日々雑感

2020年3月の日記

2020年3月31日(火)

第91期ヒューリック杯棋聖戦本戦トーナメント準々決勝の藤井七段-菅井八段が行われ,千日手指し直しの末,藤井七段が勝利。指し直し局も千日手が濃厚に見えましたが,藤井七段が打開に成功。飛車を見切って玉頭から食らいつく思い切りの良い攻めで菅井八段の穴熊を攻略し,快勝となりました。時間切迫の中でもこれだけ正確に指せるのはさすが。次局は郷田九段-佐藤(天)九段の勝者との対局となりますが,果たして。

3月も今日で終わり。1年の1/4が経過したことになります。今年は仕事も慌ただしく,新型コロナウイルスの流行などもあり,普段とは違う3ヶ月だったように思います。これからもしばらくはいつもの日常とは違う生活となりそうですが,体調管理には気をつけて頑張りたいと思います。

2020年3月30日(月)

新型コロナウイルスの流行は留まるところを知らず,今日は志村けんさんの訃報もありました。このウイルスは潜伏期間が長く,無症状や軽症にとどまる人も多く,保菌していることを気づかずに広めてしまうという怖さがあります。とにかく体調を崩さないことが大事だと思うので,睡眠と食事をしっかりとって生活したいと思います。

今日は注目の対局が2局ありました。まず,第33期竜王戦1組準決勝の久保九段-佐藤(和)七段は,佐藤七段が勝って本戦進出。羽生九段-稲葉八段の勝者と1組優勝を懸けて戦うことになりました。佐藤七段は捌きを得意とする振り飛車党でしたが,居飛車の将棋にも芸域を広げてから,非常に力を伸ばしているように感じます。もう1局の同じく第33期竜王戦5組昇級者決定戦決定戦の窪田七段-川上七段は,窪田七段の勝利。残念ながら,川上七段の今期中のフリークラス脱出はかなわず。このところ,あと一歩のところで涙を飲む棋士が多く,脱出へのハードルの高さを改めて感じました。

2020年3月29日(日)

今月の詰パラの解答を作り終えました。1問だけどうしても解けなかったので先送りにしたのですが,解答に封をしてすぐに解けて何となく残念な印象です。中級以上はメール解答が認められているので問題はないのですが,何となく紙に印刷して送る方が好き。来月は通勤時間も減りそうなので,頑張って早めに解きたいと思います。

天気予報よりやや遅く,午前10時ごろから雪が降りましたが,ほぼ積もることもなく雨になりホッとしています。この分だとアイスバーンになる心配もなく,雪かきはしなくて良さそうです。明日は出社日となっているので,いつも通り早く寝て備えたいと思います。

2020年3月28日(土)

今日はイマイチの天気が続く1日でした。散歩は不要不急の外出にはあたらないそうなので,子どもを連れていきたいと思っていたのですが,この天気ではそれもかなわず。明日は雪が降る予報になっているので,今週末は残念ながら散歩は難しそうです。代わりにプラレールを組み立てて走らせてみたところ,動くものは好きなのか大満足。今週末はこの遊びで何とか乗り切りたいと思います。

千葉県の施設でも新型コロナウイルスの集団感染が発生したようで,県内にもウイルスが蔓延していることが改めて明らかになりました。アメリカでも一気に感染者が増えたように,日本もそうなる日が近いかもしれません。私ができることといえば,可能な限り外出は控え,家でじっとしていることくらい。生活もあり,仕事をしないわけにもいかないので,それ以外は大人しく暮らしたいと思います。

2020年3月27日(金)

いよいよ,私の会社でも在宅勤務が始まることになりました。新型コロナウイルスが広がりを見せる中,社会情勢に合わせた対応といえます。私自身は仕事も一段落しているので,溜まっている有給休暇を有効に使う予定。在宅とはいえ,勤務している状態では子どもと遊ぶわけにもいかず,休みにした方が精神的にも良いと感じます。当面は異常事態が続きそうですが,早く収まることを祈るばかりです。

今週末は外出自粛要請もあり家でのんびり過ごす予定ですが,天気が悪くなるという予報で少し心配しています。とくに,季節外れの雪となると,いろいろ大変そうです。雪かきの道具くらいはありますが,筋肉痛は確実なので,できることなら避けたいところ。備えあれば患いなしともいいますので,明日以降,着実に準備を進めたいと思います。

2020年3月26日(木)

第69期大阪王将杯王将戦七番勝負第7局2日目が行われ,渡辺王将が広瀬八段を破り,4勝3敗で王将位を防衛しました。非常に難解な将棋でしたが,2日目に入ってからの渡辺王将の手厚い攻めが見えにくい順で,第一人者の実力をまざまざと見せつけたように思います。今年度のタイトル戦の掉尾を飾るのにふさわしい素晴らしい将棋でした。敗れた広瀬八段の捲土重来にも期待したいと思います。

今月の詰パラがあと1問解けないままなのですが,将棋クエストを再開しました。というのも,このアプリは長期間対局をしないとレーティングが下がっていく仕様になっているようで,気がつくと2分切れ負けと5分切れ負けの点数が下がっていたのです。せっかく上げたものが下がるのは悔しいので,とりあえず元通りになるまで頑張るつもり。短時間の将棋は内容が薄く,これに時間を割くのは本意ではないのですが,これからは定期的にこなすようにしたいと思います。

2020年3月25日(水)

第69期大阪王将杯王将戦七番勝負第7局1日目が行われました。改めて振り駒の結果,渡辺王将の先手に。矢倉から渡辺王将が激しく仕掛けて戦いになりました。トッププロが選んだ変化ですからほぼ互角なのだと思いますが,個人的には先手の攻めが無理そうな印象。渡辺王将がここからどのように攻めをつなげていくのか,注目したいと思います。

華やかなタイトル戦の裏側で,棋士人生の懸かった大きな勝負がありました。王将戦一次予選の川上七段-中座七段で,川上七段が勝てば順位戦復帰となる一局でした。川上七段は順位戦での星が集まらずフリークラスに陥落していましたが,40代後半に差し掛かった現在でも通算勝率が5割を超える強い棋士。今期も順調に勝ち星を集め,先日のNHK杯予選で3連勝したことで,復帰に王手が掛かっていました。本日の対局では敗れてしまったものの,30日の窪田七段との対局に勝てば,順位戦復帰だそう。熊坂五段,中尾五段など,復帰まであと一歩で涙をのんだ棋士も多いので,頑張りを期待しています。

2020年3月24日(火)

>第61期王位戦挑戦者決定リーグ白組の藤井七段-稲葉八段が行われ,藤井七段が勝って3連勝。かなり苦しい局面もあったと思いますが,最終盤の追い込みで逆転勝利となりました。時間でも追い込まれる中,A級棋士相手にこの逆転勝利は凄いとしか言いようがありません。次局は,同じくここまで無敗の菅井八段との一局。この将棋に勝てば挑戦者決定戦進出に大きく近づきますが,果たして。

いよいよ,東京五輪が延期されることになりました。本日のニュースによると,安倍首相がIOCのバッハ会長に延期を提案し,IOCの理事会でも承認された模様。各国の選手団体からも,現状では選手の準備が整わないという声が多数出ており,現実的な判断としてはやむを得ないのではないかと感じます。まずは新型コロナウイルスをしっかり押さえこむのが肝心。環境を整えてから,五輪へ向けて進んで欲しいと思います。

2020年3月23日(月)

時差出勤も4週目に入り,かなり体も慣れてきました。電車も空いていますし,徐々に早く帰れるようになってきているので,効果もあると感じます。夜は子どもと一緒に寝てしまっているので,日記などの雑務をこなす時間の確保が課題ですが,早起きすれば何とかなる内容。制度がいつまで続くかわかりませんが,当面はこの生活で頑張りたいと思います。

今月の詰パラがまったく進みません。時間を見つけて考えてはいるのですが,筋がまったく浮かばない問題が何問かあり,かなり手こずりそうな印象です。残すところあと1週間あまり。解けない問題はとりあえず置いておき,残る問題の攻略を進めたいと思います。

2020年3月22日(日)

第69回NHK杯テレビ将棋トーナメント決勝の深浦九段-稲葉八段を観戦しました。矢倉の急戦模様という,昭和っぽい戦型になり,個人的には大満足。内容自体は深浦九段が一方的に攻めて快勝となりましたが,感想戦で示された稲葉八段の受けの勝負手が放たれていれば,むしろ後手持ちだったのかもしれません。深浦九段は初優勝。実績を考えると意外な気もしますが,それだけ優勝というのは大変なのだと思います。来週は女流棋士出場者決定戦が放映予定。里見女流四冠と西山女流三冠という実力者同士の対局なので,熱戦を期待しています。

今日はネット通販三昧でした。もっとも,眺めている時間が長くほとんど買っていないのですが,このご時世だとお店に行くより家でポチっとする方がよいのではないかと思います。本日の収穫は,会社用のリュックと子ども用品。どちらも現物を見ていないので,届いてからのお楽しみです。使いやすいものであることを期待しています。

2020年3月21日(土)

今日も子どもと散歩に出掛けました。新型コロナウイルスのことを考えると,家でじっとしている方がよいのかもしれませんが,暖かい日くらいは外を走り回らせてあげたいと思う気持ちを優先させています。もちろん,人混みは避けますし,帰宅後の手洗いうがいなどはきちんとしていますが,あまり過剰に反応してもという思いがあるのも事実。幸いにして今週末は暖かい日が続くようなので,明日も時間が許せば近所を歩きたいと思います。

会社用のリュックを買おうと思ったのですが,ピンとくるものが見当たらず見送り。よさそうなものはたくさんあったのですが,これが欲しいと感じるものを買わないと後悔するので,今日は見送ることにしました。私が就職した頃はスーツにリュックはNGでしたが,最近ではかなり市民権を得てきた印象。荷物が重いときに楽なのは事実なので,長く使えそうなものを手に入れたいと思います。

2020年3月20日(祝)

第61期王位戦挑戦者決定リーグ白組の上村五段-藤井七段を観戦しました。先日買い替えたテレビはAbemaTVも映るので,テレビで観戦。パソコンとは違い,大画面で見られますし,目にも優しい気がします。肝心の対局は,終盤まで難解な形勢が続きましたが,最後は藤井七段が抜け出して勝利。最後の勝ち方は,流石の終盤力だったと思います。最年少タイトル獲得へ向け負けられない戦いが続きますが,奮闘を期待しています。

久しぶりに子どもと散歩に出掛けました。日々体力が向上しており,今日は1時間ほど歩き回ったものの,疲れた様子も見せず元気でした。このご時世では人混みへ出向くのは憚られるので,家の近所を歩き回るくらいしかできませんが,それでも貴重な時間。今週末は3連休なので,子どもとの時間を楽しみたいと思います。

2020年3月19日(木)

新型コロナウイルスの流行が続いていますが,私の住む市川市でも毎日のように感染者が報告されています。おそらく,気づかずに感染している人も相当いるのでしょうね。東京五輪の延期も現実味を帯びつつありますし,景気の低迷も深刻。早く流行が収まることを心から願っています。

今週は4日しか勤務日がありませんでしたが,かなり長い一週間でした。時差出勤を始めたものの,帰宅時間は以前より遅くなっており,なかなか理想的にはいかないものですね。もっとも,仕事自体はピークを過ぎつつあり,来週には早く帰れる日々になりそう。明るいうちに帰れるのはとても幸せな気分なので,早くそういう日を迎えられるよう頑張りたいと思います。

2020年3月18日(水)

将棋クエストで久しぶりの連敗。負けた将棋はどちらも内容が悪く,ソフトで調べても,仕掛け以降はチャンスの無い将棋でした。将棋は終盤が一番大事とはいえ,序中盤でダメにしてしまうとやりようがなくなってしまうのも確か。もう少し慎重に進めたいと思います。

『ブレン3C』はかなり使い勝手がよいです。もっとも,標準の芯で使っているわけではないのですが,重心の位置などもバランスがよく,長時間筆記しても疲れにくいように思います。今年度の仕事はピークを過ぎつつありますが,これから数年は忙しい日々が続く予定。疲れを溜めないためにも,よりよい筆記具の探求に努めたいと思います。

2020年3月17日(火)

第45期棋王戦五番勝負第4局が行われ,渡辺棋王が本田五段を破り,3勝1敗で棋王位防衛を果たしました。本田五段が一矢を報いたのは立派だったと思いますが,全体的に渡辺棋王が押していたシリーズだったと思います。終盤まで熱戦となる将棋が少なかったのは残念ですが,昨今のように研究が進むとやむを得ない面もあるかと。本田五段には,これを糧に更なる飛躍を期待したいと思います。

ゼブラから発売された新商品『ブレン3C』を購入しました。ペン先がブレない等,いろいろな宣伝文句が書いてありますが,最も素晴らしいのは多色油性ボールペン用の『SK-0.7芯』が使えること。この芯はどこでも手に入る上,従来型の油性ボールペンの中では書き味も良く,仕事用としてかなり優れているのです。帰宅し,芯を交換して試してみたのですが,かなり使えそうな印象。明日からは,この相棒とともに頑張りたいと思います。

2020年3月16日(月)

今月の詰パラを始めました。ぱっと見は解きやすそうな問題が多かったのですが,いざ取り組んでみるとなかなか手強く,前途多難な印象です。まずは,解きやすそうな問題から順に一歩ずつ進んでいければ。時間はまだあるので,腰を据えて取り組みたいと思います。

時差出勤も3週目に入りましたが,相変わらず電車も混んでいますし,日本人は本当に真面目ですね。私は,テレワークのシステムがないためやむを得ず出勤していますが,給料をもらえるなら家で働きたいというのが本音。もっとも,子どもと同じ空間では仕事にならないので,仕事部屋をもらうことが前提ではあります。いずれにせよ,早く流行がおさまることを祈るばかりです。

2020年3月15日(日)

久しぶりに子どもと散歩に出掛けました。このところ,帰宅が遅いこともあり,ついバスに乗ってしまう日々。久しぶりにしっかり歩いたため,結構疲れました。一方,我が子は元気そのもの。1歳児に体力で勝てないようでは,前途多難ですね。体力向上に努めたいと思います。

第69回NHK杯テレビ将棋トーナメント準決勝の行方九段-深浦九段を観戦しました。矢倉模様から行方九段が棒銀で先攻し,深浦九段が反撃する展開に。中盤では行方九段の攻めがうまくいったように見えたのですが,深浦九段の反撃が鋭く,そのまま圧倒となりました。おそらく,私の記憶では,深浦九段の決勝進出は初めてのハズ。稲葉八段との決勝戦はどちらが勝っても初優勝となりますが,熱戦を期待しています。

2020年3月14日(土)

第69期大阪王将杯王将戦第6局2日目が行われ,渡辺王将が広瀬八段を破り,対戦成績を3勝3敗としました。昨日は苦しいと見た後手玉でしたが,結局5三の地点に鎮座したまま,最後まで動かず。あの形で果敢に攻め合うことができるのは,棋界広しといえども,渡辺王将くらいではないでしょうか。広瀬八段にとってはチャンスの多い将棋だっただけに残念ですが,これくらいでくじける棋士ではないのも確か。最終局も相居飛車のねじり合いを期待しています。

今日はとても寒い1日で,昼過ぎからは雪もちらつきました。ついこの前までとても暖かかったのがウソのようです。防寒対策はしっかりしましたが,この急激な変化は体へのダメージも大きい。花粉も飛び,新型コロナウイルスも広まっているので,体調管理には十分気をつけたいと思います。

2020年3月13日(金)

第69期大阪王将杯王将戦第6局1日目が行われました。角換わりとなった本局は,渡辺王将が右玉に。その後,果敢に打って出ましたが,広瀬八段に厳しく反撃され,あっという間に王将が素っ裸になってしまいました。しかし,渡辺王将はひるまず,そのまま反撃に出たところで封じ手に。実戦的には広瀬八段が相当勝ちやすいように見えますが,果たして。

このところ,対振り飛車の4五歩早仕掛けにハマっています。中高生の頃に得意としていましたが,居飛車も思い切り攻められるものの,振り飛車にも存分にさばかれるのに嫌気が差し,大学生くらいから遠ざかっていました。しかし,ソフトに掛けてみると,4六左銀急戦などが概ね不利なのに対し,早仕掛けはほぼ成立しているという結果に。いざやってみると,以前よりも棋力が向上したこともあり,それなりに戦えることがわかってきました。もっとも,定跡通りでは面白くないので,アレンジを検討中。良い手順をご存知でしたら,是非内緒で教えてください。

2020年3月12日(木)

B級1組順位戦が行われています。本日の対局をもって,今期の順位戦も一区切りとなります。すでに昇級は菅井八段と斎藤八段に決まっており,降級は谷川九段が決定。残る降級1名を山崎八段と畠山七段が争う格好でした。B級1組以上はストップウォッチ方式で1分未満が切り捨てのため,今日も深夜の決着かと思っていましたが,早い時間帯に畠山七段が投了し,2度目の降級が決定。山崎八段との直接対決で,簡単な詰みを逃したのが響く格好となりました。まだ対局は残っていますが,明日も早いので,今日はある程度で切り上げて休みたいと思います。

将棋クエストでトライ勝利を体験しました。局面は必敗で,ズルとしか言いようのない勝ち方でしたが,最後まであきらめない気持ちを出せたことは収穫だったと思います。これで8連勝とし,先月末に大きく下げたレーティングもかなり回復。明日以降も粘り強く戦いたいと思います。

2020年3月11日(水)

東日本大震災から9年が経ちました。あっという間だったように思います。あの日は会社から家まで歩いて帰りましたが,あれほど歩いたことは経験がありません。被災地では,現在でも復興には程遠い状態の地域も多い中,新型コロナウイルスの流行もあり,日本の先行きも見通せない状況。暗い話題が多い昨今ですが,少しでも明るい話題が増えて欲しいと思います。

B級2組順位戦が行われています。昇級争いは横山七段と近藤(誠)六段に絞られており,今日はそれぞれ北浜八段,中田八段というB級1組の経験があるベテランとの対局。2局とも,午後10時現在では熱戦が続いています。B級1組まで上がるとNHK杯の予選が免除になるなど,一流棋士として格付けされることになり,大きな差があります。とくに,自力の横山七段にとっては,非常に大きな勝負。今日はある程度起きていられそうなので,可能な限り観戦してから休みたいと思います。

2020年3月10日(火)

今日は季節外れの温かい一日でした。通勤時間帯はそれなりに3月らしい気温のため,気温差が大きいのが厳しいところ。体調が外気温に左右されるタイプではないのですが,これだけ気温差が大きいと,体が対応できていないと感じます。天気予報では,明日も暖かくなるそう。徐々に花粉を感じるようにもなっているので,体調管理には十分気をつけたいと思います。

新型コロナウイルスの影響もあり,時差出勤が延長されることになりました。3月末はそれほど多忙ではない予定なのですが,早く帰れるに越したことはないので,引き続き8時に出社するつもりです。定時に帰宅できれば,子どものお風呂にも間に合いそうですし,家で過ごす時間も長くなり言うことなし。個人的には,このまま時差出勤が認められるようになればと願っています。

2020年3月9日(月)

第50期棋王戦予選で,藤井七段が出口四段に敗戦。デビューから3年連続の勝率8割超えに黄信号が灯りました。そもそも,勝率8割という数字自体が滅多に出ない素晴らしい成績なのですが,藤井七段の場合は普通に感じるのが素晴らしいところ。最年少タイトル獲得には負けられない戦いが続きますが,奮闘を期待しています。

時差通勤も2週目に入り,体もかなり慣れてきました。子どもと一緒に布団に入り,起床は4~5時くらいという生活ですが,それほど苦もなく生活することができています。むしろ,私が早く起きることにより,子どもも徐々に早起きに。生活習慣としては悪くないのではないでしょうか。今週も引き続き頑張りたいと思います。

2020年3月8日(日)

名古屋ウィメンズマラソンが行われ,一山選手が日本歴代4位の好記録で優勝。ペースメーカーが外れてから一気にペースアップし,そのまま逃げ切るという,非常に強い勝ち方でした。今回のマラソン代表選考は基準が明確になり,視聴者にも非常にわかりやすく,観戦を楽しめました。好記録も出ましたし,全体的に良かったのではないでしょうか。これで男女6名のマラソン代表が決定したので,本番へ向けしっかり調整して欲しいと思います。

第69回NHK杯テレビ将棋トーナメント準決勝の稲葉八段-斎藤八段を観戦しました。相掛かりから斎藤八段が桂損覚悟で横歩を取り,力戦調の戦いとなりました。局面自体は駒得の稲葉八段が指せそうでしたが,斎藤八段の粘りの前に形勢は混沌。終盤では逆転していてもおかしくない形でした。最終的には稲葉八段が逃げ切り,初の決勝戦進出。行方九段-深浦九段の勝者と優勝を争うことになりました。来週も,顔合わせを考えると,相居飛車のねじり合いが確実。2週連続の熱戦を期待しています。

2020年3月7日(土)

テレビが届きました。映像もきれいですが,音質が相当良くなり,音楽中心の子ども番組の質がかなり良くなりそうです。ついでに衛星放送のアンテナもつけたので,これで契約さえすればプロ野球も観戦し放題。もっとも,昨今の生活を勘案すると,野球を観ている余裕などなさそうなので,契約するかどうかは微妙なところです。AbemaTVも大型画面で観られるようになり,有料会員になるならこちらかもしれないと思う今日この頃。熟慮したいと思います。

奨励会三段リーグ最終日が行われ,女性初の棋士を目指す西山三段は2連勝したものの次点に。14勝4敗で昇段できなかったのは,運がなかったとしか言いようがありません。それでも,来期順位は1位ですし,次点獲得でもフリークラス入りとなるのは,非常に有利なのは確かです。余談ですが,今回昇段する服部新四段,谷合新四段はともに次点獲得者。やはり,次点を獲得する人は,四段昇段者に匹敵する実力があるということではないでしょうか。年齢的にもチャンスは多くないので,西山三段には頑張りを期待しています。

2020年3月6日(金)

第69期大阪王将杯王将戦七番勝負第5局2日目が行われ,広瀬八段が渡辺王将を破り,王将位初戴冠に王手を掛けました。非常に難解な将棋で,今期最高クラスの内容だったのではないでしょうか。広瀬八段にとっては,渡辺王将の先手番を破り,非常に大きな勝利。第6局も熱戦を期待しています。

将棋の調子が上がってきました。本日の帰宅時に敗れ,連勝は7でストップしてしまったものの,原因は通信切断によるもの。局面自体はソフト検索で+3000点以上と必勝でしたし,手の流れも非常に良かったので,自分としては満足しています。このところ負けが込み,レーティングも相当下がってしまっていたので,徐々に巻き返していきたいと思います。

2020年3月5日(木)

C級2組順位戦最終局が行われています。一般的には,一番下のクラスなので抜けるのが簡単と思われていそうですが,トップ棋士ですらこのクラスで足踏みをすることが多いのは有名です。何せ,50数名の棋士が3枠を争うため,順位の悪い新人の棋士は全勝しない限りほぼ上がれないという厳しさ。今期は既に髙見七段が昇級を決めていますが,残る2枠の争いは熾烈です。また,降級すると順位戦を指せなくなるため,こちらの影響も甚大。生活の懸かる戦いだけに,深夜まで熱戦を期待しています。

第69期大阪王将杯王将戦七番勝負第5局が始まりました。戦型は,渡辺王将の先手番で相矢倉に。脇システムから渡辺王将が趣向を凝らし,見たことのない戦いとなりました。個人的には,渡辺王将の攻めがうまく行っているようには見えませんが,このあたりまではある程度の事前研究が可能な形なので,成算はあるはず。明日はどのように攻めをつなげていくのか注目したいと思います。

2020年3月4日(水)

また首筋を痛めてしまいました。先日,貼り薬でかぶれたばかりなので,今回は塗り薬と内服薬で何とか凌ぐつもりです。基本的には凝りが原因なので,病院へ行ったところで同じこと。もちろん,効能が高い薬をもらえる可能性は高いですが,その時間を捻出するのが大変というのが正直なところです。職業病でもあるので,だましだましつきあっていきたいと思います。

ようやく朝型生活にも慣れてきました。もともと,睡眠時間さえ確保できれば,朝早く起きるのは苦にしない方。普通に生活していると,ついやりたいことを優先して夜更かしをしてしまいますが,子どもと一緒に寝るという明確な指針があると,意外と早く寝つけれるものですね。早起きもできていますし,昼間も眠気も感じないので,当分はこの生活を続けたいと思います。

2020年3月3日(火)

C級1組順位戦が行われ,藤井七段と佐々木七段が昇級を決めました。どちらも大器と言われており,とくに佐々木七段は思ったより上がってくるのに時間が掛かったという印象です。もっとも,近年は順位戦で30代の棋士が昇級することも珍しくなく,実力が伯仲しているのも確か。これもソフトの影響なのでしょうか。話を戻しますが,両先生はA級に昇るだけの力があると思うので,さらに上を目指して戦って欲しいと思います。

時差通勤2日目ですが,唯一の弱点は出社前に書店に寄れないこと。これまで,欲しい本は朝一番で買っていたのですが,時差通勤をするとまだ開いていないのです。帰りに立ち寄れば良いのですが,この時間帯はレジも混んでおり,やや億劫。昼休みに出向くなど,方法を考えたいと思います。

2020年3月2日(月)

今月のアマレン,詰パラ,将棋世界が届きました。最近はなかなか読む時間も取れませんが,これだけは子育て中でも継続購読したいと思っています。肝心の中身については,今日は読む時間が取れなかったので,明日からじっくり読む予定。まずは通勤時間のお供として楽しみたいと思います。

時差出勤を始めました。金曜から慣らしていたので,特段の問題もなく出社することができました。1日がやや長く感じますが,これも慣れの問題。期間限定ですし,この習慣に体がついてくるようになれば,それなりに生活しやすいのではないでしょうか。コロナウイルスも流行っていますので,体調管理には十分気をつけたいと思います。

2020年3月1日(日)

東京マラソンが行われ,大迫選手が日本新記録をマークして4位に。オリンピックの代表争いで大きくリードしました。レースの肝心なところは子どもと散歩に行っていて見逃したのですが,序盤から積極的に前へ出た姿勢はとても評価できると思います。ほかにも,2時間6分台,7分台の好記録をマークした選手が多数出るなど,高速化を印象づける内容でした。一方,これだけの好記録が出ても優勝争いには全く絡めず,アフリカ勢との力の差も顕著に。この差をどう埋めていくのか,今後の取り組みにも注目したいと思います。

第45期棋王戦五番勝負第3局が行われ,渡辺棋王が本田五段に快勝し,防衛に王手を掛けました。矢倉模様から互いに急戦に出るという昨今流行の戦型となりましたが,渡辺棋王が機敏に戦機をとらえ,そのまま圧倒。矢倉に対する経験の差が出たように感じました。もっとも,この手の戦型は昭和に数多く指されており,ベテランでも力の出る格好。こういう形が流行することで,羽生世代のようなベテラン勢が復活することもあるかもしれません。次局は本田五段の先手となるので,再び相掛かりで力を見せることができるのか注目しています。

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