段も銀損の猛攻を見せましたが,ギリギリで余した丸山九段の勝利となりました。トッププロらしい,丸山九段の見切りの良さが光った一局。こちらも観戦記を楽しみに待ちたいと思います。

2020年1月25日(土)

大相撲初場所で,徳勝龍関が正代関を破り,初優勝に大きく前進しました。正直なところ,徳勝龍関の印象は“とったりがうまい力士”という程度だったこともあり,今場所の活躍には驚いています。徳勝龍関の明日の取組は,結びの一番で貴景勝関と。厳しい相手ですが,今日のような上手さ発揮できれば勝機はありそうなので,注目したいと思います。

第69期大阪王将杯王将戦第2局が始まりました。角換わりとなった本局は,定跡形から渡辺王将が変化し,未知の局面に。この手の形は少しの差で形勢が入れ替わる難解な戦いのため,プロ専用の将棋という印象を受けます。封じ手は,九分九厘△6三銀。ほかに将棋の手として有効な手が無いように思うので,これは自信があります。局面は渡辺王将が予定した形に進めているように思いますが,形勢自体は難しそう。明日は広瀬八段の攻め,渡辺王将の受けという展開になりそうですが,熱戦を期待しています。

2020年1月24日(金)

宮城谷昌光著『呉漢(上)』を読了。仕事で往復3時間ほど電車に乗る予定があったため,その時間を使って一気に読みました。途中までは連載時に一度読んでいたこともあり,比較的スムーズには入れたように思います。昨今の宮城谷作品の中では,いまのところ面白い方に入ると思いますが,主人公は隙がない一方,周囲の人物の欠点をあえて強調する書きぶりがやや気になるところ。総合的な評価は,最後まで読み終えてから書きたいと思います。

A級順位戦の羽生九段-久保九段,木村王位-三浦九段が行われています。午後11時半現在,どちらも熱戦で,まだ勝負の行方は分かりません。古い人間だと言われそうですが,やはり,A級順位戦はこうでなくては。深夜のねじり合いこそが,順位戦の醍醐味ではないでしょうか。明日は幸いにして休養日なので,可能な限り観戦してから休みたいと思います。

2020年1月23日(木)

先崎学著『将棋指しの腹のうち』を読了。将棋めしを題材としたエッセー集でした。もっとも,グルメ本ではないので,お店の評価はほとんど書かれておらず,あくまでも将棋界の話題が中心。内容自体は悪くなかったと思いますが,文字が大きく行間も広かったため,あっという間に読み終えてしまいました。個人的は,もう少しボリュームがあると良かったと思います。将棋界の裏話的な内容もあるので,興味のある方はご一読あれ。

昨日のB級2組順位戦で,丸山九段が勝って8連勝となり,昇級を果たしました。49歳での昇級は素晴らしいと思いますが,元名人ですし,実力からすれば当然の結果なのかもしれません。一方,本日のB級1組順位戦で,17世名人の資格をもつ谷川九段が敗れ,B級2組への降級が決定。元名人の明暗がくっきり分かれる格好となりました。局後のインタビューで,よほどの心境の変化がない限り来期はB級2組で指すと答えたそうなので,復活を期待したいと思います。

2020年1月22日(水)

今日は久しぶりにたくさん本を買いました。まずは先崎学著『将棋指しの腹のうち』。内容はこれから読みますが,将棋めしに関する先崎九段のエッセー集のようです。続いて宮城谷昌光著『呉漢(上),(下)』。作家活動30周年記念と銘打った新~後漢にかけての中国歴史小説です。連載時に少しだけ読みましたが,登場人物をあまり知らないものの楽しめそう。先崎九段のエッセーを読み終えたら挑戦したいと思います。

他にも,『NHK将棋講座 2月号』や『三省堂国語辞典 第七版 広島カープ仕様』も購入。前者はご存知の通りNHK将棋講座のテキストで,後者は昨年発売された特別仕様。会社用の辞書がイマイチしっくりこないので,新しいものを手に入れてみました。仕事で使うなら普通仕様の方が良い気もしましたが,私の勤める会社はこういうシャレは通じる方。まずはいろいろ引いて,使い勝手を確かめたいと思います。

第5期叡王戦準決勝で,渡辺三冠が青嶋五段を破り,挑戦者決定三番勝負へ進出しました。逆の山は豊島竜王・名人-佐々木五段の顔合わせとなっており,こちらも実力者同士の対局。誰が勝ち上がっても,永瀬叡王との七番勝負は盛り上がりそうです。準決勝のもう1局は週明け27日(月)に行われるので,楽しみに待ちたいと思います。

2020年1月21日(火)

今日は仕事で1日撮影に立ち会い,足が棒に。やはり,慣れない仕事をすると,それだけで疲れるものですね。準備にかなりの時間を掛けたこともあり,予定時間内にスムーズに終えられたことは収穫でした。仕事だけでなく,何事も準備が大事。このところ,将棋の定跡研究がおろそかになっているので,少し頑張りたいと思います。

昨日,車を車検に出したのですが,見積もりがきました。そこまで悪い部分はなかったようで,消耗品の交換程度で済みそう。ボロボロの中古車でしたが,しばらくは乗れそうでホッとしました。このところ外出は散歩が中心ですが,もう少し子どもが大きくなれば,いろいろなところへ出掛ける機会もできそう。これから2年間,相棒としてよろしくお願いします。

2020年1月20日(月)

A級順位戦の佐藤(康)九段-広瀬八段が行われています。序盤は矢倉模様だったのですが,佐藤九段が持ち前の力強い指し回しを見せ,元が矢倉だったとは思えない格好になっています。午後11時現在,双方の玉が危険な状態になっているものの,形勢自体は難解そう。挑戦権争いにも大きな影響のある一局なので,可能な限り観戦してから休みたいと思います。

今月の詰パラが難しくて進みません。同じ問題を先週からずっと考えているのですが,全く詰む形が見えないのです。持ち駒が多いのはそもそも苦手なのですが,それにしてもこれほど構想が浮かばないことも珍しい。あと10日しかないので,粘り強く頑張りたいと思います。

2020年1月19日(日)

第69回NHK杯テレビ将棋トーナメントの広瀬八段-稲葉八段を観戦しました。角換わり腰掛け銀から広瀬八段が自陣を固めたところ,稲葉八段が動いて戦いが始まりました。稲葉玉はいかにも薄く,広瀬八段が指し易そうに見えましたが,終始手厚く指した稲葉八段が徐々に玉頭を手厚くして優勢に。寄せに入ってからは素早く広瀬玉を攻略し,勝利を収めました。角換わり腰掛け銀は定跡が進化しすぎて全く理解できないのが悩みどころ。将棋世界等で要点だけ解説した講座などを期待しています。

第13回朝日オープン本戦が行われ,藤井七段がベスト4に進出しました。2局とも手厚い受けが光り,ハッキリ悪くなった局面はなかったように感じました。来期はA級昇級の可能性がある菅井七段,斎藤七段に連勝とは,流石の一言。これで,朝日オープンでは,デビュー以来16連勝だそうです。3連覇なるか,注目したいと思います。

2020年1月18日(土)

今日は雪もちらつき,寒い1日でした。千葉はずっと雨が降っていたこともあり,今日は散歩にも出掛けずのんびり過ごしました。こういう日はなかなか子どもが昼寝をできなかったりするのですが,幸いにしてちゃんと寝てくれて一安心。明日は晴れそうなので,いつも通り散歩にも出掛けたいと思います。

このところ,日記を書くにも辞書を引くようになりました。すると,今まで間違った日本語をたくさん使っていたことに気づき,恥ずかしい限りです。何事も知ったかぶりはいけませんね。辞書自体もかなり手に馴染んできたので,買い替えが必要になるくらい使い込みたいと思います。

2020年1月17日(金)

将棋世界2月号の3~9手詰20問を解きました。不覚にも1つ間違えてしまい,猛反省です。しかも,読んでいた順は,ほぼバカ詰(双方が協力して玉を詰ます詰将棋)状態の手順で,勝手読みも甚だしい。こういうことをしていると,実戦では簡単に負けてしまいます。詰パラも行き詰まっていますし,来週は気持ちを入れ替えて頑張りたいと思います。

A級順位戦の佐藤(天)九段-糸谷八段が行われ,佐藤九段が勝利。両者とも3勝4敗となりました。佐藤九段にとっては負けると降級がちらつく状態だっただけに,この勝利は大きい。もちろんまだまだ油断はできませんが,今期は上位と下位がはっきり分かれる展開だけに,順位がモノを言いそうです。そういえば,順位戦予想クイズを出し忘れていることに気づいたので,週末の間に書いておきたいと思います。

2020年1月16日(木)

このところ,リュックで通勤しています。網棚を使えないと少し邪魔ではありますが,荷物を担いだときの負担がまるで違い,とても歩くのが楽です。片側に荷重がかかり過ぎないことも,体のために良い気がします。私が就職した頃はスーツにリュックはNGでしたが,時代は変わりましたね。しばらくはこのスタイルで通勤したいと思います。

今月の将棋世界をようやく読み始めました。今日は,自戦記などを中心に,軽く一通り目を通す感じの読み方。明日以降,興味のある記事をじっくり深く読むつもりです。このところ,将棋世界の詰将棋に挑戦できていないのですが,今月は手数が1桁のものくらいは詰ますつもり。詰パラと並行して頑張りたいと思います。

2020年1月15日(水)

詰パラを解き始めました。今月は,上級の小学校(7手詰以内)は平易だったのですが,中級(19手以内)が難題。初手が見えない問題が2つもあり,簡単に詰みそうにありません。アマレンの懸賞詰将棋と次の一手は〆切直前に解きましたが,最近は将棋に割く時間の確保が課題。子ども最優先ではありますが,継続は力なりなので,なんとか時間を見つけたいと思います。

このところ,夜にすることが多く,やや寝不足気味。仕事中は何とかやれていますが,子どもを寝かしにいくと,つい一緒に寝てしまいます。悪いことではないのですが,あまり早く寝すぎると,朝早く目が覚めすぎてしまうのが困りどころ。30代前半までは何時間でも寝られましたが,最近は連続7~8時間が限度です。これが歳を取るということなのでしょうか。我が子は元気になる一方なので,負けないよう疲れを取る工夫をしたいと思います。

2020年1月14日(火)

北方謙三著『三国志 二の巻』を読了。第1巻を読み終えてからずいぶん時間が経ってしまいましたが,主要な登場人物とあらすじがわかっているので,何とか読み進めることができました。北方作品らしく,何となくハードボイルドな空気がただよい,戦がうまい武将の方が生き生きと描かれている印象。孫策が飛躍し,いよいよ英雄も勢揃いとなったので,次巻以降も楽しく読みたいと思います。

C級1組順位戦が行われています。注目の藤井七段の対局は明後日ですが,1敗で追いかける棋士の対局などもあり,熱戦が繰り広げられています。このクラスは実力のある若手・中堅棋士が多くて非常にレベルが高く,観戦するのが楽しいクラスです。週明けから夜なべは厳しいので,可能な限り観戦して休みたいと思います。

2020年1月13日(祝)

第69期大阪王将杯王将戦七番勝負第1局2日目が行われ,渡辺王将が広瀬八段を破り,防衛へ向けて幸先の良いスタートを切りました。1日目は渡辺王将が苦しそうな格好でしたが,2日目に入り広瀬八段の攻めを強靭に受け止めると,素早く反撃して勝利を収めました。とくに,終盤の▲5九銀の受けが印象に残りました。

今週の3連休もあっという間でした。子どもと接していると,時間が経つのがとても早いです。家事や散歩をし,昼寝に入るとすぐに夕方になり,お風呂に入って夕食を食べると就寝というスケジュール。自由時間は昼寝と就寝後ですが,一緒に寝てしまって全く取れない日もあります。それでも幸せを感じるのは不思議なところ。これを糧に明日からの仕事も頑張りたいと思います。

2020年1月12日(日)

第69回NHK杯テレビ将棋トーナメントの木村王位-渡辺三冠を観戦しました。戦型は相掛かりとなり,木村王位が先攻。渡辺三冠は右玉に構えて受けに回りましたが,自分から攻める手がなく,不本意な序盤戦となりました。中盤以降も木村王位が着実に攻め,そのまま勝利。今期好調の渡辺三冠を圧倒し,タイトルホルダーとしての実力を見せつけました。非常に強い内容だったので,ベスト8以降も活躍を期待しています。

第69期大阪王将杯王将戦七番勝負が開幕しました。第1局は,渡辺王将の先手となり矢倉戦に。控室の見解も同様のようですが,個人的には後手玉の方が安定しており,後手不満なしの序盤戦とみます。もちろん,渡辺王将もある程度準備をしているハズですし,勝負はここから。明日は力強いねじり合いを期待しています。

2020年1月11日(土)

毎週恒例ですが,子どもと近所の江戸川河川敷へ散歩に行きました。どこか遠くへ連れて行ってあげることも大事なのかもしれませんが,今は体を動かすことを重視しています。子どもは風の子と言いますが,本当に寒くても平気でビックリ。私も昔はこうだったのでしょうか。明日は少し冷え込む予報になっていますが,少しでも暖かくなることを願っています。

第5期叡王戦本戦トーナメントの菅井七段-佐々木五段が行われ,佐々木五段が快勝。菅井七段の鋭い捌きを手厚い指し回しで完全に受け止めました。佐々木五段は,棋王戦挑戦者決定戦では敗れたものの,渡辺三冠を破って王位戦リーグ入りを決めるなど,充実著しい。今年が飛躍の一年となるか,引き続き注目したいと思います。

2020年1月10日(金)

サンキュータツオ著『学校では教えてくれない! 国語辞典の遊び方』を読了。最近,国語辞典を買っているのは,この本や以前読んだ飯間浩明著『三省堂国語辞典のひみつ』に触発されたというのもあります。私自身,将棋オタクだけに,何かにのめり込む気持ちは理解できるほう。国語辞典の収集は,勉強にもなりますし,非常に良い趣味だと感じます。将棋以外に特別の趣味がなく生きてきましたが,これなら私も頑張れそう。少しハマってみたいと思います。

先立つものの関係もあり,辞書集めは一段落していますが,次に欲しいと思うのは表現に関する記述が充実しているもの。毎日使っていて,読むだけでなく書くために辞書を使うには,用例が豊富であることが重要だと気づかされました。紙の辞書も厳しくなっていると聞きますが,少しでも多くの出版社が改訂を続けてくれることを期待しています。

2020年1月9日(木)

井波律子著『中国の隠者』を読了。古代から近代までの隠者について16話書かれていましたが,当人だけでなく歴史的な背景についても細かく書かれており,非常に読みやすかったです。通り一遍の中国史の知識があれば,かなり楽しめる内容。絶版本のため,書店では手に入らないので,興味のある方は古書店等でお探しください。

自宅用に『新選国語辞典 第九版』を購入。会社で辞書を引きながら仕事をしたところ,思った以上に発見があったので,家でも何か使おうと思ったのです。同じものを買っても面白くないので,アクセント表記のある本書を選択。子どもに正しい日本語の発音を教えるためにも使えると思ったのです。さっそく読んでみたところ,収録語数の割にページ数が少ないため,語釈はやや物足りない部分もありますが,いろいろ読み込んで研究したいと思います。

2020年1月8日(水)

今日は暖かくなるという予報だったのですが,予想より天候が悪く寒い1日でした。防寒対策はしっかりしていたので問題はありませんでしたが,これだけ大きく外れることは珍しいのではないでしょうか。これだけ科学技術が進歩しても,自然現象の予測は難しい。自然が複雑にできていることを改めて感じました。

今朝は朝から電車が遅延し大混雑。遅刻こそしなかったものの,朝から疲労困憊になってしまいました。とくに,関東のJR線は遅延すると運転間隔調整でさらに遅れるため,混雑に拍車が。やむを得ない措置とはいえ,どうにかならないものでしょうか。明日は,いつも通り通勤できることを願っています。

2020年1月7日(火)

将棋クエスト10分切れ負けの連勝が17でストップ。負けた将棋も投了直前まで勝っていたようですが,3手詰をうっかりして頓死。急戦矢倉からねじり合いとなり,内容自体はとても良かったのですが,有利に進める中で勝ちが読み切れず,時間切迫で間違えてしまいました。負けたのは残念ですが,将棋の内容が良いことは収穫。連勝も止まったので,しばらくは読書中心の通勤時間を送ろうと思います。

『岩波国語辞典 第八版』を購入。どの国語辞典を入手するかずっと検討していましたが,仕事で使うのがメインなので,まずは手堅いものを選んでみました。久しぶりに辞書を引きながら仕事をしたのですが,ちゃんを意味を理解せずに使っている言葉が多いことを痛感。初心に返って頑張りたいと思います。

2020年1月6日(月)

通勤時に,本年の指し初めを行いました。行きと帰りに1局ずつ指して2連勝と幸先の良いスタート。久しぶりに対局したこともあってか,1手1手しっかり読んで指せたと思います。将棋は,簡単に負けるのに,勝つのは大変。明日以降も1局1局を大事に指していきたいと思います。

第69回NHK杯テレビ将棋トーナメントの永瀬二冠-千田七段を観戦しました。相掛かりから力戦調の戦いとなり,永瀬二冠が軽快に先攻。本局のような軽い仕掛けはアマチュアには難しく,とても勉強になります。序盤は千田七段がやれそうにも見えましたが,中盤以降は永瀬二冠が突き放して快勝。全体的に千田七段にやや大人しい手が多く,そのあたりで差がついたように感じました。詳しくは観戦記を待ちたいと思います。

2020年1月5日(日)

初詣に行きました。遅くなりましたが,妻と子どもと3人で行けたので良かったです。冬休みの最後になってしまいましたが,残っていた仕事を終えられた気がしてホッとしています。この冬休みは天気の良い日も多く,子どもとたくさん散歩などに出掛けられたのは収穫。。

いよいよ明日から仕事も始まります。私の勤務する会社は,昭和の薫りがする文化が多数残っており,初日に新年祝賀会があります。6日始まりだと夕方からの開催ですが,5日始まりの場合は,10時出社で祝賀会をして終わりという,信じられない勤務形態です。個人的には残って欲しい文化だと思うので,会社に少しくらいは貢献できるよう,頑張りたいと思います。

2020年1月4日(土)

今年の将棋界が始まりました。A級順位戦では,稲葉八段-渡辺三冠が行われ,渡辺三冠が快勝。これで,プレーオフ進出を決めるとともに,名人挑戦権獲得まであと1勝としました。7回戦で広瀬八段と三浦九段が敗れると,その時点で挑戦権獲得となります。挑戦権獲得の行方はほぼ定まりましたが,降級争いは熾烈。本日敗れた稲葉八段も苦しい状況ですが,粘り強い指し回しは魅力的なので,踏ん張りを期待しています。

冬休みもあと2日となりました。あっという間で,思っていたほど何も進めることができませんでした。唯一の収穫は,子どもととても仲良くなれたこと。ずっと一緒にいたので,かなり懐いてくれるようになりました。長かった冬休みもあと1日なので,悔いの無いように過ごしたいと思います。

2020年1月3日(金)

箱根駅伝の復路が行われ,青山学院大学が総合優勝。総合タイムも新記録を達成し,高速駅伝を強く印象づけました。復路は昨年優勝の東海大学が意地を見せ,復路新記録を達成して2位。青山学院大学の完全優勝を阻止しました。東京国際大,創価大が初のシード権を獲得するなど,新興チームの活躍も目立った大会でした。厚底シューズが席巻し,今日も区間新記録が3区間で誕生。本日の新聞記事では,1足が3万円あまりするうえ,性能の劣化も早く,経済力による差が懸念されると書かれていました。いよいよ,走るのにもお金がかかる時代になったのでしょうか。とにもかくにも,選手の皆さんはお疲れさまでした。来年も熱い走りを期待しています。

子どもの昼寝が徐々に遅くなっているので,今日は早めに散歩に出掛け,いつも以上に歩かせてみました。結果的に効果はなかったものの,歩き回っても疲れたようすを見せず,思った以上に体力がついていることを実感しています。逆に言うと,私がもっと体力をつけないと,子どもについていけなくなるのは時間の問題。頑張りたいと思います。

2020年1月2日(木)

1月2日といえば,箱根駅伝の往路。子ども番組の合間を見ながら観戦しました。結果的には青山学院大学が盤石の強さで往路優勝を果たしましたが,今年の駅伝は高速化が著しい。2区の区間記録を日本人選手が更新し,ハーフマラソンを超える距離の3区で1時間を切る記録が出るとは思いませんでした。1区区間賞の選手のテレビインタビューのコメントにもありましたが,シューズの進化が著しく,競技力向上だけでこの記録が生まれているわけではないのかもしれません。いずれにせよ,この潮流は今後も続くと思うので,動向を注視したいと思います。

新年明けて2日目ということで,少しだけ食材の買い出しに行きました。あと数日は過ごせるだけの食料はあるのですが,小さい子どももいるので,万全を期して多めに備えておこうと思ったのです。思った以上に駅前のスーパーも混んでおり,ベビーカーもちらほら。同じように考えている人も多いのかもしれません。希望のものは手に入ったので,残る冬休みもしっかり生活したいと思います。

2020年1月1日(祝)

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

『1年の計は元旦にあり』といいますが,ここ数年,あまり目標を立てられていません。現実的なところ,子どもが無事に成長してくれればそれでよく,自分自身のことをあまり考える余裕がないというのが正直なところです。今年も無事に1年を送ることができることを心より願っています。

そういう点では,この日記もいつまで続けるか,課題になっています。以前は,近しい方々への近況報告的な部分が多かったのですが,最近はそういう話題も少なく,書くことに価値を見出せなくなりつつあります。この時間を,子どものために使ってあげた方がよいのではないかと。ということで,突然やめるかもしれませんが,悪しからずご了承ください。

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